ツキノカニです。
2011年から2019年まで始めたボランティア活動。
そこで知り合った仲間がある飲み会でこんな話しをしていました。
「下の娘が最近反抗期で何を言っても反抗的なんだよね。」
って少し困惑した面持ちで最近の出来事を話し出しました。 私は聞き終わると、
「でも、娘さんはKさんを選んで生まれてきたから大丈夫よ。」
するとKさんは私の発言に驚き、
「ええー、ないない。そんな訳ないやん!!
カニちゃんはそっち派なんや。」
少し奇異な目で私を見たのでした。
でも、私は、
「ほんまやで。まじ。みんなそやで。ほんまに。」
と、言いましたが、何度も「ないない」と首を横に振りました。
書店でも生まれてくる前の記憶の本が出版されたりして、親を選んで生まれてきた子供の
リアルな記憶が沢山記載されております。
私は自分自身、この事を知った時は何も驚くことなく、ストンと胸に落ちました。
幼少期の頃から「どうしてこんな家庭に生まれたんだろうか」「なんでこんな親の元に
生まれてきたんだろうか」「なんで自分はこうしてここに存在するんだろうか」
「なんで・・・なんで・・・」小学生の頃からずっと疑問でした。
私が8〜10才頃のある日、父に夕飯後タバコを買ってくるように頼まれました。
ほぼ命令口調です。私は渋々家の玄関の扉を開けて外に出ました。
いつも空を仰ぐ癖があり、その日も自販機までの道のり星空を見上げながら歩きました。
幼少期の頃よりなぜか家族に対して愛情が湧かない自分を感じていました。
いつもケンカが絶えない両親。嘘をついて人をたぶらかす癖のある兄。
甘えるという行動が取れない環境。家庭内で孤立した自分がいいしれなく悲しかった。
「本当は知ってるんでしょ?なんで助けてくれないの?なんで黙ってるの?」
毎回、空の星に向かって心の中で叫ぶ自分がいました。
その時感じたのはジーーーーーーーーっと上から眺められている様な感覚。
絶対見てる癖に!!!!
私は18才の時に今の家族と縁あってこの世に転生していると言われました。
ショックと同時にミッションなのかな、と思いました。クリアしないといけないゲーム。
なぜかその時そう思ったのでした。
今、これらの本が語るように自分で親を選んで生まれてきたという事を知ると
やはり自ら設定して生まれてきたんだな、と。ある意味心が軽くなりました。
たまたまではなく、自分自身がこの環境・この両親・この容姿を選んだことに大きな
意味があるんだな、と。
20才ぐらいの時に一度だけ母に感謝を述べたことがあります。
母とは比較的仲が良かったので言えたのだけど、
「今の両親の元に生まれて良かったと思う。」と。
その時の母のなんとも言えない喜びに満ちた顔が今でも脳裏に焼き付いています。
子供の頃から兄は親の顔色を見ながら言葉を選び、機嫌を取る人で愛想が良い子でした。
私は「愛想がない」「何を考えているかわからない」「不細工」と父親から散々言われ
続けて、反抗的な子供でした。
意味を知り、この頃より自分から親に歩み寄ろうと努力をしていた時でもありました。
※今でもこんな子供多いんじゃないかな。
そこで、現在、占星術をしていて思うことは、これまた偶然ではなく生まれてくる前に
自分でレールを引いた人生を歩むべくホロスコープとなっているということ。
例えば、ある人のホロスコープを見た時に「親に苦労してるんだな」「寂しい幼少期だな」
と読める場合、この人は自らこのホロスコープどうりに生きる人生を設計して生まれてきた
と言えます。
なんで?
宇宙的に言うならば、
「一度、この設定で生きてみたい」
「味わったことのない体験をしてみたい」
「前回(前世)はクリアできなかったから再度挑戦してみたい」
全ては自らプログラムしたゲームだからです。
そんな簡単に言わんといてや!ですけども、事実です。
一度、自分のホロスコープを紐解いてください。知ると言うことはとても大事なこと。
病気でも原因がわかると気持ちが楽になりませんか。
地球時間から見たら人生は80〜100年余し。短いもんですよね。この人間の体に転生する
ことも稀なこと。爪の上の砂ほどです。
だから、苦しくてもリセットボタンだけは押さないで欲しいと願います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。