私達人間は、火葬場で焼かれて、一握りの灰になるだけの、そんなちっぽけな存在ではなく、神様の念いによって創造され、幾度も幾度も、あの世からこの世に生まれ変わり、違った時代、違った国、違った環境の中で、様々な経験を積みながら、魂を磨いている尊い存在なのです。

この世は、「仮の世」であり、この世のすべての苦しみや悲しみは、自分の魂を向上させるためにあるもので、「仮の世」である本当の世界ではないこの世(現象界)の物事に執着するから、苦しみが生まれてくるわけです。

また、「親ガチャ・子ガチャ・国ガチャ」という言葉があり、「自分では親も子供も選べないし、生まれる環境も選べないのだから、すべては運任せ」というような考え方が広がっているように見受けられますが、実は、自分の親も子供も、そして結婚相手も、あの世で自分が決めてきているのです。親も子も、結婚相手も、お互いに頭を下げてお願いをして、この世に生まれてきます。生まれる環境や職業なども自分が決めてきます。ですから、「親ガチャ・子ガチャ・国ガチャ」ということは、ありえないということです。

さらに、病気の悩み・人間関係での悩み・仕事での悩み・経済面での悩み、また、愛する人との離別・死別など、この世に生きていれば、悩み苦しみ、悲しみが尽きることはないように思え、自分よりも恵まれた人を見て、自分は運が悪いのだと、すべて運のせいにしてしまうと思いますが、それらの悩みや苦しみなども、実は、「自分自身が、あの世で立てた人生計画」でもあるのです。

その真実を知った時に、自分は偶然にこの世に産み落とされ、両親も子供も兄弟も環境もすべて自分では選べないという考え方は崩れ去り、すべてを自己責任として受け入れることができるようになります。

大川隆法総裁は、「人生は一冊の問題集である」と説かれています。自分があの世でつくった問題集ですので、自分に解けない問題は、設定してこないはずです。人生は、ハードル競技のようであり、人生の所々に、ハードルを置いています。そのハードルというのは、人生で出会う悩みや苦しみや悲しみ、苦難・困難のことです。そして、そのハードルの高さは、人それぞれです。自分があの世でハードルの高さを設定するのですから、当然、自分の跳躍力や体力(自分の魂の足腰の強さ)に合わせて、ハードルの高さを決めるはずです。普通の人が、オリンピック選手のような高さにハードルを設定するはずはありません。自分が飛び越えられるぐらいの高さに設定するはずです。ということは、今、皆さんが直面している問題は、まさしく、あの世で自分自身が設定したハードルであり、それは、自分が飛び越えられる高さなのです。ですから、神様は乗り越えられない試練は与えないと言えますし、自分でも、自分が乗り越えられない試練は設定してこないということなのです。

この世の全ては、一人一人の魂を鍛えるために、神様(エル・カンターレ)が用意して下さったものです。あの世は目には見えませんし、神様や守護霊様の存在を実感することはできません。ですから、無神論・唯物論・唯脳論・科学万能主義・医学万能主義に陥りやすいと言えますが、これは、試されているということです。人間は永遠にあの世とこの世を転生輪廻している霊的な存在だということを信じ、多くの人々の幸福のために生きる正しい生き方を選ぶかどうか。それとは逆に、神様とあの世を否定し、唯物的な生き方をし、多くの人々を惑わし、苦しめる悪なる生き方を選ぶかどうか。それが試されているということなのです。

結局、この世的に見ても、あの世的に見ても、無神論・唯物論は、決してあなたを幸福にすることはありません。神様の存在を信じ、その神様の創られた世界を信じ、そして、この世の命が終わっても、本当の世界であるあの世があり、この世の苦しみも悲しみも、あの世で自分が設定した自分の魂を鍛えるためのハードルであり砥石であると信じればこそ、どんな苦難も乗り越えていけるのです。

あなたの旅は、まだ終わっていません。人生の終着点まで、しっかりと帆を張り、舵を取り、すべての人々を真なる幸福へと導くために、どんなことがあろうとも、明るく元気に前向きに、生きていきましょう!

