40代最後の晩餐。 | 苦SMILE!

苦SMILE!

北の大地で編集者として働く、主婦の日常を綴っています。
うれしい出会いとおいしいごはん、旨いお酒が与えてくれるパワーは
百万馬力! 今日も楽しく笑って暮らしてまーす♪


ひとり旅初日は、別府から電車で
大分市内に移動し、
いわし料理いなせへ。

大学時代を別府で過ごしたという
取引先の担当者が教えてくれたお店だ。
駅からまぁまぁ歩いて、汗だく💦。

暖簾をくぐると、なんだか散らかっていて
「本当にここ?」と一瞬躊躇した。
「ひとりなんですけど、いいですか?」
「あー、片付いてなくてスミマセンね。
でも、ハイ、いいですよ。どうぞ」と店主。

聞けば、昼間に熱中症🥵になりかけたとかで
店に出勤するのが、遅れてしまったのだそう。

気を取り直して、生ビールを注文。
「とりあえずビール🍺」と伝えたつもりが
聞こえていなかったようで、
「飲み物、どうします?」とあらためて問われ
再び伝える。もう喉がカラカラだ。

冷えたジャッキに注がれた生ビールの
旨かったこと✨
ようやく辿り着いた感。

その名の通り、
メニューの9割はいわし料理。
親子2代、50年近くこの地でいわし料理を
提供しているそうだ。

こちらは刺身。



すりたてのワサビと一緒に

九州ならではの少し甘めの醤油につけて

いただく。

脂が乗っていてウマ😋❗️

カイワレやネギなど薬味を巻いて

食べるとサッパリとして、これまた

美味なり。



続いて、チーズ巻きというメニュー。

大葉とチーズをいわしで巻いて

衣をつけて揚げた一品はご想像の通り。

大分名物のかぼすサワーと共に。



こちらは蒲焼き。

甘だれと山椒のピリッとした辛味と香りが

クセになる美味しさだ。

サンマの食感に近いかも。



〆はつみれのお味噌汁。

ンマー❤️

手作りつみれの粗い食感がたまらない。

ペロリと平らげた。

ほどよい酒量のおかげで
手間暇かけて作られたいわし料理が
より思い出に残る味に。
大袈裟だけど、40代最後の晩餐を
ワタシは生涯忘れないと思う。


そしてここでの店主との会話によって
翌日のプランが大きく変わった。
おかげで旅は本当に充実した、
素晴らしいものに昇華した。

店主のおかげで
ワタシは別府が大好きになった。

一期一会の出会い、
これもまた旅の醍醐味。