まとめ買い8点めニヤリ

 

Treasure Box 2005年

練香水:イントゥイション

 

こちらもJ.ストロングウォーター氏のデザインですきらきら

この練香水は当時あまり人気がなかったのかな??

国内でもebayでも情報がなくて、ブリギッテさんのHPで英文タイトルを見つけましたが

邦訳が不明です電球電球

邦訳ご存じの方がおいででしたら、ぜひ教えて下さいませ。

 

 

別の角度よりカメラ

赤紫色と抹茶色のコントラストが美しい長方形の宝箱。

 

宝箱というより、オルゴールの付いた宝石箱もしくは

トリンケットボックスのようにも見えます。

 

天辺には一重咲きのバラの花が。

花弁と葉、ネックレスや本体の所々にラインストーンで

装飾されています。

 

 

オルゴール付きの小箱というと、金属・ガラス製のものが思い浮かびますが。

玉響がイメージしたのは、イタリア製の寄木細工のオルゴール。

 

画像が暗くなってしまいましたが、玉響の持ち物である

イタリア製の寄木細工のオルゴールです。

これは20年以上前に、札幌のデパートで催された

イタリア展で購入したもの。

 

組み込まれているオルゴールはスイス製で

曲は「My Wey」だったりします。

久々にオルゴールの音色を聴きましたshokopon

猫達は初めて聞いた音に固まっていますが。。。(笑)

 

 

日本の複雑な図柄の寄木細工ももちろん素晴らしいと思いますが、ストロングウォーター氏はヨーロッパの王族や貴族の邸宅に置かれていそうな宝石箱をイメージしたのかな~なんて思ってます。

 

寄木細工の上に練香水容器を置いてみました。

宝石箱の上に一輪のバラなんかを置かれてしまうと、

やっぱりアントワネットに結びつけてしまう自分がいます滝汗

 

 

。。。数年前に諸事情により、愛蔵版の「ベルばら」「オル窓」を含む多数の漫画や小説類を泣く泣く手放したというのに。

複数の練香水をベルばらに絡めて紹介していたせいか、ベルばら熱が再燃笑い泣き炎

まだ本編こそ手を出していないけれど、池田先生が本編で描ききれなかったというベルばらの補完エピソード編の単行本12~14巻3冊がここ数年の間で発売されたのをまとめ買い・一気読みしてしまいました爆弾

 

 

話は変わりますが、フランス革命を題材にした日本のアニメ作品がベルばらの他にもあるのをご存じでしょうか?

1975年に3クールで放送されたのが、「ラ・セーヌの星」。

 

主人公シモーヌは、パリ・シテ島で育った花屋の娘。

でも実は、オーストリア女帝であるマリア・テレジアの夫、ロートリンゲン公フランツ1世とオペラ座の歌姫が実の両親であり、マリー・アントワネットの異母妹という設定。

アントワネットが異母姉であることは物語終盤まで知らずに、次第に情勢が悪化していくパリで昼間は花屋の売り子、夜になると女騎士「ラ・セーヌの星」となって義賊「黒いチューリップ(ド・フォルジュ公爵の息子ロベール)」と一緒に横暴な貴族と戦っていく、というストーリー。

 

古くは「魔法使いサリー」「魔女っ子メグちゃん」「ミンキーモモ」「セーラームーン」、今なら「プリキュア」のような魔法を駆使して何かを行うアニメではなく、魔法抜きで主人公が剣をふるって人助けを行う点では「リボンの騎士」に近いのかな?

オスカルは軍服を纏っているせいか近衛隊では「騎士」、衛兵隊では「衛士」のように感じるのですが、シモーヌは剣士ではなく「騎士」。

どちらも作中でフェンシングをする場面があったから、騎士の印象が強いのかも。

アイマスクを着け、マントを翻し、白馬に乗って疾走するシモーヌの姿は、幼心にカッコよかったんですよね~!ラブ

 

「女剣士」だと個人的には中国京劇に出てくる花木蘭(ディズニーアニメの「ムーラン」)や丁月華のイメージが強く、「女戦士」だと田中芳樹さん原作の小説やアニメ「アルスラーン戦記」に登場するファランギースやアルフリード、「もののけ姫」のサンといったところでしょうか。

 

放送当時、まだ小さかった玉響はラ・セーヌの星が大好きで、SPレコードや主要キャラがプリントされたハンカチを持っていました。

 

「ラ・セーヌの星」が放送された当時は元々「ベルばら」を放送予定だったらしいのですが、大人の事情で急遽フランス革命を題材にしたオリジナルストーリーである「ラ・セーヌの星」が放送されることに。

 

ストーリーの中で、フランスに嫁ぐアントワネットに、父より贈られたオルゴールの底に「我が愛するマリー・アントワネット。お前には妹がいる、お前が本当に心を打ち明けたくなったらド・フォルジュ(公爵)を訪ねるがよい。」という文言が刻まれていた、という設定から、個人的にオルゴールは木製だったのだろうと思った訳です。

 

このバラは、香水の原料に使われる南仏・グラースに咲く

オールドローズをイメージしたのでしょうかバラバラバラ

 

話がどんどん脱線していきますが、「ラ・セーヌの星」に出てくるヨーロッパの木製のオルゴールはイタリアの寄木細工、この練香水容器はイタリアの寄木細工のよう、と脳内変換しちゃいました(笑)

 

 

「ラ・セーヌの星」でも最終話でアントワネットは処刑されるのですが、「ベルばら」と違う点は、アントワネットの遺児であるマリー・テレーズとルイ・シャルルは叔母であるシモーヌ・ロベール等により密かに救出されてパリを脱出し新たな親子として暮らしていくという、希望が見える終わり方となっています。

 

「ラ・セーヌの星」のOP/EDを担当したのはアレーヌさんというフランス人なのですが、歌詞は日本語で歌っていても、アレーヌさんのフランス語での掛け声が聞き取れなくて汗

OPの「マリーを殺せ!」というセリフ後にイントロが入り(リンク先はYOU TUBEにUPされている「ラ・セーヌの星」OPです。)

 

Etoile de La Seine!(エトワール ラ セーヌ/ラ・セーヌの星)
Allons-y!(アロンジー/行きましょう!)
Oh liberte!(Oh リベルテ/ああ 自由)

 

は判ったのですが。。。

「銀の剣をふるうのだ」の後の掛け声が不明なのと、最後の「朝がくれば消える私」の掛け声がEtoile!(エトワール/星)なのか、espoir!(エスポワール/希望)なのか判らず^^;

 

フランス語に堪能な方がおられましたら、長年の疑問にお付き合いいただけると嬉しいです滝汗滝汗滝汗