近所の小児内科から、総合病院の内科に回され
そして、とうとう婦人科にやってきた私。
すぐに、造影剤入りのCTを撮り
待合室で結果を待った。
しばらくして呼ばれ、診察室に入ると
若めの男性ドクターがいた。
コレ、ヤバイよ。、、、
私の顔をジッと見た。
僕なら、すぐに切るけどね。
ハイ?

ただ、僕は東京の病院から
たまに頼まれてココに来てるだけだし、
(やだ、バイトなの
私、失敗しないので⁉︎)

で、ココは婦人科の入院設備がないので
すぐには手術ができません。
えっ⁉︎

本当に手術しなきゃいけないほどなの?
一体何を言ってるのか、わからなかった。
まさか自分が、ガンだなんて
夢にも思わなかったし、
切るっていっても、盲腸とかみたいに
切っちゃえば治るたぐいのモノだろうと
漠然と考えていた。
そこで手術が出来るわけでは
なかったからか、
それとも、まだ不確かなガンの可能性を
私一人で聞かせる訳には
いかなかったからなのか。
その時のドクターは、そこで
詳しい病状についての説明はしなかった。
とにかく、高熱が出ててヒドイので
まず、紹介する病院に入院して下さい!
今日は、もう家には帰れません。
そして、また

その日、3件目の病院へ
はしごの旅は続いた
