SHOCKを見たら、久しぶりにステージについて語りたくなったので、
今日は長文になるかも?
消えないようにしないと(^_^;)
『Endless SHOCK』という舞台が数あるミュージカルの中で1番好きだという事はもう何回もblogでも書いてるし、
5年間でおそらく20回くらいは生で観劇してると思う。
でも、その一度も『今日はセーブしてたな』って思った事がない。
もちろん向こうからしたら、私が行く日は700回以上の公演中、ランダムに選んだ20回な訳で、それで一度も手抜きしてないんなら、絶対、毎回全力なんだと思う。
正直、心のどこかでは『今日くらいはちょっと手抜いてるって所があるんちゃうか?』
って期待(?)している自分もいて、
というのも、
あの人達だって人間なんだから、そういう所を見て安心したいって言うのかな?
多分、自分を正当化したい為なんだと思う。
サイテー(>_<)
『ほら~なんだかんだ言ったってさ、人間なんだから、毎日ずっと100%でやるなんて無理なんだよ』
って。
でも、それでも毎回、私の期待(?)は裏切られる。
今夜の堂本光一も、太鼓のバチを持つ手の指から流血しながらも、やっぱり100%で幕が下りる最後の最後までステージに立っていた。
この場合の100%とはノーミスとかダンスの振りが完璧とか、台詞を噛まないとか、そういう事じゃない。
100%自分の持てる力を出そうとしているかどうかだ。
そして私は毎回、この舞台を見終わる度に、
『私ってなんて未熟なんだろう』
って反省しながら帰路につく事になるのだ。
もちろん私もステージに立つ時は手を抜いているつもりはない。
でも、あんなに、あそこまで全力投球出来ているだろうか?
ファンの欲目なんじゃないのー?とか
何でもカッコイイ可愛いーなんじゃない?
なんて声が聞こえてきそうだけど、
私の見る目は多分、普通の人の数倍も厳しいと思う。
指先まで伸びてるか?とか、ハケる時に背中に気持ちが抜けてないか?とか、
双眼鏡を使って重箱の隅を突くように見てるもの。
もちろん座長だけでなくダンサーやオケの演奏者まで。
でも、誰も気を抜いてないの

なんで?
どうして?
どうしたら、そんなに皆で同じ方向を目指して走りつづける事が出来るのか?
どうやったら、そんな組織が作れるの?
光一君がインタビューで答えてた、
『メンタルを支える為のメンタル』
って何??
どうしたら、そこまでの精神力って出来るんですか?
8月のNHKの特番見たら何かヒントがあるかなぁ…(>_<)
2-3月と公演が終わって7月までの間、まさかのライバル役の交代。
ヤラ君からウチ君へ。
相手役に全く新しい、何も知らない人が入ってくるって、それだけでも大変なのに、
3月との変更点多数


普通、安全策でダンスの振り変えたり、1曲まるごと変えたりしないでしょー(^_^;)
今回、音響さん頑張ったね~

より良く変更されてた所がたくさんあって、やっぱり音の効果はデカイなぁって実感。
内君一人が変わるだけで、こんなにもステージ全体が変わるんだね。
舞台って生き物なんだなぁ…
常に変化し続ける。
だから何回見ても見飽きる事がないし、
毎回新たな発見がある。
このステージを見る度に感じる事。
板って何なんだろう。
舞台って何?
ただの板を張り合わせた物なのに。
どうしてあそこにはあんなに魅力的な魔物がいるの?
なんで私はこんなにもステージという物が好きなのか?
乗るのも見るのも好き。
夢の国だなぁって思うの、あそこは。
多分、私はあそこにいると、人に気を遣って思うように振る舞えなかったり、グループの中でおどけたり、人を楽しませたり出来ないイヤな自分を抜け出せて、
おもいっきり自分の好きな自分になれる場所だからだと思う。
あの空間だけが、自分を最も解放出来る場所。
生きてるって最も感じる場所。
でも、最近はそれがスポットライトが当たってるステージの上以外でも感じられる気がしています。
例えばセミナーやってる会議室だったり、
レッスン場だったり、
ラジオで話してる時だったり…
実は今年の春くらいに、
『もうステージに立たなくても良いのかもしれない』
なんて思った事もあったのだけど、
今はまたちょっと復活したかな?
どうかな?
長いな(笑)
とにかく、五感をこんなにも刺激してくれるSHOCKに感謝

また来年、見に行かせて頂きます

