世の中にすごい人はたくさんいる。
そのすごい人たちは溢れんばかりの才能と運を味方につけて、
時代を駆け抜けていく。
でもこの人ほど、長く「時代の仕掛人」であり続ける人が
ほかにどれだけいるだろう。
ワタシが最も尊敬する仕事人、秋元康さん。
たくさんの肩書きを持つ彼だけど、「企画屋」の頂点だ。
「秋元さんに会えたら、この仕事を辞めても悔いはないなー」なんて
話していたこともあったっけ。。。
その日は今から4年ほど前に、
ある取材でついに叶うこととなったんだけど、
高校生の時から憧れ続けたその人は、驚くほど自然体だった。
おごりや威圧感などまったく感じない。
いわゆる「業界人です!」と主張するそぶりのカケラも見せない。
物静かで知的な、目の前にいるこの人の頭の中は
一体、どーなっているんだろう・・・。
どこから時代を、人を動かすアイデアが生まれ、
それを形にしていくのか。
「あ~、この人の弟子になりたい」なんて、恐れ多い妄想を
抱いてしまうほど、実に実に魅力的な人だった。
そんな神様みたいな人の仕事術をほんのちょっと
垣間見られる著書がある。コレ(↓)。
「企画脳」(PHP文庫)。
ふだん仕事をしている中で迷うこと、悩むことの答えが
ふっと、押し付けがましくなく心に入ってくる。
止まりたくない。
だからもっともっと心を強くして、いろんな人に会って、
「脳」を磨かなくては。
そんな気持ちにさせてくれる1冊だ。
ただいま、常に一緒。
明日から、また忙しくなる。
頑張ろ♪