2025年の元日を迎えたのは、岡山県の休暇村蒜山高原です。

年またぎででの旅は、まだまだ続きます〜

2025年1月1日

京都→広島→岡山と泊まり、次の宿泊地は、隣の鳥取県。

お正月なら初詣、と行きたいところですが、混雑必至。

お参りは大晦日に済ませました

(鳥取県の金持神社…記事を遡っていただければ嬉しいです)

一日ゆっくり過ごせる日は、この旅でこの日だけ。

さて、どこに行こうか…

旅に出る前に夫に「どこか行きたい場所があれば調べておいて」と言われて、探しました。

でもね、元日でしょ。どこもかしこもお休みですよね。

しかも、山のほうは雪で長期冬期休業

夫も下調べしていました。

「混浴入れるか？」と聞かれ、

『湯浴み着があれば大丈夫』と答えました。

昔行った、万座温泉の露天風呂や、乳頭温泉郷鶴の湯の露天風呂を想像していました。

目的地の岡山県の湯原温泉郷は、こじんまりとしていて、昔懐かしい感じ。

川沿いのに下ったところにある大きな駐車場に車を止めて、まずは、目的の混浴露天風呂を偵察しに行きました

(駐車場は無料！)

10:29 駐車場から道路に出る階段のところに、

隠そう下半身！！

しばらく歩いて行きます

この先、車両の侵入は出来ません

まっすぐ先に進みます

この写真の左手に温泉街への橋があり、左手の大きな建物は温泉旅館です。

下に付いてる装飾と上に書いてある絵、グロイ

どんどん先を進む夫、いつものこと

露天風呂の様子は後ほど…

クイズ番組のCMのように、決して引っ張ってるわけではありません。

他人には迷惑をかけないこと

人様に迷惑かけないために、準備しなきゃ！

駐車場に戻り、観光情報センターへ

湯原温泉観光情報センター(湯原温泉ミュージアム)

湯原温泉ミュージアム｜真庭観光WEB2024年4月から火曜日休館になります窓口には真庭エリアはもちろん、近郊の観光パンフレットも設置1階はお気軽にお立ち寄りいただける休憩所。人気のスリッパ卓球や県北初の古本市場はんざき店もあります。２階には湯原温泉とゆかりがある旅行作家の野口冬人先生の貴重な書物の展示をはじめ、湯原温泉ゆかりの俳優　沼田曜一さんが語る「おこりじぞう」に関する展示（R6.7末…

www.maniwa.or.jp

こちらで、湯浴み着のレンタルができるとのこと。

受付の方にお話を聞こうと中に入ったら、よく出来た猫のぬいぐるみが…

10:54 生きてる！

か〜わ〜い〜い〜

全然目を合わせてくれないので、触るのは我慢しました。

受付の方から、ここでもレンタルできるけど、砂湯に近いところにもレンタルできるところがあると教えていただき、来た道を戻りました

入浴後返すのに、近い方がイイからね。

教えていただいたのは、湯本温泉館

湯本温泉館

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www.city.maniwa.lg.jp

中に入ってから、日帰り入浴施設と知りました

(近くのお宿に泊まっているらしき、宿の浴衣姿のご婦人たちが出て行きました)

受付で湯浴み着を2,000円でレンタル。返却で 1,000円返金されます。

バスタオルはお買い上げのみで、一枚 1,000円。

バスタオル、高っ！

でもしょうがないよね。

大きなタオルがないと、着替える時丸見えだもの〜

夫とふたり分、二枚購入。

さあ、準備万端！

砂湯にレッツラゴー！！

再び川沿いの大きな駐車場に車を止めて、歩い砂湯に向かいます

簡素な脱衣所有り。

女性用には端に、周りから見られない、カーテン付きの小部屋があります。

(男性用には隠れる場所が無いので、バスタオルが必要と思って買ったわけです)

フィリピン？ベトナム？の若いママさんと4、5歳の子供(旦那さんは日本人)が湯上がりで着替えをしていました。

私が、ふむふむ、この中で着替えられるのね。

でも、真っ暗だなあ

　足元はびしょびしょだし。

なんて大きなひとりごとを言ってたら、そのママさんが「ここにスイッチありますよ」

『あ、ありがとうございます！』と、横に貼られている注意書きも読まずに、私は押しちゃったわけですよ。

いきなりサイレン鳴りまくり

緊急時のブザーだったーーーーー！！

若き異国のママさんは、何度も謝って。

すぐに連絡先の観光情報センターに電話して、解除の方法を聞いて。

でも何回も押しちゃったから、なかなか止まらない

内心焦りながら「あとは私が」と、笑顔でママさんを送り出し…

どうにかこうにか、やっと止まってくれました。

「みなさま、大変ご迷惑をおかけしました」

大きな声でお風呂に向かって言いました

さて、湯浴み着に着替えて、いよいよ混浴に入浴です。

かけ湯、難しい

ちゃんと体の汚れを落としてから、先に入っている夫のもとへ。

水を弾く、エコバッグの生地のような湯浴み着が、お湯の中でふわふわします

最初に入った美人の湯はとてもぬるくて、寒〜

一緒にいた男性から「今日は暖かいから、まだ温かい方なんですよ〜」と教えてくれました。

次に入った長寿の湯は、ちょうど良い

11:24 記念写真、撮りましたとも！

それにしても、対岸に建つお宿から丸見えだわ

丸見えどころか、みなさん隠していらっしゃらない

隠そう！下半身！！

まあ、いやらしさを感じないからイイけどね。…イイの？

入浴してるのは、全体で5人程度。

少ないのは元日だからか？

美人の湯、長老の湯のほかに、もうひとつ露天風呂あります。

でも、入らなかったんです。

なぜなら、異様なカップルがのんびりしていたから。

女性は上半身マッパのモロ出しで縁に座っていて(風邪引くぞ！)

その女性の膝の上に男性が頭を乗せて横たわってました。

いやらしさ炸裂

ブザー事件の時の小さな子供がいた時は、そのふたりはわずかな岩陰でイチャイチャしてたのでした。

子供がいるのに、そーいうの、やめて欲しい

あーいう輩は、見て欲しくてやってるから、全く無視しました…って、よく見てるじゃん

11:41 お湯に入ってたのは15分くらいかな〜

湯浴み着に、変なアップリケ。

これって、案内板の装飾と絵と同じ生き物じゃない？

これは、オオサンショウウオです。

調べてみたら…

・ここ真庭市は、オオサンショウウオの生息地域で、

・この地域でオオサンショウウオは、"はんざき"と呼ばれてる。

・はんざきセンターという、オオサンショウウオを観察できる施設がある。

真庭市のウェブサイトには、チャーミングな生きもの「はんざき」って書いてあるけど、

この "はんざき" の由来について真庭市観光WEBにこう書かれてました。

湯原温泉では半分に裂かれても生きているという言い伝えから長寿のシンボルとして親しまれています。

半分に裂かれても…

駐車場までの道のりで、砂湯に向かう私たちより先輩のご夫婦に話しかけられました。

「脱衣所はあるけど、湯浴み着は必要ですよ〜」って私が言ったら、湯浴み着は、いつも待ってます！と、バッグをぱんぱんと叩いて

いってらっしゃい〜

12時頃、湯浴み着を湯本温泉館に返しに行って、夫に勧められて新品を購入。

6,000円！高っ！って心の声が漏れ出ちゃった。

お店の方は「なんかね、ワコールなんですよぉ」って

ワコール…懐かしいなぁ。

若い頃、ワコールの下着はいい女のステータスだったな。

湯原温泉郷出発

2024-2025旅《13》に続く

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