エル・カンターレを信じる限り、未来は限りなく明るい!





最新刊

  

  

  






【◆人間関係を良くする5つの法則 - 『ARE YOU HAPPY?』】


Photo author : ACworks / photoAC(Edit original photo)


法則1 笑顔をつくる

ニコニコしている人は人を引きつける

私は、以前、会社で仕事をしていたときに、けっこう折衝(せっしょう)の仕事を多くやっていたのですが、相手を訪問する際には、「これ以上、景気のよい顔はない」という顔をして入っていきました。

おもしろいことに、不景気な顔をして入っていくと、人は寄ってきませんが、ニコニコして入っていくと、ほんとうに人が寄ってくるのです。

これは商売の秘訣(ひけつ)であろうと思います。また、商売だけではなくて、人間関係の秘訣でもあると思います。

とにかく、人間は、笑顔の人を見て敵意を抱くことは難しいのです。これは鉄則です。

ニコニコ笑っている人を見て、その人に悪口を言っていたら、自分のほうが、よほど悪いように思えます。

それでも顔色を変えずにニコニコされたら、もう、かないません。ギブアップになります。したがって、「笑顔は敵意を抹消(まっしょう)する最大の方法である」ということが言えます。(『コーヒー・ブレイク』より)

法則2 相手の話を聴く

相手の話をよく聴くと相手を理解できるようになる

相手を愛せないときは、相手を理解できないときです。

理解できた相手のことは、愛することができます。また、「自分は理解された」と思った人は、「自分は愛された」というように感じるのです。

相手の話をよく聴(き)いてあげると、相手を理解できるようになります。

家庭においても、ほかには何もしなくても、ただ相手の言うことをよく聴いてあげるだけで解決する問題は、たくさんあります。

「奥さんが、いろいろと悩みを抱えていて、なかなか解決できない」という場合であっても、何のことはない、「ご主人が、二、三時間、奥さんの話を聴いてあげたら、それで終わり」ということだってあるのです。

したがって、相手を理解するためには、聴く能力を高めることです。

「相手の話を聴いてあげよう」と思うことも、愛の心なのです。(『ティータイム』P.40~42より)

法則3 ほめ言葉を使う

ほめ言葉をかけるには一円も要らない

ご主人が、きょうは、いつもより十分早く帰ってきたなら、ほめてあげればよいのです。

十分早く帰っただけでも、「あなた、きょうは早く帰ってきたわね。お仕事、頑張ったのね」と、一言、言ってあげれば、ご主人は、「そうか。やはり、段取りよく仕事をして、早く帰ったら、妻も喜ぶのだな」と思い、喜びます。

そういう、ちょっとした、些細(ささい)なことでもよいのです。

人は、自分に対して言われた悪い言葉は何十年でも覚えているものですが、ほめ言葉も、また、覚えているものです。少し怒られても、十年間ぐらい覚えているし、少しほめられても、十年間ぐらい、ほめられた気になっているものです。

しかし、その言葉は、ほんとうは、ほんの一瞬のものなのです。その一瞬の効果は大きいわけです。

人間関係を良好にし、幸福な方向へ導くには、一円のお金も要らないし、汗水垂(た)らして努力する必要もないのです。

必要なのは、心の態度を変えること、そして、具体的な、ささやかな好意を示してあげることです。それが大事です。(『コーヒー・ブレイク』P.77~78より)

法則4 相手を完全否定しない

「この人にも、よいところはある」と思っていると、相手にも伝わる

自分を評価してくれない人や、自分にとって気に入らない人が、出てくることもあるでしょう。

しかし、そうした人を、全部、駄目(だめ)だと思わないようにし、気に入らない場合であれば、その人のどこが気に入らないのかを分析することが大事です。

「この部分はどうも肌(はだ)が合わない。自分としては受け入れがたい」と感じたとしても、他の部分を見て、「この人にも、よいところはある。こうしたところはよい」と思っていると、その思いは相手に伝わります。

