天気予報通り、15日は雪景色となった自宅周辺域。
札幌近郊ではありますが予想よりも積雪は少なく、一昨日16日(土)の昼間は生活道路上の雪も消え、夏靴で歩けたんですけどね。
16日夜から再び降雪し翌朝には再び10㎝ほど積もりましたが、根雪になるのはもう少し先かな~。
とはいうものの。。。
友人は昨朝出勤で自宅を出た途端に今季初のホワイトアウトに遭い、大変な思いをして最寄りJR駅に辿り着いたそうなので、油断は禁物なんですけどね
そんな冬の訪れとともに、この鳥も遥か北極圏から渡ってきます。
今回ご紹介する練香水はコチラ
Glistening Owl 2005年
練香水:ビューティフル
セカイモン経由ebayにて入手
長年念願の一つだったシロフクロウさんとご縁が繋がりました
右横を
眼のラインストーン以外はシンプルな造りですが、
シロフクロウらしいですよね。
お背な側を
全面白いエナメルが施されたシロフクロウ。
これまた邦訳は不明です
(2005年分の邦訳は全て不明。。。)
左側面を
入手するまでは雪が僅かに融けた岩場の上に佇んで、或いは
主食のレミング(小さなネズミ)を捕まえたのかと思ってましたが。。。
この白い部分て、もしかしてタマゴの殻???
(画像はお借りしています)
シロフクロウと云えば、ご存じ「ハリー・ポッター」シリーズの
主人公ハリーのペットとなるヘドウィグが有名ですよね
このヘドウィグ、撮影時には4羽のシロフクロウが
使われたそうですよ
(画像はお借りしています)
夏場は北極圏で過ごし、冬になると北海道へも飛来するシロフクロウ。
こちらは番で、左が♀、右が♂なんだそう。
幼鳥とメスは黒い羽毛が多く、オスは成長につれ白くなるそうで
産んだ卵や雛の数は、その時のレミングの捕獲数により生息数に大きく影響するとのこと。
野禽だもの、自然界に生息しているのだから、当たり前と言えば当たり前の話なんですが。。。
レミングの他にも、時にはウサギや鴨類を捕まえることもあるそうですよ
この版画は、子猫(プロトタイプ)ご紹介時に掲載した、
「北海道版画協会60周年記念展」に出品されていた
手島圭三郎さんの版画「シロフクロウ幻想」。
月夜の海岸もしくは湖岸を背景に、雪原に佇む孤高の賢者。
顔部分をズームインしてみました
眼光鋭い眼差し、ですよね~。
版画と言う技法を差し引いても黒い部分が多いので、
手島さんが見たのはメスのシロフクロウなのかな~と想像しています。
玉響は、シロフクロウは札幌市営円山動物園の猛禽舎にいる個体しか見たことないのですが。
エゾフクロウや北海道最大の梟であるシマフクロウも、野生の個体は写真でしか見たことないな~。
ただ小3のある日、当時住んでいた家の庭に、かなり大きな野生の鳥が一羽、30分ほどだったかな羽を休めていたことがありまして
最初はお隣で飼っていて、玉響にとても懐いてくれたアイヌ犬がもの凄い声で長いこと吠えるので、「何事?」と思って窓の外を覗いたら。。。
後ろ姿しか見なかったのですが、翼長1mはありそうな白地に赤茶色の羽毛が所々混じった大きな鳥が、大きな風切り音と共に飛び去って行きました
トンビ以外の野生の大きな鳥を見たのは後にも先にもその一回きりですが、フクロウではなかったとしても姿形から何がしかの猛禽類の若鳥だったのではないかと思います。
(江ノ島と材木座海岸にいたトンビは性悪だった。。。)
住宅街のど真ん中に舞い降りて羽を休めていたあの鳥、本当に何だったんだろう???
この練香水のシロフクロウは岩塊の上に止まっているけど、
小3の時に見たあの白くて大きな鳥は、怒り狂うアイヌ犬の吠え声などものともせず、
火山灰を敷き詰めた地面の上で羽を休めていました。
蓋を開けるとこんな感じ
底の商品シールが剥がれていたので底面部は撮影していませんが、
今回外箱と一緒に送られてきたので、練香水はビューティフルで
間違いないです
さて以前、アイボリーシリーズ「ラッキーラビット(1984)」で、徳川家三代将軍・家光公筆の絵図をご紹介しました。
他にもないのかな~と思って検索してみたら見つけちゃったので、更にご紹介
皆さん、ココロの準備は宜しくて?
ドン
(水墨画画像は全てお借りしています)
家光公筆による「枯木梟図」
。。。なんていうか、ススキの穂綿で作ったフクロウを絵に描いたよう
更には、
ドドン
家光公筆による「梟図」
この梟図は佐賀・鍋島藩の藩主・毛利秀元へ下賜された絵図との事。
木兎図よりも、更に羽角が大きすぎるんですけどー!
更に更にー、
ドンドン
四代将軍・家綱公筆「鶏図」
またもや人面鳥ーーー!
やはり血の絆によるものなのか。
とても狩野派の絵師について習ったとは思えない、
親子していいわあこのセンス
三代将軍家光公の治世から、江戸時代は徐々に戦乱の世から落ち着き始めたせいか。
将軍様は裃、もしくは紋付き袴が正装だったとのこと。
紋付き袴が判らないという方は、この動画を参照されたし
暴れん坊将軍Ⅱ・OPより
上様がお召しになっているお着物が紋付き袴
武家の棟梁たる徳川家の正装の一つが紋付き袴なのです。
近年では和装の結婚式以外でも、七五三や卒業式で紋付き袴を着た男性を見かけますね。
プライベートでごく私的な内輪の集まりでなら兎も角、皇族の方々は公の場では紋付き袴をお召しにならない方が宜しいかと
現在の皇族方の礼装は和服ではなく、洋服と規定されています。
歴代将軍様方が京へ上洛し、時の帝より官位を賜った際の絵図が絵姿として現存していますが、いずれも裃や紋付き袴ではなく、当時の朝廷の公服である「黒い袍」を身に着けているでしょう?
(画像はお借りしています)
三代将軍・家光公の絵姿
武家の棟梁たる徳川家や幕府の重臣達も、時の帝へ拝謁する際には
官位に応じた袍、もしくは最高礼装だったと思うので。
大政奉還されるまでは飾り物だったとしても、連綿と続いてきた
天皇家に対する一種の畏怖の念があったのでしょうね
時代劇を見たことがあれば、裃もご存じかと思いますが。
裃(かみしも)を知らないという方のために、コチラの動画をご紹介
成敗っ
八代将軍・吉宗公の筆「豊干(ぶかん)禅師図」
中国は唐代の禅僧であった豊干禅師については、ウィキでご覧いただくとして。
紀州藩の出とはいえ、吉宗公は家康公の曾孫にあたるので
血は争えないのね~
虎が可愛すぎる~~
松平健さん演じる上様はいつもカッコよいのだけれど、
絵をお描きになる場面はなかった気がする。。。(笑)
話を練香水に戻して。
バード・ソングのフクロウさんと共演
煌めくシロフクロウさんは、ペリドット色のグリーン・アイズの持ち主です
お互いに見詰め合っている図
バード・ソングの方にはトルマリンの結晶を入れたままです
高さに差があり過ぎると、光が当たり難い
実はもう一匹、フクロウの練香水がいるのですが、
昨年の胆振東部地震以来、家屋内で行方不明になっていまして
そちらは見つかり次第ご紹介する予定です。
次回もアニマルシリーズです。
何が出るかは秘密です