今日、久しぶりに父の仕事場に行ってきました。
80半ばを過ぎた父は、自営業なので定年はないので今まで仕事を続けてきたのですが、そろそろ閉めようと思っている様子。
色々な荷物を整理していて、私が生まれた時の写真やら何やら出てきたので、母が持って行けといって手渡してくれた1冊の帳面には、父が書き込んだモノでした。
私が生まれたときの様子のところには・・・
株で大きな損失を出した とか 健康面も頭痛に肩・腰痛良くない とか
店舗の契約更新 ・・・などなど
人生のどん底状態だった らしい
まぁ、今だったら、「父として」ありえない事書いているんですよね
昔の人間だから、マイホームパパじゃないのも仕方ないのかもしれないですが・・・
人間的にもかなりの変わり者だったのかも。
でも・・・こういう事を書くこと自体、私はプププっと笑ってしまって・・・憎めないと思ってしまう。
命名のところに、「仲人の○○氏 奥さんに似るように 」と書かれているところから、普通の人ではなんじゃないかと推測できるわけで。
(若い頃はジェリー藤尾に似ていましたから、見た目そんなに変な顔でもないかなと・・・)
でも物心つく前からこの父だったので、それが当たり前で育ったのだけど、自分が大人になった今・・・
この記述を見ると・・・やっっぱり変人だったんだな~と妙に納得できるんです。
ただ・・・この仲人さんが父と母をお見合いさせたわけで・・・後悔の念があったのか・・・・そのあたりは謎です。
もしかしたら、命名の時に「こうなってはいけない!」とおまじないでもかけたんでしょうか??
結果としては、仲人さんの希望もむなしく、父とそっくりな見た目と性格になっているんで、命名の魔法も効かなかったようです
一つ救いがあるとしたら、父ほどの“ヤマっ気”はありません
今日の出来事は、私が生まれた時の父と同じ歳になった私に、きっと神様からの粋な計らいだったのかもしれないです。