相手は、「自分は全面的に否定されているのではない。この人は、自分のこの部分を嫌っているが、他のところはよく思ってくれている」と感じるのです。

すると、相手の人は自分を変えようとしはじめます。

「この人と話すときは、ここを控え(ひかえ)ればよいのだな」ということが分かるので、相手が変わってきて、そのよいところが出てくるようになるのです。

これは、知らず知らずのうちに、相手の変革を促し(うながし)ていることになります。

「この人にも、よいところはある」という見方をすることによって、相手を変えうるのです。

しかし、「嫌いだ」と拒否してしまえば、取りつく島がなく、どうしようもありません。

完全拒否しないことが大事なのです。(『コーヒー・ブレイク』P.134~136より)

法則5 嫉妬心を抑える

嫉妬心を感じる相手は実は自分の「理想像」

自分が嫉妬(しっと)を感じる相手は、ほんとうは、自分自身の「理想像」なのです。

理想像であるその人を嫉妬しているかぎり、幸福にはなれません。それは、相手に“呪い(のろい)の矢”を撃(う)っているようなものなのです。

「あの人は、うまいことをやっている。許せない」
「お金儲け(もうけ)をしている。許せない」
「ビルを建てている。許せない」
「親が偉い。許せない」
などと思い、呪いの矢でパシーッと撃ち落とそうとしているのです。

そういう人は、付き合いたくない“種族”です。

それでは人脈ができないでしょうし、徳もないので、「友達はできず、支えてくれる人もいない」ということになってしまいます。

成功している人を見たら、まず、それを理想像として祝福することが大切です。

人間は、自分が理想化し、肯定(こうてい)し、祝福した相手に、必ず近づいていきます。自分が目標として心に描いている人や、人生の目標に向かって必ず近づいていくものなのです。(『ハウ・アバウト・ユー?』より)

(2011年12月号)


出典:「Are You Happy?」公式サイト(HOME)
https://are-you-happy.com/


管理人のつぶやき
今回ご紹介しました月刊誌『ARE YOU HAPPY?(アー・ユー・ハッピー?)』の記事では、大川隆法総裁の書籍から「人間関係を良くする5つの法則」に関する法話の一部を取り上げています。

法則1の「笑顔をつくる」という箇所は、書籍『コーヒー・ブレイク』の P.98~100から抜粋されたものです。ここで大川総裁は、『人間は、笑顔の人を見て敵意を抱くことは難しいのです。これは鉄則です』と述べられています。

初対面の人であっても、悪意を感じられない笑顔を自分に向けられると、ほとんどの人は警戒心を解いて、知らず知らずにうちに自分も笑顔になっていくでしょう。

笑顔を相手に見せるというのは、短時間で相手との良好な人間関係を築く(きずく)ための最高の手段だと思います。しかし、それを手段だと考えずに、誰に対しても自然に笑顔になれる人であれば、深い信頼を相手から得られることは想像に難く(かたく)ありません。

それと言うのも、人間は脳の指令で動くタンパク質の塊(かたまり)ではなく、魂(たましい)が肉体に宿(やど)って、この物質世界で魂修行(たましいしゅぎょう)をしている霊的な存在であるために、相手が言葉を発さなくても、霊的な部分で相手の思いを感知(かんち)する能力があるからだと言えると思います。

「人間関係を壊し(こわし)たくない」とか、「自分を悪く見られたくない」といった理由で、笑いたくもないのに笑顔を作らなければならないという場合はあると思いますし、その気持ちは充分(じゅうぶん)分かりますが、やはり、屈託(くったく)のない笑顔、幼子(おさなご)のような純粋な笑顔をこそ目標とすべきであり、そのような笑顔ができるようになることが、天国に還る(かえる)ための第一条件だと私は考えています。

