こんばんは、鳥取で漢方のプロを目指して勉強中の「いわさよしこ」です。


こないだ薬局にいらっしゃった お客様が「慢性の肩こりなんだけど、葛根湯が良いと聞いた。葛根湯をください。」とのこと。


うーん・・・


お話しを聞く限り、この方に葛根湯は必要ないかもしれないと思いました。


葛根湯は元々風邪の初期症状を改善するために作られたお薬です。


風邪の初期症状の中でも、背中がゾクゾク寒気がしたり、クシャミが出たり、首の後ろや肩が張ったりする「寒い邪気」が身体に入った時に葛根湯を使うと効果的とされてます。


なので、ゾクゾク寒い風邪と一緒になった肩こりや、冷房が効いた寒い部屋での肩こり、つまり冷えが身体に入った肩こりには葛根湯を使うと良いと、
中医研修塾の先生に教わりました。


ちなみに風邪の悪寒がして30分以内に葛根湯を飲むと効果がとても出やすいんですよ~


じゃあ肩こりを漢方で改善するにはどうしたらいいのでしょう?


ひとくちに肩こりと言いますが、実は色んな原因があるので、肩こりでお悩みの方はパンダマークの日本中医薬研究会会員店の薬局・薬店にご相談くださいね。


きょうのまとめ:風邪や冷房などで冷えの邪気が身体に入った場合の肩こりに、葛根湯を使うと良いとされてます。

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