PCRは RNAウイルスの検査に使ってはならない 大橋眞 徳島大学名誉教授 | 蓬のブログ

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【 PCRは RNAウイルスの検査に使ってはならない】
 大橋眞 著 ( 徳島大学名誉教授 )

🔹 中国武漢から 世界に広がったのは、
ウイルスではなく、PCRコロナ検査キットである

◼ PCRの発明者……キャリー・マリス博士は、…
「PCRは、感染症の診断に使ってはならない」という趣旨の発言をしていた

◼ 彼(マリス博士)は2019年8月に… 自宅で 謎の死を遂げた。
◼ 彼の死を待つようにして始まった 今回の新型コロナ騒動
 
◼ 今回のPCR検査法は、ドイツのクリスティアン・ドロステン教授によって開発された
 
◼(WHOの) テドロスは、
「PCRを徹底して行い、陽性者を隔離せよ」
という施策を表明し、
PCR検査が ゴールドスタンダードの地位を得た
 
◼ あたかも、PCRが最も信頼できる検査法であることが 
自明であるかのように、
世界の 報道機関が PCR検査の結果に基づいた 
感染者数や 死亡者数の 報道を始めた。
  
 
◼ しかし、注意深く見ると、…
《 PCR検査が 確立されたものではない 》ことがわかる

…(米国CDCの文書に)次のような記載がある。
「ウイルスRNAの検出は、感染症ウイルスの存在や2019-nCoVが臨床症状の原因物質であることを示していない可能性がある」
 
…つまり
【 PCRが 陽性になることと、
新型コロナウイルスに 感染していることの間には、… 因果関係が 確認されていない 】
ということである。
 
 
◼ WHOの指示に従い、世界各国が…
PCR検査により 
【 少量の遺伝子の断片が見つかっただけで……
あたかも 危険なウイルスに感染しているのと同等であるとみなす 】
ということになった
 
 
◼また、PCR検査で陽性の結果が出て、後日死亡した人は、
【 実際の死因とは 関係なく 
このウイルスが原因で 死亡したとみなす 】
という基準も、WHOによって新たに出された
 
◼ このように 問題のある診断法を、
《既に確立した診断法であるかのような口調 》で伝えてきたのが 大手マスコミ
 
 
◼ PCR検査では、遺伝子のごく一部しかわからない
遺伝子のごく一部が類似するのは、
生物種を 超えた場合でも、
ごくありふれて見られる現象だ。
 
ヒトゲノム遺伝子の中にも、
今回のウイルスゲノム遺伝子の部分配列と 
類似した箇所が 数多く存在している。
 
 
◼ ウイルスの場合、病原体そのものを用いて 同一性を確認することは、現実的に不可能である
 
そのために、病原体の確認は、病状や環境要因などで診断をすることが一般的に行われてきた。
 
◼当然ながら、症状による診断では、
 無症状感染という概念は 存在しなかった。
 
 
◼ 問題のウイルスが…現時点において 
【 病原体 であるとは、
科学的に 証明が できていないのである。】
 
 
◼ 問題となっている遺伝子を持ったウイルスが 
【 “ 本当に 実存しているのか ” を
確認することも
クローン化が困難な ウイルスでは難しい。】
 
 
◼ そもそも、
【 問題としているウイルスが、
“ 本当に 病原体であるのか ” を 確認することが
 一番重要な 課題のはずである。
 
しかし、…“ この点を 省いて ”
いきなり PCR検査を始めた。】
 
 
◼ 今回の騒動の 発端は、中国上海のグループが…「Nature」に出した論文である。
 
この論文は、武漢の病院に重症肺炎で入院した患者の肺から採集した液体から、
《 ウイルスを 精製しないままに、》
次世代シーエンスの技術を使って決定した ゲノム遺伝子の構造を解析している。
 
 
◼ 実際の 《 新型コロナウイルスの 定義は、公には 明らかにされていない。 》
 
新型コロナウイルスの変異体について言及すると、
PCR検査の正当性に関する問題に 発展しかねない というところが、
問題をあいまいにしているのではないだろうか。
 
 
◼ ウイルスは変異すると、PCRでは検出できなくなる
◼ 99%の特異性 という条件下で PCR検査を行い、
2%以上遺伝子が変異すると、
ウイルスの遺伝子を 検出できないことを示している
 
