オリンピックの最後は
マラソンに全集中。
箱根駅伝の時から見てきた
大迫選手、服部選手、中村選手の活躍を期待しながら
テレビの前に戻って応援。
早稲田時代から、目つきが鋭くて
「仲間」「絆」「タスキを繋ぐ」なんてことよりも
自分と戦っている感がハンパなかった大迫選手。
可愛げがなくて(笑)、あまり好きぢゃなかったけれど
ランナーとして素晴らしい実績を残してきた過程を見てきた。
今回のオリンピックを集大成として、
走り切る覚悟を決めた彼の走りを
しっかりとこの目に焼き付けておきたい、
そんな気持ち。
中盤までは先頭集団の中にいながら、
30キロを超えた地点で
ケニアの選手が勝負をかけたスパートに
2位以下の選手はついていくことが出来ず。。。
大迫選手は必死に2位集団(メダル争い)に
食らいついていたけれど脱落。
一時は8番手まで順位を落としていた。
そこから、ジリジリ6番手に上がってきた時には
2位集団の背中がはっきりと見えていた。
諦めずに、2位集団の背中を追う
彼の走りに「もしかしたら」と何度も夢を見た。
前の選手の背中を追う、彼の「背中」に
これまで自分自身と戦い続けてきた数年間と
それを支えた人たちの思いが全部のっかっている。
懸命に前を追う姿が映し出されるたびに
「頑張れ、大丈夫」と思わず声が出た。
最後まで走り切っての、6位入賞。
走ってきた道を振り返り、涙を流す
大迫選手が背負ってきた荷物は幾ばくか……
想像することもできないけれど、
きっとそれはもう大きくて、重かったはずだ。
粘り強く戦い続けること、
ひたすらに前進する姿勢、
本当に素晴らしかった。
ケガと戦いながら、オリンピックの舞台に立って
走り切った中村選手、
最後はきっと歩くこともままならないくらいの
痛みを抱えながら、ゴールに辿り着いた服部選手。
みんなカッコ良すぎ。
こんなに胸が熱くなったのは久しぶり。
月並みな表現だけど、
感動をありがとう。
いっぱいチカラをもらいました!


