ただ今、今季最大の寒気が襲来中。
外はシバレて、メチャクチャさぶいです。。。
一昨日の2/5夕方には、翌6日昼過ぎまで自宅周辺域に大雪及び雷警報が出たと、自治体の防災メールが届きましたが。
5日の22時過ぎには警報解除され、注意報になりました。
でも、隣接する札幌市は大雪・雷警報のまま
1月は本当に雪が無くて、50㎞以上離れた山奥から雪を運んで漸く雪像が完成し、2/4~2/11まで札幌雪まつり開催中なんですが。
自宅周辺域の積雪量は大したことなかったのに、昨朝札幌は大雪になったそう。
雪像は真っ白な化粧雪があった方が見栄えするので、丁度良かったんじゃないかな?
寒波が過ぎ去る来週はまた3月並みの気温になるらしいので、雪まつり最中に雪が融けて中の桁材がむき出しになったり雪像が壊されるよりは良いモノね
ただ、知人情報によると、人数は減っているもののインバウンドの姿はあり。
マスク不足のせいか、マスクをしないまま市内各所を観光したり入店する人が多いとの事
これから雪まつりを見に行こうと思われてる方は、マスク着用されて下さいね~。
玉響も週末は久々友人に会いがてら、マスクをしつつ、ウン年振りに雪像をチラ見して来ようと思います
さて、本日ご紹介するのは香水でございます
これまでにも幾つか香水をご紹介してきておりますが。。。
皆さんは、ご自分で働いて得た収入で初めて購入した香水を覚えていますか???
玉響の学生時代は、せいぜいが8×4やシーブリーズ系の制汗スプレー類でした。
(当時はあまり好みの香りのコロンもなかったし)
初めて自分で購入した香水がコチラでした
資生堂「シャンデュクール」 1992年
パルファム
フリマ系サイトにて購入
資生堂が誇る名香の一つ、シャンデュクールでございます
短大卒業し新社会人として就職した年の初夏に発売されたのが、シャンデュクールでした。
年バレる~(笑)
シャンデュクールのパルファムといえば、このオリーブオイルのような
若葉色の香水と、銀杏のチャームがアクセントでした
新社会人当時は、母の勧めもあって資生堂でメイク用品一式を誂えました。
二度目にお店へ訪れた際に、新発売のシャンデュクールを見せてもらい。
ムエット(試香紙)を嗅いで、5月に萌え出る銀杏の若葉のような緑色で良い香りだなあと、発売当時思ったものです
海外の香水サイトではシャンデュクールの発売年を1993年と紹介していますが、海外での発売は1年遅らせたんですね。
裏側より撮影
訪れた店舗には、シャンデュクールのパルファム及びオードパルファム、オードトワレもあり、三種類とも試香させてもらいましたが。
一番高かったけど、一番香りのよかったパルファムを思いきって購入
銀杏のチャームが可愛かったというのもありますが、グリーン系の爽やかな香りも好みでした
その場には資生堂の「ばら園」や1990年発売の「アンジェリーク」もあり、アンジェリークも試香させてもらいましたが、シャンデュクールに軍配が(笑)
あらら、画像がボケてる~
真横からの撮影
Chant du Couerとは、フランス語で「心の歌、心の響き」という意味。
世界を代表する調香師エドゥアール・フレシェと、ジュエリー・デザイナーのアンジェラ・カミングスのクリエイトによる、世界品質のプレステージフレグランスと謳って販売されました。
「青く、果てしなく広がる海と空、
豊かな地球の息吹をボトルに封じ込めました」
という説明が当時のリーフレットに説明されていましたが。。。
海と空の色というより、大地の新緑の色でしょうと未だに思います
それに、ボトルデザインしたアンジェラ・カミングスは、このボトルはハートをイメージしたらしいのですが。
銀杏の葉のチャームを付けるあたり、香水の色からしても資生堂上層部は銀杏の若葉色を連想したんでしょうね。
玉響は銀杏をイメージしたデザインボトルだと長年思ってましたし、未だに思ってます
一方、調香師のエドゥアール・フレシェは数々の香水を世に送り出しています。
最も有名なのが、ディオールから1985年に発売されたプワゾンではないかと
「毒」と名付けられたこの香水、実は1983年には既に新作香水名が決定していたにも拘らず、香水名を知っていたのはディオールの上層部のみと発売まで徹底的に秘密にされ。
