2015年年末から2016年初旬にかけて、練香水コレクターを含むコスメ愛好家の間で話題になったのが、米国カリフォルニア発のコスメブランドであるEARTH TU FACE(アーストゥフェイス)による貝殻に入った練香水。

(リンク先は、アーストゥフェイスのHPです。英文のみ)

 

EARTH TU FACEの練香水。

(画像はお借りしています)

 

ボタニカルパフュームという商品名で、香りは三種類

(ゼラニウム、ジャスミン、樹木と木の葉をブレンド)。

いずれも現時点で78$。

 

ハーバリストである女性二人で、基礎化粧品やボディケア用品などを作って販売しているようです。

玉響も注目していたのですが、残念ながらHPは全て英文のみであり、現時点で未だ日本での取り扱いはありません汗

万一、アーストゥフェイスで購入できたとしても、日本まで海外発送してくれるかどうかも不明。

 

現在航空法が非常に厳しくなり、二年ほど前にold AVONの香水購入で何度かお世話になった米国在住の業者さんは、航空法の改正により香水の配送が不可となったために、昨年からold AVONの香水取り扱いを止めたらしく。

別の業者さんはold AVONの取り扱いがあっても、発送する際には中身は廃棄してからの発送となる旨の但し書きがつくようになりましたびっくり

 

たまたま先日ヤフオクで見かけて驚いたのですが、最近は日本国内であっても、本州から北海道への香水配送不可という業者さんも少数ながらいらっしゃるんですよね~ポーン

練香水であっても、今後は発送が難しくなってくるかもしれません。。。

 

 

 

 

 

閑話休題。

 

貝殻に入った練香水って、日本人の場合は、貝殻に入った貝紅(別名:京紅、艶紅)を連想する人が多いのではないでしょうか電球

 

貴人はもとより、太夫や花魁などが貝殻から指先に紅をすくい唇などにのせていく様は、非常に色っぽく、艶っぽく感じます。

現在だと、島原の太夫さん方の他には、京都の芸舞妓さんや、その他の地域の芸者さんが主に貝紅を利用することが多いのでしょうね。

もしかしたら歌舞伎役者さんも使用されているのでしょうか。

だから、貝殻の中身は違うけれども、貝殻に入った練香水と聞けば非常に気になりますよね~デレデレ

 

 

貝殻に入った練香水って他にないのかなと思って検索・辿り着いたのが、今回ご紹介するROOTS ROSE RADISH(ルーツローズラディッシュ)。

こちらは日本に輸入代理店があり、代理店であるSCENTS & SENCES (センツアンドセンシズ)さんにてネット購入が可能です。

(サイトを見ると、青山付近で時々行われる路上マーケットに出店・販売しているようですよ電球

現時点では、ルーツローズラディッシュの練香水のみ取り扱っているようです。

 

玉響が購入したのはこちら。

 

ROOTS ROSE RADISHの練香水。

香り:シダーウッドミルラ+クローブ

 

アロマセラピーがお好きな方にはお判りでしょうが、クローブは料理にも使われる香辛料。

シダーウッドオイルは鎮痙作用、消毒作用などに優れているといわれるオイル。

ミルラとはアラビア語で「苦い」を意味する「morr」と呼ばれ、乳香のことであり、古代エジプトでは浄化儀式に使用されたとか。

儀式にもでしょうが、乳香と云えばミイラ作りに欠かせない大事な材料ですものね~真顔

 

 

余談ですが、アロマセラピーイギリスとアロマテラピーフランスの違いって、英語かフランス語の読みの違いのみで中身は一緒だということご存じですか?

アロマテラピーという言葉の命名は仏人だそうですが、日本では英国流のアロマセラピーが先に広まったのだそうでキラキラ

 

ただ、

 

フランス流は、精油を内服したり薬理作用重視(なので臭い精油の使用頻度も多い)のメディカルアロマ

イギリス流は、精油を植物油などに希釈して行うトリートメント(マッサージのこと)メインで癒しのリラクゼーションアロマ、

 

という考え方のようです。

1990年半ばより、現在では日本に定着したフットケアサロンの多くも英国流ですよね。

フットケアもしばらく行っていないな~。

 

今回ご紹介の米国二箇所のコスメブランドは、どちらもハーバリストが手掛けるナチュラルコスメであり、英国流よりなのかなと思われます若葉若葉若葉

 

 

貝殻の反対側。

本物の貝殻で、スカラップシェルということは

ホタテ貝の一種ですね帆立

 

天然の貝殻なので、どんな柄・色の貝殻が届くかは

神のみぞ知るグッド!

 

香りはティトゥリーのようなウッディな感じで、慢性鼻炎や気管支喘息に悩む玉響には鼻のとおりが良くなる感じちゅー

練香水として勿論使用できますし、家屋内のルームフレグランスにしてもよさそうですね^^

尤も、我が家は猫たちのおもちゃになってしまうので、おいそれと出しておけませんが。。。汗

 

ホタテ貝って世界に約300種類ほどあるそうなんですが、この貝の正式な名前はなんでしょうね?

貝に詳しい方がおられましたえら、ぜひ教えて下さい (笑)

 

 

貝の大きさはこんなかんじです。

結構貝殻は大きいですよ~ニヤニヤ

目視5㎝ほどあり、練香水も縁までたっぷり入っています。

 

ROOTS ROSE RADISHは、米国カリフォルニア州ロサンゼルス在住のハーバリストであり助産師であり、ドゥーラでもある一人の女性が立ち上げたコスメブランドだそう。

(アーストゥフェイスとは全く別ブランドですので、ご注意くださいませね危険

 

ドゥーラという言葉は日本ではあまり馴染みがありませんが、出産前後の妊婦さんに付き添う付添い人のことで海外では多く存在していて、出産経験がなくても良いのだとか。

詳しくは沖田×華さんの漫画「透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記」2巻の第10話をご参照に電球

ドゥーラについて詳しく描かれています。

 

 

ルーツローズラディッシュの練香水は現時点で全5種類ですが、今回購入した練香水の他に気になっているのが、カウリーシェルに入ったジャスミン&クラリセージの練香水きらきら

 

カウリーシェルって、タカラガイ(宝貝)のことなんですよね~。

タカラガイも種類が沢山あるけど、何タカラガイなのかな???見た感じ、ホシダカラっぽい感じですが。

 

二枚貝利用はホタテ貝とクラムシェル(アサリ)のみで、後は巻貝を加工している(タカラガイ含む)ので、次の購入はタカラガイの練香水かなニヒヒ

 

 

東京で暮らしていた頃は仕事に追われてて、たまに気分転換で鎌倉や江の島に行くと、由比ガ浜や材木座海岸でビチコー(ビーチコーミング)もどきをしていました。

海っていいですよねえ、波の音を聞いてるだけで穏やかになれます。

 

北海道だとビチコーできる場所が少ないし、道内在住のビチコー趣味の方のブログをを見ると、道東方面は野生動物、特に羆と遭遇する確率も高そうだし。。。ahaha;*

玉響が子供の頃は海水浴好きでしたが、函館本線沿いの小樽界隈の海水浴場は岩場ばかりで、あまり拾えないんですよね。

砂浜のある海水浴場は車がないと行けないし。

道南・八雲町の港付近で、小さなホタテ貝の貝殻拾ったくらいかな~。

 

なので、ずっと憧れだった桜貝を初めて拾ったのは由比ガ浜でした。

小さな宝貝なら葉山や逗子で拾えるようですが、奄美諸島や沖縄なら大きめの宝貝を拾うこともできるようです。

九州方面って一度も行ったことがないので、一度は行ってみたいです。