6月初夏の北海道。
毎年6月の第一週には、札幌市内各所でよさこいソーラン祭りが開催されます。
以前、観光業界に従事していた玉響は第1回から見てきているのと、東京在住時もあちこちでよさこいソーランの演舞に遭遇し、正直言って食傷気味なのですが。。。
昨日、今年も無事にフィナーレを迎えたようですね。
未だ声枯れ状態なのですが、自宅周辺は地方車の爆音が響かない静かな週末。
3年ぶりくらいかな、久し振りにカッコウの鳴き声が聞こえてきました。
函館本線のすぐ傍に自宅があるのですが、恐らくカッコウがいたのは沿線沿いに植わっている鉄道林。
JR厚別駅~旭川駅までには沿線沿いに防風・防雪を兼ねた鉄道林が植わっているのですが、長年線路を守ってきた鉄道林は昨年9月の台風21号および翌日発生した胆振東部地震により倒木の被害が多く
札幌近郊の我が家付近ですら鉄道林の倒木被害に驚きましたが、先月美唄市へ行った際にも沿線の倒木被害が予想以上に多かったです。
以前に比べてスカスカになった鉄道林ですが、久し振りにカッコウが訪れてくれました。
ただカッコウにお願いしたいのは、朝の4時前から鳴くのは勘弁してほしいわ~
さて、エスティローダーの練香水。
今回ご紹介するのはコチラ
Ladybug 1993年
練香水:スペルバウンド
フリマ系サイトにて購入。
これも長年欲しいと思っていた練香水容器の一つ、レディバグがやってきました
平置きしてみました。
葉っぱの上を徘徊しているテントウムシ(笑)
テントウムシは、光に向かって羽ばたくという習性があります
そのポジティブな習性が、太陽=お天道様に向かって羽ばたいているように見えることから、天道虫と名付けられました。
テントウムシの英名は「Ladybug」または「Ladybird」。
「Lady=聖母マリア」を意味し、聖母マリアの化身とされることから、テントウムシは神の御使いとして欧米では親しまれているそう
テントウムシの代表的な種である「ナナホシテントウ」の赤い身体は聖母マリアが纏う赤いローブを象徴し、背中の斑紋は聖母マリアの7つの喜びと悲しみを表している、とされています
仏語や独語でも「聖母の虫」という呼び名で、神様の虫なんですって。
角度を変えて撮影
このテントウムシの斑紋は6個なので、ナミホシテントウかな
日本に約180種類いるといわれるテントウムシは、世界に約5,000種いるそうです~
日本で代表的なのは、斑紋が7個のナナホシテントウ、もしくは斑紋の数が色々のナミホシテントウ。
近所を出歩いていると時々テントウムシと遭遇しますが、室内に入ってきた時には可能な限り直ぐに外へ逃がします。
でないと、我が家の優秀なハンター達によるバラバラ殺虫事件が起きるので
世界レベルで「幸運の虫」とされるテントウムシ。
エスティローダーでも、テントウムシモチーフの練香水は過去何度も発売されています
とはいっても、玉響が持っているテントウムシモチーフは、今回ご紹介の容器のみなのです
夕張山地のとある山裾に、父が僅かな土地を持っていまして。
最近は忙しかったので行っていないのですが、そこにコンテナハウスを置いていて、森林浴しに行くことがあります。
山の土地に設置してあるコンテナハウス。
ある生物が写っているの、分かりますか?
拡大すると。。。
ボルト穴から顔を出しているのは、ニョロニョロ
多分、青大将かシマヘビです(笑)
。。。北海道なので猪や猿はいませんが、大雪山系に連なる夕張山地は野生動物の宝庫
玉響は遭遇したことは一度もありませんが、家族はエゾシカの雄やキタキツネ・エゾタヌキと遭遇し、時には羆の足跡を見つけたことも
地元の方が言うには、直ぐ近くに青大将の巣があるそうで、春になると子蛇がうじゃうじゃ孵化してるらしいです
蛇は変温動物なので、眼を付けられたのが我が家のコンテナハウスの隙間
気温が上がるまでコンテナハウスに身を寄せて天敵から身を守る傍ら、脱皮したり、虫やカエルなどを捕食しているようです。
ちなみに、玉響が見た蛇の抜け殻で最大サイズは1.5mほどの長さがありました(笑)
そんなコンテナハウスには、蛇の他にも住み着く生物が色々。
そのうちの一つがテントウムシなんです
夏場は室内であまり見かけないのですが、晩秋になると越冬のために天井裏に潜り込んで集まってくるテントウムシ達は。
電気が通ってないので薪ストーブを焚くと、暖を求めて天井に夥しい数のテントウムシがわらわらと姿を現します
身体が赤いの、黒いの、黄色いの、白やベージュ色などカラフルな体色で、斑紋数も様々。
一度動画を撮ったのですが、どこに動画を保存したか不明なり
他にも。
(画像はお借りしています)
こちらは札幌市の隣、江別市内に設置されている「北海道百年記念塔」
最寄り駅は、JR函館本線・森林公園駅で、北海道開基100年を記念し、昭和45(1970)年6月に完成しました。
近年は経年劣化による腐食が激しいため数年前より立ち入り禁止となっており、維持費や修繕費に莫大な費用が掛かるため、昨年取り壊されることが決定しました。
開基150年となる来年が目前なのに、長年親しんだこの塔が取り壊されるのは非常に残念。。。
昔むかし、玉響がまだ幼稚園児だった頃。
幼稚園の遠足で、設置後数年の記念塔に昇ったことがありました
以前は、内部に設置されている螺旋階段を使って、8階の高さに相当する展望室へ行くことが出来たのです。
画像だと、ちょうど白っぽくなっている部分が展望室。
昇った当時、4階~8階までは日除けの無いガラス張りになっていましてね。
冷房設備なんてものは設置されていないので、塔の内部はかなり暑かったのを覚えています。
展望室からは、幼稚園児でも札幌や石狩市方面が良く見えて。
でも、7階~4階の大きなガラス窓の一面に、大きなテントウムシが沢山張り付いていたのです
目視で約1㎝程の大きさのあるテントウムシで、逆光だったせいか、赤でも黒でもなく、水色ではなくて薄い青色の身体に見えました
記念塔の背後の森は、日本の天然記念物に指定されている野幌原始林。
(野幌原始林には、昭和16年を最後にヒグマは生息していません)
※6/11 追記
A.M.10:39に発令された自治体の防災メールにて、昨日、JR大麻駅近くの中学高校において羆の目撃情報があり。
今朝、原始林内の登満別で羆のフンが確認されたとのこと。
ちょっと、原始林内で羆の目撃情報なんて玉響が生まれて以降は初めてですよ
祖父母世代が言うところの「迷い熊」なんでしょうけど、昨年の台風・地震の影響で例年以上に山に食べ物がないのでしょう
国道12号線や道道江別・恵庭線をを走行するドライバーさんは羆にご注意を
東京在住時、新千歳空港経由で実家帰省すると、JR上野幌駅あたりから記念塔の先端が見え始め。
見る場所や角度によって様々な姿を見せる百年記念塔は、札幌TV塔やJR札幌タワー展望室からでもすぐに見つけることが出来ます
長年慣れ親しんだ記念塔が取り壊されるのは残念ですが、あの青くて大きなテントウムシの群れを忘れることはないでしょう
初めて見た時から、ずっと思っていたんですけどね。
この「蓮の葉カエル」と「蜂の巣」、そしてテントウムシは、三点とも同じデザイナーさんによるデザインではないかと
ご存じの方がおいででしたら、是非ご教授ください