「辛口いちご」♪と マラカナンと 国際会館地下 | てつびんてっちゃんの部屋 (思秋期☆てったん^^)

てつびんてっちゃんの部屋 -ネコカフェスタッフ♪

今日のねこカフェスタッフ♪ かわいい♪


12.12.21(金) 風邪でダウン気味。。今朝も仕事が終わってから、暗いうちから横に。夕方の今やっと目覚めて起きだしてきました。途中で、無意識にパンにつけるチョコペースト全部食べていた><。疲れがたまっているようです。ゆっくり温泉行きたい・・・。





しんどい時は、好きなFootball(サッカー)の話を。自称 「Walking football dictionary」(歩くサッカー辞書)♪。あは^^。






先日のサッカー「クラブワールドカップ」で優勝した「コリンチャンス」(ブラジル)。とても感慨深かったです。色々な思いのあるクラブ。子供の頃、コリンチャンスに日系のすごいうまいプロ選手がいるとのうわさが・・。C・ロナウド(レアル・ドリッド)とかが得意とする神業フェイント「エラシコ」というのがあるのですが、それを初めて始めたのがその日系の方だったとも聞きました。彼はプロを捨てて、日本へ。来年J1に昇格する湘南ベルマーレの前身のチームでしばらくプレー。そして、「子供たちにサッカーを教えたい」と日本中を回り始めます。彼のサッカー教室で教わった子供たちの数はのべ50万人を超えていく・・。






彼こそ「辛口のイチゴさん」・・いえセルジオ越後さん。越後さんと松木さん二人の実況は「サッカー小僧ふたり」の解説みたいですごく熱くて、厳しくて、でも「愛情」をひしひし感じます。







地球の裏側まで、仕事やめたり、家を売ったり、莫大な借金までしてブラジルから来たサポーターが・・2万人はいたでしょうか。すごいです。でも、「仕事は何度も変えることはできるけれど、コリンチャンスが世界一になるのを見るのは一生に一度なんだ」という彼らの言葉に違和感はなかったです。子供の頃、初めてワールドカップを見出した頃、「南米の人はみんな4年間一生懸命働いて、お金貯めてワールドカップ見に行くんだ」と良くサッカー雑誌に書いてありました。






てつびんてっちゃんの部屋 -東北に勇気と希望を


            春、元町の道路は花で埋めつくされます。綺麗ですよ




初めてサッカーのワールドカップを見たのは66年のイングランド大会の記録映画。なんと映画館で放映されました。二本立てでもう一本は、その同名の主題歌(シーガルズ)でも有名なイギリス映画「ジョージガール」。現在の三宮の国際ホールというオペラハウスのような立派なホールがあるところの地下に昔は映画館が並んでいました。初めて「動くペレ」を見ました。兄とふたりで行きましたが、兄はジョージガール目当てだったようでした。少し子供には刺激的な映画・・。イングランドもあれ以来ワールドカップ開催出来ないでいます、2年後のブラジルワールドカップも、前のブラジル開催は1950年だったから実に64年ぶり。生涯一度の感動・・コリンチャンスファンの言葉も納得いきます。






50年大会までブラジル代表は白いユニフォームでした。しかし優勝が決まるという試合で悲劇が起こります。20万人以上がつめかけたマラカナンサッカー場での「マラカナンの悲劇」。ブラジルは逆転負け、多くのファンがスタジアムや国中で心臓発作や、自ら命を絶ったり・・・。あの日以来ブラジルはユニフォームの色を変えました。今の鮮やかなカナリア色です。






サッカーがために戦争になったり、逆に停戦になったり。世界への影響力・発信力はすごいなあとつくづく思います。去年の長居での東日本大震災復興チャリティーマッチ(日本人選手しか出ていないのに)、この前のチェルシー対コリンチャンスの「地味な」カードも世界200を超える国へ中継されたそうです。大きな大会では準決勝ぐらいの試合前に両チームのキャプテンから世界へのメッセージが読み上げられることが多いです。ロンドン五輪ではなでしこジャパンの宮間キャプテンがスピーチをしていました。Anti-Racism(人種差別反対)であったりRespect(お互いを尊敬しよう)であったり。選手がいつも子供たちと一緒に入場するのも、フェアプレーや世界の平和への誓いもあります。サッカー史ではその熱狂のあまり悲しい出来事も多かったからでしょう。







子供の頃は、「日本人にはサッカーはあわない」と言われたり、すごく日本では人気のないスポーツでした。「サッカー不毛の地」とアメリカと共に呼ばれていた時代。今では日本では「男の子のなりたい職業」の1位になったり、どこか「辛口イチゴ」さんや地道にサッカーを愛してこられた方々の情熱と努力が花開いたようにも思えます。アメリカでは少女の3人にひとりが「サッカー少女」という世界一の女子サッカー大国になりました。男子を含めて世界で一番サッカー競技者人口の多い国にアメリカはなりました。夢のようでもあり、先入観や固定観念持ってはいけないなあって思い知りました。








今では、「ボールゲームでは一番日本人に合っているスポーツ」に思えます。体格や身長関係なく、その俊敏性やテクニックや頭脳やパスワーク、そして「団結力」で世界に対抗できる。なでしこもそれを教えてくれました。弱点とかが強みになったりします。持ち味を出すことの大切さ・・人生に通じるところもあるようです。






王様ペレは170cm、マラドーナは大人になっても165cmしかなかったし、ジーコは栄養失調でプロ契約したときは140cmもなかったようです。そして、現在世界最高の選手のメッシは「成長ホルモン分泌異常」の成長しない病気の少年でした。高い治療費を払えずサッカーをあきらめかけていた時、「その才能」に魅せられて誘ったのがバルセロナでした。バルセロナが治療費を出して、彼は14才でバルセロナと契約。身長はまだ143cm・・。どのスポーツでも、どの分野でもそうですが、順風満帆という方はほとんどいないです。逆にそれを「力」に変えることができる。「進化」することが出来る。人間の素晴らしさに思えます。







そういえば4年前の北京五輪。男子サッカーチームは予選リーグ全敗。寂しく帰国します。一般には無名の選手ばかりでした。4年後彼らがどう変貌したかを見ると驚きます。本田圭CSKAモスクワ)、香川(マンチェスター・ユナイテッド)、長友(インテル)、内田(シャルケ)、岡崎(シュッツトガルト)、吉田摩也(サウザンプトン)、細貝(レバークーゼン)、李忠成(サウザンプトン)・・・多くが海外に渡り、日本に残ったGKの西川水本は今年のサンフレチェ広島の初優勝に貢献。豊田もJ2から上がったばかりの鳥栖で大躍進を支え、得点ランク2位でした。







ブラジルワールドカップ・・今から楽しみ。ダークホースはメキシコ・スイス・ベルギーあたりでしょうか。10年の南アフリカ大会。優勝したスペインに大会で唯一勝ったのスイスでした。若い世代での優勝もあってスイスは黄金時代が来るような予感がします。過去のワールドカップでも勢いのあるチームが3位まで駆け上がって来ることがありました。ブルガリア・スゥエーデン・クロアチア・トルコ・ポーランド・・・。日本もその仲間入りしてほしいものです。








今日の誕生日花・・・一日ずれていました><。うっかりやさんです。昨日のプロティアが今日の誕生日花でした。ごめんなさい。昨日の花は「アイビー」。花言葉は「永遠の友情」。「最後の一葉(いちよう)」の物語を思い出させてくれました。あらすじしか知らないので、O・ヘンリーの原作読んでみたいです。