肝硬変になった時、夫は最初

「10年生きられない」と言われた。


ただ、お酒をやめれば、

生きながらえるかもしれないとも。



10年生きても子どもは小学校を卒業してない。



やはり気になるのは予後、余命。

ネットで調べました。




ここから先は、もしかしたら読むのに覚悟が必要な人もいるかもしれません。




当初は余命10年足らず。

そのまま良くならず。


自分が医師から聞いたこと、ネットで調べたことなどから

1年後くらいには夫の余命は2、3年なのではないかと思うようになりました。



たぶん、子どもの卒園まで保たないと。



食道静脈瘤が破裂して

移植しかないと言われ、

どんどん削られていく余命。



医師は「10年」と言って以来、余命についてははっきり言いませんでした。

はっきり何月中ではないか、とか数日とか言われたのは素人目にも本当に悪くなってから。



肝硬変の診断を受けた時から2年後くらいまで、

肝硬変の重症度を表す、Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類はgrade B。

その後はBとCを行ったり来たり。


gradeはA、B、Cとあって、Cが最も悪い。


Bの予後は、ネットで調べると

生存率71.0%とか

半数以上は3年後にgrade Cへ移行するか死亡。

などと出てきます。




ではアルコール依存症は?


アルコール依存症の平均寿命は52歳くらい。



ネットの情報がどこまで正しいのか、わかりませんけど、

夫は3年後にはgrade Cに。


そして3年半後、アルコール依存症の平均寿命52歳より少し早い50歳で亡くなりました。