ツキノカニです。
最近私は、瞑想の良さをこれまで以上に実感しています。
瞑想は呼吸がとても大事で、私はまず目を瞑り、深呼吸を4秒間隔で吸う・吐くを4〜5回
繰り返します。朝起きてする方が雑念が少なくて良いです。眠りと起きている狭間にいる
と宇宙ともアクセスしやすいと私は感じています。
宇宙とアクセスではなく、瞑想をしなくとも呼吸法を実践するだけでもかなり違います。
米・カリフォルニア州にハートマス研究所という研究機関があり、
心臓の心拍数が与える脳への影響とそれをコントロールする方法として
コヒーレンス法(心臓呼吸)があります。
健康マニアなら既にご存知の方もいるかと思います。
今回はそんな話し。
脳というもは五感で感じた事を分析する部位ですよね。🧠
何かを聞いたり、見たり、触ったり、とそこに不安要素があると緊張が走りストレスを
感じます。脳がストレスを感じると心臓の心拍数が上がり鼓動が速くなります。ドドドっ
ストレッサーを感知すると、脳の視床下部という部位からの信号によって、自律神経系
(交感神経と副交感神経の交互作用)に影響を及ぼし、心拍リズムが乱れます。
脳が感じている不安が心臓に伝わると体全身が緊張してしまうのです。ピキーん
これらは、仕事においてもスポーツにおいても勝負事においても判断力を鈍らせます。
んじゃ、心臓の心拍数が脳からの影響を受けるのであれば、その逆もありということ。
コヒーレンス法は心臓の心拍数を安定させ脳の働きを回復させるという、科学的な実験を
重ねることで生み出され、効果が実証された、より理想的なコヒーレンス状態を作り出す
ためのメンタルトレーニング法だそうです。
私たちは走っていても、リラックスしていも心拍の間隔は、メトロノームのように一定では
なく、これを、心拍の変動性 Heart Rate Variability(HRV) と言うそうだ。
心拍変動(HRV)を高めると、生理学的な健康、心理的な健康にも関わっていて多くの問題の改善に役立つと言われていて、例えば、高血圧、心臓疾患、慢性疼痛、喘息、COPDなどです。そして、不安やうつ、PTSD、過敏性腸症候群(IBS)などの心理的なことが関わってくる問題の改善にも役立つことが研究でわかっています。
さらに、記憶力、注意力、状況の把握、目的に沿った行動、社会性など、認知や行動的な
部分の改善にも影響を与えます。この乱れた心拍リズムが、脳の認知機能に影響を及ぼし、落ち着いて考えることを阻害するのです。
この心拍変動(HRV)を高める方法がコヒーレンス法(心臓呼吸)です。
コヒーレンス法(心臓呼吸)
間隔としては週3回とかではなく、毎日行う方が効果的です。
1回5分、1日2-3回が目安と言われる場合や1回15分〜20分の方が効果があると言われる
場合もありますが、自分のペースでまず行ってください。
お風呂の中や電車を待つ間、仕事に入る前、トイレでも良いかと思います。
まず、
ハートに意識を向けて、自分の心地よいペースで、ゆっくりと息を吐いて吸ってみる。
心臓に意識を向けてくださいね。
鼻から息を吸う。4秒間
鼻から息を吐く。4秒間
※口呼吸の人は口からでOKです。
これを4〜5回行う。呼吸に集中してください。頭はできるだけ空っぽ。
私は仕事中に咄嗟にする時もあります。焦って心拍数が上がったと思った時に行います。
私たちの心拍は、息を吸うと心拍数が上がって、息を吐くと心拍数が下がるという自然な
リズムがあります。いつもよりゆっくりと深い呼吸をすれば、HRVが上がります。
毎日、このトレーニングを行うだけで、数ヶ月後にはHRVが改善されるそうです。
心拍数が落ち着いてきて、気持ちも落ち着いてきたらそれがコヒーレンス状態です。
この状態に持っていくにはやはり15分から20分ぐらい最初はかかるかと思います。
ですので、瞑想と兼ね合わせるととても効果が期待できます。
瞑想はスポーツ選手ですとイチロー選手などは試合前に20分ぐらい行っていたそうです。
完全に自分の内に入り、周りの影響を受けないのだと思います。
あと、有名どころでは以下の通り。
- マイケル・ジョーダン
- タイガー・ウッズ
- マイケル・ジャクソン
- レディ・ガガ
- リチャード・ギア
- アンジェリーナ・ジョリー
- ジョージ・ルーカス
- クリント・イーストウッド
- 松下幸之助
- 稲盛和夫
- 市川海老蔵
- 長嶋茂雄
- 本田圭佑
- 長谷部誠
瞑想の目的は内なる自分を知るという事。自分にアクセスするんです。
自分に問いかける。自分から答えをもらうのです。
瞑想中や呼吸法の最中は頭が空っぽにできるのが理想ですが、人間には思考があるので
色々と考えてしまいますよね。
その場合は、ポジティブな事を思い描く方がいいですね。
例えば、ペットと戯れている自分や昔楽しかった時の思い出や好きな事をしている時の自分
などです。決して、嫌いな人を思い浮かべないでね。
ストレス社会をどう生きるか? 意外とヒントは自分の中にあるんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。