フレシェは予め香水名を知らされずに調香、ディオール社に採用されたものの、新作香水の発売を知らせる新聞広告で初めて香水名を知り驚愕したのだそう
プワゾンのボトルデザインをしたガラス工芸作家のヴェロニク・モノーもまた、新作香水の名称も、どんな香りかも知らされないまま複数デザイン案を提出し、ディオール社が選択したのはアメジスト色のリンゴの形のボトルだったとのこと。
彼女もまた、新聞広告を見て初めて香水名を知ったそうです
。。。個人的にはプワゾンの香りは大の苦手なんだけど。
1994年に発売された姉妹品であるタンドゥル・プワゾンは青リンゴボトルになりましたが、バブル期~90年代はヴィトンのバッグを持ってプワゾン付けてる人が多かったですね~。
当時の職場でプワゾン付け過ぎな人がいて香害そのものでしたが、苦手なタイプの人だったこともあって指摘できませんでした
底面部を
20mlで、20,000円と国産香水にしては高価でしたが、
シャンデュクールは年齢問わず大人気でした。
玉響も初めて購入した一瓶は全て使い切ったんですよ。
その後、資生堂からヘアコロンとして「ビバーチェ」が発売され、当時は「嫌煙」という考えが職場全体になかったのもあり。
制服だけでなく髪や肌にもタバコの匂いが付いて逃げ場が無く、非常に困っていました。
しかも、北海道は女性の喫煙率No.1。
部署が違ってもロッカー室は一緒なので、タバコを吸う女性が年齢問わず多くてね~
タバコの匂いを消すためにビバーチェに切り替えたものの。
ビバーチェがまた現在出回っている柔軟剤のようなきつい香りだったので、髪へほんの僅かにつけただけで香りが凄い速さで拡散して具合が悪くなり
新発売だったビバーチェはひと月も使わずに処分し、別の香水へシフトしていったのでした(苦笑)
(画像はお借りしています)
数年後、シャンデュクールのボトルはそのままに。
14金の銀杏ネックレスが付いた限定品が発売されています。
限定品の栓は摺りガラスなんですね。
35mlで100,000円(税別)は流石に高額過ぎて手は出せませんでした
この限定品は、香水濃度が「パルファムドパルファム」と表示されているのですが。
パルファムドパルファムという濃度は他の香水では見られません。
なので、資生堂さんは「香水の中の香水」という意味合いで表示したのかなと思います
ヤフオクやメルカリに限定品が出品されており状態も良さそうなので、興味のある方は是非。
シャンデュクールは2007年頃に廃盤となっているので、デッドストックでもない限り未開封ボトルは中々出ないかもしれません。
話は横道にそれます(笑)
シャンデュクールとほぼ時を同じくして。
こちらの香水ともご縁がありました
黒ボトルは、オンブルローズの旧盤パルファム15ml
ずっと探し続けて、やっとご縁が繋がったわ~。
しかも、原材料不足で2001年に一度廃盤になる前の
旧盤パルファムを漸く入手出来たんです
外箱は汚れてボロボロですが、輸入元は当時のわかばさん。
しかも未開封のボトルなのです
どこかの記事で紹介した、スプレー式の旧盤オーデトワレ30mlと一緒に
現在販売されているオンブルローズは一部原材料を変え、旧盤とほぼ一緒の香りだそうですが。
玉響は新盤の香りを嗅いだことが未だ無いので、較べようがないのね~。
ボトルデザインも旧盤のクラシカルな方が好みなのです。
実家に行けば、母に昔プレゼントした旧盤ボトルのオーデトワレ50mlもまだある筈なので、発掘してこなければ。
シャンデュクールの栓を外してみました
以前の所有者さんは丁寧に保管していたようで、
とても懐かしいグリーンフローラルの香り
ガラス栓は同じ大きさのように見えても、
オンブルローズの方が若干大きめ。
クラシックなデザインだけど、手に馴染んで持ちやすいんですよね
さて次回は。
再びエスティローダーの練香水をご紹介していこうと思いますが。
気まぐれで突如違うものをご紹介するやもしれないので、その点ご承知おき下さいませ
通常は二週間で米国から届くのに、一月かかって漸く届いた練香水もあれば、10日掛からずに昨日到着した練香水もある
しかも昨日届いた練香水はまた、開けてビックリ、予想以上にサイズが大きかった~(笑)
そのうちに順次ご紹介予定です