とは言っても、真剣に物事に対処(たいしょ)しなくてはならない時に笑顔でいるというのも、難しいと思いますので、そのような場合は、やはり、真剣な面持ち(おももち)で物事に取り組むのがベストだと思います。

しかし、笑顔になれる時には、童心(どうしん)に返って、周りの人を幸福にするような、自分も同時に幸福になれるような底抜けに明るいピユアな笑顔を表せるような自分となるべく努力を積み重ねていくことが、大切ではないかと私は感じています。

最後に、法則1と、2~5に共通して言えることとしましては、日頃から、歪んだ(ゆがんだ)色メガネでもって、世の中や他人を見るのを止めて、「素直な心で、他人や世相(せそう)を見てみる」という気持ちが必要だと考えます。

この”素直な心”というのは、天上界にいた時の自分の心です。

この世という魂の修行場(しゅぎょうば)で、根本の仏(根本の神)から見て、間違った思いや行いを、人生の中で数多く積み重ね、それに対して反省すらせずに、「世の中が悪い」とか、「政府が悪い」とか、「家族や地域の住民が悪い」などと考えたり、その怒りを誰かにぶつけたり、愚痴(ぐち)を言ったりしている人物というのは、すべてを素直に見れなくなっている状態にあります。

物事や他人、そして、自分自身をのことを、天上界の住人のような素直な目で見れなくなっているのではないかということを、日々、自問自答しながら、傲慢(ごうまん)になっている自分の鼻をへし折り、反省を通じて、神仏の子としての正しい道に戻る(もどる)訓練をしていくことが大切なのではないかと私は思います。

神仏の教えである仏法真理(ぶっぽうしんり)に基(もと)づく霊的真実を知れば、自分の身に起こるすべてのことが、あの世で自分が立てた人生計画だという認識ができ、人生の途上(とじょう)で起きるべくして起きる苦難や困難によって、自分の魂が今まさに鍛え(きたえ)られているのだということに気づくことになるのです。

そして、前世(ぜんせ)とは違った時代や国や環境で生まれることにより、一段も二段も魂を向上させることになる貴重(きちょう)な経験ができていることを理解できます。

たとえ、恵まれない国や環境に生まれ、苦しみや悲しみ多い人生で幕(まく)を閉じたとしても、この世に生を享(う)けたことにより、あの世の調和された天国では経験できないことを経験できたということは確かなことです。

そしてその経験というのは、魂修行の観点(かんてん)から見ると、実は、何百カラットの宝石にも何億円のお金にも代えがたい、非常に大きな宝(たから)であるということが、仏法真理を学んでいけば理解できるようになるのです。

※この「管理人のつぶやき」は私見(自分一人の意見・見解)であり、幸福の科学グループ・大川隆法総裁の発言ではありません。


↓この動画は観ておいた方がいいです。

【中国、北朝鮮、そしてロシア。迫りくる国家存続の危機。日本人よ、今こそ「武士道精神」を呼び覚ませ!-幸福実現党2022主要政策】



大川隆法プロフィール


幸福の科学グループ創始者 兼 総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。

86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界169カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。

説法回数は3500回を超え(うち英語説法150回以上)、また著作は42言語に翻訳され、発刊点数は全世界で3150書を超える(うち公開霊言シリーズは600書以上)。『太陽の法』『地獄の法』 をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、27作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、450曲を超える作詞・作曲を手掛けている。

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。



【抜粋書籍】

  

  




ザ・リバティweb最新無料記事
●「見せたいものを見せる」という呪術の本質と呪い返しを描いた映画「陰陽師0」(高間智生氏寄稿)
https://the-liberty.com/article/21399/



【関連書籍】

     

     

     
     

     

     

映画『呪い返し師―塩子誕生―』予告編


●映画『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~』DVD発売決定!
https://the-liberty.com/article/21406/

