あ~~づ~~~い~~~~~ゲッソリアセアセ

試される大地・北海道。

この一週間というもの、携帯型熱中症計で計測した連日の室内日中最高気温が34℃以上。

しかも、7/19(月)の最高気温は38.6℃を記録。。。ゲロー

同日、空知管内在住の友人宅はやはり40℃を超えていたそう。

道内でエアコン設置のお宅は少ないのに。

北海道はあづいよ太陽太陽プンプン太陽太陽

 

 

そんな中、数日前にMs.Annよりメールを頂きました。

今年もまたエスティローダーの練香水・メタルコンパクトの販売があるとのことひらめき電球

詳細が判明次第当ブログで随時お伝えしますので、お楽しみにグラサン

 

 

さて、梅雨が明けた日本列島は真っ赤っかの焦げ焦げ状態。

20年前まではもう少し涼しかった筈なのにねえ。

札幌でいうと1999年の夏に公式気温32℃を記録、14時過ぎにJR札幌駅の函館線・千歳線の線路が高温で歪み、17時過ぎまで運行停止になったのが初かな~キョロキョロ

この時のことをよく覚えているのは、当時シフト制勤務がたまたま14時までの勤務でね。

勤務先の玄関を一歩出た瞬間、もの凄い熱波に驚いたんですよ滝汗

まあ、JRの運行再開まで札幌駅周辺で時間を潰しました(笑)

 

熱中症を防ぐ意味でも、暑い日は出来るだけ涼しい格好で過ごしたいものですが。

この時代はどうだったのだろう?と、今回ご紹介するのはコレ口笛

 

 

Ivory Series「Imperial Princess」 1981年

練香水:シナバー

 

セカイモン経由ebayにて入手

 

とうとうアイボリーシリーズのお姫様が太平洋を越えて来てくれました~爆  笑

 

 

画像検索すると、型により姫君の顔立ちが少しずつ異なりますカメラ

 

 

元となる象牙製の根付も、恐らく綺麗な射干玉の髪なのでしょうねキラキラ

今回ご縁があった容器は、かなり良い状態のモノでしたグッ

 

 

平安時代の垂髪(すべらかし)は裾を引くほどに長く、艶があり、

髪の量が豊かなことが要求されました。

室町時代には髢(かもじ)を繁いで、背中でいくつも結び目を作って垂らすようになり。

江戸時代には結髪式の際に現代のように鬢を張る髪型へ変化しましたベル

 

 

(画像はお借りしています)

十二単の正式名称は、唐衣に裳。

 

 

袖口を見ると、単衣・五衣が綺麗に表現されていますカメラ

五衣の一番上は赤色に彩色されています。

重色目は何になるんだろう、「梅重」になるのかな??

 

 

薄っすらだけれど、何とか見えるかなカメラ

表着の両袖には花の文様が描かれています。

菊のようにも、雛菊のようにも見えるサーチ

 

 

あらま、ピンボケDASH!DASH!

姫君の顔立ちはやっぱり皇室、或いは華族の女性を

モデルにしてるんじゃないかなあ上差し

何となくだけれど、香淳皇后をイメージしてるのかなと感じたり。

穏やかなお顔立ちでしょう?ウインク

 

 

この画像もピンボケ。。。ガーン

姫君の右側の鬢(びん)が顎下で折れてしまっていますあせる

出品時からこの状態だったので、意外とお安かったのです。

 

 

左側の鬢はちゃんと残っています。

 

大和和紀さんの代表作の一つ「あさきゆめみし」をはじめとする、平安時代の装束を描いた漫画やイラストを見ると。

女性の成人式にあたる「裳着」の儀式で、髪を左右に分けて横髪の一部に鋏を入れて切り揃える描写がありますよね。

 

個人的にはこの鬢の部分も黒く彩色してほしいと思うけれど。

1981年当時の米国情勢としては他民族の、それも敗戦国であるアジア小国の文化に漸く焦点を当て始めたという感じなのかな真顔

同時期に中華デザインの練香水容器も販売されたのは、東西冷戦に加えて、社会主義国であり文化大革命終了後の中国への配慮もあったのかもね~。

 

 

ちなみに。

1981年1月に米国大統領へ就任したのは、第40代となるロナルド・レーガン氏。

中曽根首相との関係が良好となり、殊に「ロンヤス会談」は有名でした。

 

 

商品シールは経年により剥がれていましたが。。。

蓋を開けると、蓋裏には「©Estee Lauder」の刻印が。

容器本体には、鍵紋(雷紋)が赤いエナメルで描かれていますウインク

 

 

姫君の大きさ的にはソフトクリームとどっこい(笑)

 

姫君の衣装ね、初めは唐衣に裳かと思ったのだけど。。。

よーく見たら唐衣や裳は着けていないんですよ、この姫君びっくりハッ

なので、表着を身に着けているようです。

 

(この画像はお借りしています)

二枚の画像は香淳皇后。

左は唐衣に裳を着け、大垂髪を結って額上に釵子(さいし)と呼ばれる髪留めをつけ、

檜扇を持った正装姿。

 

右は、大垂髪こそ結っているものの釵子は付けておらず。

表着を着用した日常着(略装)になるのかな?

どちらかと云えば、右のスタイルが練香水容器の姫君に近いのかなと思うけれども。

 

 

(画像はお借りしています)

一昨年2019年5月、令和の御世になってから初めて宮中祭祀に臨まれた

皇后陛下のお姿。

 

姫君が着ているのは「細長(つつなが)」の可能性もあるけれど、

皇后陛下が着用されている祭祀用の衣装の可能性もあるかな~ニヤリ

モデルとなった姫君は案外、伊勢神宮の斎宮である可能性もひらめき電球

 

 

姫君を忠実に再現したエスティローダーも素晴らしい仕事だけれども。

。。。元となった根付を製作した根付師さんはどなたなんだろう?

ご存じの方がおられましたら、ぜひご教授願いますニコニコ

 

 

アイボリーシリーズの を狛犬のように左右に配置してみたら、

動物達の方が遥かに大きかった(笑)

 

 

更に眠り猫も(笑)

なんとなく百鬼夜行チックに笑い泣き

 

 

アイボリーシリーズをも集め始めて、思いがけず早く姫君とのご縁が叶いましたキラキラ

十二単は、日本の伝統ある衣装の一つ。

日本でも販売されたのではと思いますが、日本語の商品シールを貼付した姫君を見た記憶がないのよね~キョロキョロ

 

日本語の商品シールを貼付した姫君をお持ちの方がおられましたら、一報くださると嬉しいです照れ

練香水の種類も併せて教えて下さると良いなあ。