私達人間は、火葬場で焼かれて、一握りの灰になるだけの、そんなちっぽけな存在ではなく、神様の念いによって創造され、幾度も幾度も、あの世からこの世に生まれ変わり、違った時代、違った国、違った環境の中で、様々な経験を積みながら、魂を磨いている尊い存在なのです。

この世は、「仮の世」であり、この世のすべての苦しみや悲しみは、自分の魂を向上させるためにあるもので、「仮の世」である本当の世界ではないこの世(現象界)の物事に執着するから、苦しみが生まれてくるわけです。

また、「親ガチャ・子ガチャ・国ガチャ」という言葉があり、「自分では親も子供も選べないし、生まれる環境も選べないのだから、すべては運任せ」というような考え方が広がっているように見受けられますが、実は、自分の親も子供も、そして結婚相手も、あの世で自分が決めてきているのです。親も子も、結婚相手も、お互いに頭を下げてお願いをして、この世に生まれてきます。生まれる環境や職業なども自分が決めてきます。ですから、「親ガチャ・子ガチャ・国ガチャ」ということは、ありえないということです。

さらに、病気の悩み・人間関係での悩み・仕事での悩み・経済面での悩み、また、愛する人との離別・死別など、この世に生きていれば、悩み苦しみ、悲しみが尽きることはないように思え、自分よりも恵まれた人を見て、自分は運が悪いのだと、すべて運のせいにしてしまうと思いますが、それらの悩みや苦しみなども、実は、「自分自身が、あの世で立てた人生計画」でもあるのです。

その真実を知った時に、自分は偶然にこの世に産み落とされ、両親も子供も兄弟も環境もすべて自分では選べないという考え方は崩れ去り、すべてを自己責任として受け入れることができるようになります。

大川隆法総裁は、「人生は一冊の問題集である」と説かれています。自分があの世でつくった問題集ですので、自分に解けない問題は、設定してこないはずです。人生は、ハードル競技のようであり、人生の所々に、ハードルを置いています。そのハードルというのは、人生で出会う悩みや苦しみや悲しみ、苦難・困難のことです。そして、そのハードルの高さは、人それぞれです。自分があの世でハードルの高さを設定するのですから、当然、自分の跳躍力や体力(自分の魂の足腰の強さ)に合わせて、ハードルの高さを決めるはずです。普通の人が、オリンピック選手のような高さにハードルを設定するはずはありません。自分が飛び越えられるぐらいの高さに設定するはずです。ということは、今、皆さんが直面している問題は、まさしく、あの世で自分自身が設定したハードルであり、それは、自分が飛び越えられる高さなのです。ですから、神様は乗り越えられない試練は与えないと言えますし、自分でも、自分が乗り越えられない試練は設定してこないということなのです。

この世の全ては、一人一人の魂を鍛えるために、神様(エル・カンターレ)が用意して下さったものです。あの世は目には見えませんし、神様や守護霊様の存在を実感することはできません。ですから、無神論・唯物論・唯脳論・科学万能主義・医学万能主義に陥りやすいと言えますが、これは、試されているということです。人間は永遠にあの世とこの世を転生輪廻している霊的な存在だということを信じ、多くの人々の幸福のために生きる正しい生き方を選ぶかどうか。それとは逆に、神様とあの世を否定し、唯物的な生き方をし、多くの人々を惑わし、苦しめる悪なる生き方を選ぶかどうか。それが試されているということなのです。

結局、この世的に見ても、あの世的に見ても、無神論・唯物論は、決してあなたを幸福にすることはありません。神様の存在を信じ、その神様の創られた世界を信じ、そして、この世の命が終わっても、本当の世界であるあの世があり、この世の苦しみも悲しみも、あの世で自分が設定した自分の魂を鍛えるためのハードルであり砥石であると信じればこそ、どんな苦難も乗り越えていけるのです。

あなたの旅は、まだ終わっていません。人生の終着点まで、しっかりと帆を張り、舵を取り、すべての人々を真なる幸福へと導くために、どんなことがあろうとも、明るく元気に前向きに、生きていきましょう!

エル・カンターレを信じる限り、未来は限りなく明るい!




『太陽の法』『黄金の法』『永遠の法』は「基本三部作」と呼ばれ、幸福の科学の教えの輪郭が示された基本的かつ中心的な経典です。この三冊を読むことで、仏法真理の体系をとらえつつ、「霊的人生観」を確立することができます。



法シリーズ最新作「地獄の法」 特設ページ

https://www.irhpress.co.jp/special/the-laws-of-hell/



TheLiberty


【◆「AI崩壊」シネマレビュー 『雑誌抜粋』】


Photo by 紺色らいおん on photoAC


雑誌記事抜粋



AIが「命の選別」を行う!?