【特別映像】『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~』(夢判断、そして恐怖体験へ2)

主人公のセリフ(一部抜粋)
「死は突然やってきます。その時に真実を知らないことが、どれだけ人を混乱させるか」

「あなたが信じようと信じまいと、この世を超えた世界は存在します」




●釈量子の志士奮迅 [第135回] - 「祈りの国」をかけた価値観の戦い ──米大統領選、そして日本
https://the-liberty.com/article/21381/

●優しすぎる社会の危うさ 「ザ・リバティ」6月号(4月30日発売)
https://the-liberty.com/article/21398/



本日のザ・リバティweb有料記事
(※タイトルと無料部分(1ページ目)を読むだけでも、真実が見えてきます)
●バイデン氏が移民問題で日本を批判 選挙アピールのためになりふり構わない言動が相次いでいる
https://the-liberty.com/article/21408/
●アメリカであった「前世の記憶を持つ子供」 霊界は実在し、人間は転生輪廻している
https://the-liberty.com/article/21407/
●イスラエルへの抗議デモで全米大学に混乱広がる テロリストとも関連がある"訓練されたプロの扇動者"の主導が濃厚
https://the-liberty.com/article/21405/
●複数の世論調査で依然トランプ氏がリード、激戦州でバイデン氏は失速トランプ氏は再選に向けて"穏健路線"に舵を切り始めている
https://the-liberty.com/article/21404/
●太陽光発電が中国?のサイバー攻撃で、機器800台が乗っ取られる これほど脆弱な再エネを主力電源化するなどあり得ない
https://the-liberty.com/article/21403/
●群馬県が「生活保護のしおり」から「脱却促す記述」を削除 他者や国家への強い依存心は「地獄への道」になる
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●新・過去世物語 アナザーストーリー 空海からユングへ その魂は後世の人々に何を遺し、伝えようとしたのか
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●傷つきすぎるのも自分に対する甘さである(前編) - 未来への羅針盤
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●福祉 バラマキ 学校── 優しすぎる社会の危うさ - Part 2 "優しい学校"が自立できない子供を量産している
https://the-liberty.com/article/21389/
●トランプは孤立主義者ではない 中国はトランプ復活を恐れる
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●台湾有事でネットが使えないリスク - ニッポンの新常識 軍事学入門 47
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【憲法記念日】改憲論の先にある国家の未来構想「新・日本国憲法 試案」とは(釈量子)



言論チャンネル- 幸福実現党

【憲法記念日】改憲論の先にある国家の未来構想「新・日本国憲法 試案」とは(釈量子)


衆議院憲法審査会での焦点は「緊急事態条項」、国会議員の任期延長に絞った議論だ。次期選挙を視野に裏金問題で国会は紛糾、自己保身に走る日本の政治家達は憲法を語れない。そこで今回は憲法記念日に寄せて、改憲議論の先にある未来国家の構想に踏み込んで「憲法」を語った。 2024年5月1日収録




文字起こし(YouTubeの文字起こしより:(一部抜粋)不要語を削除・修正しています)

5月3日は憲法記念日です。1947年の5月3日現行の日本国憲法が施行されて77年が経ちました。ご存知の通り、現行憲法は1945年の敗戦直後の占領下において、占領軍の人が1週間ぐらいで作ったと言われておりまして、押し付けられたものです。



軍隊が取り上げられまして、宗教教育・公教育から国家の背骨が抜かれてしまいました。日本の強さは、この精神的なところにあると見た占領軍が、日本を再びアメリカに対して歯向かうことがないように、この国家の背骨を抜いたというわけです。