 
◼ 12月初旬に 新型コロナウイルスが発生していたとすると、
2か月間に2.5%の変異が起こったことになり……
4月には5% ……8月には計算上では変異率10%になっており、…

《 ほとんどの新型コロナウイルスは、
もう検出するすべもないという 理屈になる。》
 
 
しかしながら、7月以降も 
新型コロナの感染者と呼ばれる PCR陽性者が 出続けた。
 
この7月以降の PCR陽性者は、
一体何を 意味するのであろうか、
 
RNAウイルスである 新型コロナウイルスは、
変異率10%になると PCRでは検出できないはずなので、
《このウイルス以外の 遺伝子を 検出している》可能性が高い
 
 
◼ PCR検査は 既に有効期限を過ぎている
いつも一定の 確率で、PCRの陽性者が出るなら、
《 その遺伝子の正体は、
RNAではなく、DNAの可能性がある 》
 
 
◼ 正体不明の 遺伝子を 検出して、
何分の1の確率で 陽性反応を出し続けるPCR検査は
まさに ロシアンルーレットの世界
 
 
◼ 恐怖を 演出するゲームとしては 有用かもしれないが、
《 病原体検査としては、何の役にも立たない 》のは自明であろう。
 
 
◼ そもそも、PCR検査のプライマーセットは、
様々なものが 存在する。
 
日本において最も標準的に使われる…プライマーセットと、
米国CDCのプライマーセットは “ 異なる ”。

異なった 遺伝子断片を 使っている場合には、
《 同じ遺伝子断片を 検出している 保証はない。》
 
 
◼ 無症状感染者が 感染源になるという説は……仮説にすぎない

無症状感染者が 感染源になるという説を唱えた論文は、
今回のPCR検査を開発した ドロステン教授のグループが出したものである。
 
◼ 無症状感染者が 感染源になるという説を 作り出したPCR検査が、
間違いなく 伝播力の強い病原体ウイルスを 検出しているという 確認が必要となる。

しかし、この確認作業を行うような気配はない。
これは一体どういうことであろうか。
 
 
◼今回のウイルスでは、コッホの4原則を ほとんど何も満たせていないのである。

これが 感染力が強く、強い病原性があるというのは、 いかにも 不自然ではないだろうか。
 
 
◼ 中国の論文の遺伝子を持った ウイルスの存在の証明は、
クローン化によりウイルスを純化した後に、遺伝子配列の決定により 完了する。
 
それまでは、
【 この遺伝子を持ったウイルスがこの世に実存するとは言えない。】
 
 
◼ そもそも、ウイルスが強い病原性と感染性を有しているという “ 仮説 ” が 
社会にインパクトを与えている
 
◼ 無症状者が 感染源になるという説は、
仮説に仮説を 積み重ねたものであり、

《 本来は 仮説にもならないレベル 》である
 
 
◼ PCR検査が 遺伝子の断片を検出しているのに過ぎないにも関わらず、
いつの間にか 病原体を確認している印象を 
多くの人に与えている
 
 
◼ PCR検査によって作られたパンデミックは、
WHOが 中心的な役割を果たした
 
◼ テレビは、毎日毎日…
PCR検査しか確実な検査法がないとか、
無症状の人が感染源になるとかいう話を伝えている。

テレビには、極めて限られた顔ぶれの専門家しか登場しない。
 
マスコミは、
「この問題の解決策は、ワクチンの開発しかない」と断定的に語る
 
この様なテレビ番組を見て、世の中がおかしな方向に誘導されていると感じた人もいたに違いない。
 
 
◼ PCR検査の有用性を信じる人が増える背景には、
巧妙に PCR検査を正しいものとする方向に 誘導しようとする、
テレビの報道姿勢の問題がありそうだ。
 
 
◼ 新型コロナワクチン開発競争が、凄まじい勢いで進んでいる。
ウイルスの存在に関する 科学的根拠がないにもかかわらず、奇妙な話である。