愛媛県の伊方原発3号機が再稼動した。
157体の燃料のうち、16体が、危険極まりないMOX燃料だ。
伊方原発は、巨大断層中央構造線のすぐそばにあるばかりか、
伊方町は、
南海トラフ地震では、震度6強の揺れと21mの津波が予想されている。
原発のある所は、瀬戸内側のため3m、となっているが、鵜呑みにはできない。
もし、事故が起こって、放射性物質が海に流れ出たら、
外洋ではない瀬戸内海は、永遠に放射能の海となるだろう。
原発は地域発展のため、と言う人がいるが、伊方町は、原発のリスクのため、かえって、過疎化しているそうだ。
7月の愛媛新聞の世論調査では、愛媛県では、再稼動反対が54%、賛成が37%だったが、
町長も知事もGOサインを出した。
これは、民主主義なのか?
私は、神ではない人間が造るものに、
100%完全で、
100%安全なものは無いと思う。
特に、原発は人間の手に負えるものではない。
だいたい、タービンを回すための、蒸気という、原始的で緩やかなエネルギーを得るために、
原子力という、爆発的なエネルギーを使うというのが、ばかげている。
廃炉にすれば、廃炉のための雇用が生まれる。
愛媛県も、原発は廃炉にし、潮流発電、小水力発電、海上風力発電などの、再生可能エネルギーで、新たな産業を起こしたらどうだろうか。
~追記~
伊方原発運転差し止め訴訟のためのカンパを募っているそうです。
○愛媛県松山市
伊方原発をとめる会/検索
○広島
伊方原発運転差止広島裁判/検索
○大分
伊方原発をとめる大分裁判の会/検索
2016. 8.12