のように、日本人の手で作ったとは思えないような憲法が、戦後1度も改正されることがないまま今日に至っています。



ちなみに諸外国では、戦後どのくらい憲法が改正されてるのかっていうと、今ざっと見ていただいております。



アメリカ6回、カナダ19回、フランス27回、ドイツ67回、イタリア19回、オーストラリア5回、中国でも10回改正しております。



また世界は激変しておりまして、ウクライナや中東での戦争が続いております。これが世界大戦につながりかない。さらに、核兵器を持つ中国・北朝鮮・ロシアの3か国を、今、敵に回してしまっており、「日本は国家存亡(そんぼう)の危機」というところです。



日本人の手で、自分の国の憲法を変えられないというなら、政治参加の自由というものがそもそも無いということになってしまいます。これはまるで、江戸時代の町人ですね。お上(おかみ)によって、下々(しもじも)は治め(おさめ)られてるというような政治意識とあまり変わらないのではないかと思います。



そこで本日、私たち幸福実現党は、2009年の立党直後に、大川隆法党総裁による『新・日本国憲法 試案』を発表しておりますので、これをご紹介しながら、現行の憲法に対する考えをお伝えさせていただきたいと思います。



大川隆法総裁は、この『新・日本国憲法 試案』によって、『この国を根本的に改造し、未来型国家に変身させることも可能だと信ずる(「新・日本国憲法 試案」)まえがき』として、全文及び16条という国家の理念の骨組みを提示いたしました。



大川隆法総裁が書き下ろしたこの憲法試案は、改憲議論のさらに先にある未来国家の構想なんですけれども、まずは現行憲法の改正から始めるのが現実的ではありますが、今日はこの改憲議論の機運(きうん)を作っていくために、私たちの根本にある考えをご紹介したいと思います。



なお、全体像の詳しいところは、大川隆法総裁の『幸福実現党宣言』、それから、幸福実現党編の『幸福実現党 立党の原点』を、この度上梓(じょうし)させていただきましたので、こちらを是非ご覧いただければと思います。



その前に、現在、衆議院の憲法審査会で焦点になっている「緊急事態条項」について見ておきたいと思うんですが、安倍政権下で、お試し会見ということで浮上いたしました。



緊急時に、国会機能を維持する必要性っていうのは理解できます。ただ、同時に、憲法審査会では緊急事態が法律と同じ効力を持つ政令を定める緊急政令や緊急財産処分に関する規定についても検討すべきだという議論も行われています。

このような政府の権限の強化というのは、非常に危険が高いと思います。緊急事態の名の下(もと)に、政府に権限が集中すれば、国民の自由が制限させる危険性っていうのが一気に高まるからです。

これは、ナチスのヒトラー政権における、授権法(じゅけんほう)のような全体主義につながりかねないということを私たちは考えています。



緊急事態を名目(めいもく)に、一時的にせよ内閣が法律と同じ効力の政令を安易(あんい)に出せるようになってしまうと、国民の自由、基本的人権というものが簡単に制限されてしまう、そういう危険が高まると考えております。

もちろん戦争時など、やむを得ず政府の権限を強化しなければいけないこともあるのでしょうけれども、しかし、新型コロナの特性が次第(しだい)に分かってからも、緊急事態宣言が繰り返されて、自由が制限されたことを考えると、自由の大切さっていうのを何度強調しても足りないと私たちは考えています。



私たち幸福実現党は、「私たちの生命そして自由は神から与えられたもの」だと考えています。人間は、造物主(ぞうぶつしゅ)から創(つく)られたものなので、「神の子、仏(ほとけ)の子だから尊い(とうとい)」という考えです。



このように人間を超(こ)える存在を認めていないと、為政者(いせいしゃ)は、国民の自由を奪うことに躊躇(ちゅうちょ)が無くなってしまいます。ですから、幸福実現党はまず、この国を宗教的な基盤を大切にする精神性の高い国にしたいと考えています。



例えば、アメリカ独立宣言は、「全ての人は平等に創られ造物主によって、一定の奪いがたい天賦(てんぷ)の権利を付与(ふよ)され」と述べています。このように、宗教立国というのは、世界のスタンダードになっています。

これに基づいて、トランプ氏は何度も、「自由は政府からではなく神から与えられたものである。この基盤の上にこの国は成り立ってる」という風に繰り返し述べています。



自由の大切さというのは、先ほど述べた緊急事態の対応の他にも、もちろん経済政策においても問われます。トランプ氏は大統領の就任時、大胆な減税、それから規制緩和を行いました。国民の経済的自由というのを拡大したんですけれども、これは神から与えられた自由だからこそ、それを最大限尊重すべきだという形になりました。トランプ氏の宗教的な自由の哲学が元になってると言えます。



またドイツの憲法の前文では、「ドイツ国民は神と人間に対する責任を自覚し」と示されています。



人間は造物主によって創られた「神仏の子」であるということが、人権の尊厳(そんげん)の根拠(こんきょ)であり、ここから自由が尊いものになるわけです。



この点、神仏の存在に根ざさない日本国憲法は、人権の根拠が非常に希薄(きはく)になっています。そこで、『新・日本国憲法 試案』の前文には、全ての党派や宗派を超え、人々が国民として生きていくための規範、進むべき方向性を指し示しております。



〔前文〕
われら日本国国民は、神仏の心を心とし、日本と地球すべての平和と発展・繁栄を目指し、神の子、仏の子としての本質を人間の尊厳(そんげん)の根拠と定め、ここに新・日本国憲法を制定する。


今、感染症全体主義やマイナンバーを使った国民の私有財産を一元管理するようなことなど、人間を超えた叡智(えいち)を持つ神仏の存在を認めない、ある種の天狗的(てんぐてき)な傲慢(ごうまん)さがあるのではないかと思います。



私たちは、この精神(新・日本国憲法)の下、政策を作り、判断し、唯物論(ゆいぶつろん)無神論国家の中国や北朝鮮の覇権主義(はけんしゅぎ)や人権侵害を止めたいとも考えています。



また、世界情勢を考えると、急がなければならないのが憲法9条の改正です。



「自分の国を自分で守る」ということを憲法に明記(めいき)できないというのは、主権国家として非常に恥ずかしいことだと思います。戦争をしないということと、戦争ができないというのは意味が違います。これは、敵の監獄(かんごく)の中に入れられれば、もう襲われることはないというようなものに等しく、これは「奴隷(どれい)の平和」だと思います。



安倍政権の時に、戦力の不保持と公選権を否認したまま憲法9条を自衛隊の存在を明記するという加憲(かけん)が議論されました。これは、「自衛隊は戦力ではない。軍隊ではない」という嘘(うそ)の追認(ついにん)をするだけで、日本の国防強化には全然つながらないと考えています。

むしろ、戦えない自衛隊を明文化されてしまうという危険性があると思います。ですから、9条を改正して自衛隊を国際標準の軍隊と認めまして、自衛のために戦えるようにすべきではないかと思います。



ちなみに、幸福実現党の『新・日本国憲法 試案』ではもう一歩踏み込みまして、「防衛軍を創設する」ことを明記(めいき)しています。



〔第五条〕
国民の生命・安全・財産を護るため、陸軍・海軍・空軍よりなる防衛軍を組織する。また、国内の治安は警察がこれにあたる。


国防と警察は、政府がなすべき代表的な機能です。



そして経済です。小さな政府で国民の自由を守りたいと考えています。



現在、インフレが暮らしに打撃を与えてますが、こういう中、与野党ともにばら「撒き(まき)合戦」が続いています。ところが、これ必ず増税につながります。

歴代政権がばら撒いた結果、政府の借金は1280兆円。これは子孫(こまご)の代への借金の先送りです。著名な投資家が、「日本には経済的に明るい兆し(きざし)はもうない」ということで、日本からの脱出を促す(うながす)ような人ももう出てきています。



八方塞がり(はっぽうふさがり)の日本の中、私たちは今こそ、小さな政府、安い税金を目指し、そして国民の自由の領域を増やすことで、民間ができるものは民間に、そして、無駄(むだ)な役人を減らして、仕事を減らして、役所を減らして行こうと考えております。



〔第十一条〕
国家は常に、小さな政府、安い税金を目指し、国民の政治参加の自由を保障しなくてはならない。


この小さな政府か大きな政府かという、この分ける指標、色々あるんですけれども、代表的なものが「国民負担率」です。



この小さな政府か大きな政府かという、この分ける指標、色々あるんですけれども、代表的なものが「国民負担率」です。この小さな政府か大きな政府かという、この分ける指標、色々あるんですけれども、代表的なものが「国民負担率」です。

これ非常に苦しいです。こういうばら撒き合戦、そして、増税の悪循環に陥る(おちいる)中、日本のGDP(国内総生産)は、ドイツに抜かれて、今世界第4位。インドにも抜かれそうです。



与党も野党も、福祉国家主義・国家社会主義の下(もと)、大きな政府に突き進む中、「小さな政府・安い税金」を訴え、これを党是(とうぜ)にしてる、国是(こくぜ)にしようじゃないかっていうのは、もう幸福実現党だけというところです。

これは、先述したように、「小さな政府・安い税金」っていうのは、国民の自由を守る増税の防波堤(ぼうはてい)になると考えております。以上です。



今日は、憲法記念日に当りまして、今、変えるに変えられないという日本の急所、この憲法について考えてみました。日本人の手によって、憲法を自分たちの幸福に相応しい(ふさわしい)ものに変えていこうではありませんか。

これからも幸福実現党は、日本の根幹(こんかん)を変えるような、ある種(しゅ)、革命的な考えを次々お伝えしていこうと思います。



今後、憲法の論点、改正論点を順次ご紹介させていただきたいと思います。本日は以上です。ご視聴誠にありがとうございました。



※本編でご紹介している幸福実現党・大川隆法党総裁の著書はこちら↓
【関連書籍】
新・日本国憲法 試案
幸福実現党宣言(4)

大川隆法 著 1,320 円(税込)


https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=110

日本国憲法は、どうあるべきか。

国家ビジョンの基本設計図として、百三条の現行憲法を
前文と全十六条にスリム化。その試案と解説を一挙収録。
現行憲法の問題点を明らかにし、
世界をリードする新しい日本のカタチを提示した書。


▽現行の憲法には「基本的人権の根拠」がない
▽世界平和実現への努力を憲法に明記すべき
▽理想的な三権分立には国民投票による大統領制を
▽国家の主権を守る「防衛権」を明記すべき
▽公僕たる公務員にも「能力制」の導入を
▽「安い税金」と「政治参加の自由」を保証せよ



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本日もご訪問下さり本当にありがとうございました。



【度重なる増税・バラマキ...このままいくとどうなる?【近未来ミニドラマ】「日本倒産」】


『デジタル化に潜む監視社会の恐怖ー現代のディストピア『2024』【近未来ミニドラマ Vol.2】』


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「中国が尖閣・沖縄を侵略する日」  
2010年11月2日公開



「中国、東京上陸。
尖閣は序章にすぎなかった」

2012年11月28日公開


※上の動画はドラマですが、政治家及び、国民一人ひとりが、しっかりとした国防意識を持たなければ、日本のすぐ近くにある独裁国家によって日本が侵略され、その結果、言論の自由は無くなり、財産は没収され、命をも奪われるという最悪の事態が起きる可能性は、今のままでは、極めて高いと言わざるを得ません。しかし、政治家を含めた国民一人ひとりが、「自分の国は、自分で守る」という気持ちをしっかりと持ち、そのための法整備、防衛予算の倍増、防衛装備などの強化を図っていくのなら、最悪の事態を回避することは可能となるはずです。


本日もご訪問いただき、
誠にありがとうございます。

皆様のお幸せを
心より祈っております。


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