【レビュー】


2030年、10年後の日本。少子高齢化が進み、働ける人間は国民の50%。子供は10%未満。40%は老人と生活保護受給者という国家崩壊寸前の日本で、AI(人工知能)は人々の生活に欠かせないライフラインとなっていた。

「のぞみ」は、全国民の個人情報や健康状態を完全に把握(はあく)する医療AIだ。開発者は、自身の開発したAIの許可が間に合わず、妻を亡くした過去を持つ天才科学者の桐生(きりゅう)。しかし、”人に寄り添う”はずの「のぞみ」が突如(とつじょ)、年齢や年収、家族構成や病歴、犯罪歴などから人間の「生きる価値」を選別し、殺戮(さつりく)を始めようとする。

国中が大混乱に陥る(おちいる)中、「のぞみ」を暴走させたテロリストの容疑がかけられた桐生は、最新のAI監視システムを駆使(くし)する警視庁のサイバー犯罪対策課に追われることになり……。

キャッシュレス化が進むなど、AIが本格的に生活に入り込みつつつある現在の日本を見れば、決して他人事ではないと感じさせられる本作。AI包囲網で桐生の居場所が即座(そくざ)に突き止められるシーンには、背筋が寒くなる。

「便利さ=幸福」なのか。さまざまに考えさせられる、近未来サスペンス超大作。



※読みやすいように、一部原文に改行を加えています。


ザ・リバティ編集部の評価


星4.5
(5点満点)


出典:月刊『ザ・リバティ』2020年3月号
ザ・リバティWeb(HOME)
https://the-liberty.com/

【映画『AI崩壊』本予告】



管理人のつぶやき
AI(人工知能)を使った国民の監視を徹底しているのが中国ですが、日本を含めた西側諸国の政府機関も、中国のAIデジタルによる監視の成功を受け、その地獄的・悪魔的手法を使い、政府による国民の一元管理(いちげんかんり)を狙っていることは確かでしょう。

AIを国民支配のツールとして使えば、政府の意向(いこう)に従わない人たちや、政府の存続にとって危険と判断される人物や組織などの動向をリアルタイムで監視し、圧力を加えて弾圧したり、”現代の魔女狩り”として無実の罪を着せ、一斉(いっせい)に摘発・検挙(けんきょ)することが可能となるのです。

AIやデジタルというものは便利な反面、個人や組織の言論や出版の自由を奪い、思想・信条の自由を奪い、信仰の自由を奪い、財産所有の自由をも奪う力があります。これはまさに、現在、中国共産党が国民に対して行っていることを、西側諸国の指導者たちが導入(どうにゅう)し、実行しようとしていることです。そこには、神仏より頂(いただ)いた自由ではなく、”動物園”の檻(おり)の中だけの自由、政府に逆(さか)らわない世界の中だけの自由があるだけです。

その悪質な為政者(いせいしゃ)の監視下にある檻の中の自由では、仏(ほとけ)の子、神の子としての性質を与えられている人間としての尊厳(そんげん)は簡単に踏み(ふみ)にじられるでしょう。中国との結びつきが強く、日本を無神論・唯物論国家・中国のように国民を完全監視下に置きたいと考えている政治家たちの頭の中には、日本人の幸福などという言葉も概念(がいねん)も存在してはいないでしょう。

また、テロリストや高い技術を持っている悪質なハッカーにとっては、AIのプログラムの書き換え、国家の機密情報や国民の個人情報の抜き取り、デジタル資産の収奪(しゅうだつ)などは簡単にできるでしょうし、その者たちにとっては、強靭(きょうじん)なパスワードであってもそれを次々と破る力があるはずです。仮想空間に、お金や情報を預けるということは、その者たちに、”おいしい餌(えさ)”を自分から与えていることにもなります。

ザ・リバティのシネマレビューの最後にありますように、『「便利さ=幸福」なのか』ということを、各人がしっかりと考える必要があります。

「本当の幸福が何であるのか」ということは、神仏の教えを学ばない限り理解はできません。

それは、自分と他人、動物や植物、鉱物や恒星(こうせい)・惑星、この世のありとあらゆるものが、同じ根本の仏(根本の神)の念い(おもい)によって創られた尊い(とうとい)存在であり、それぞれが、自分の魂(たましい)の向上と他者との調和を目指しながら、この世の世界を、神仏の願われるユートピアにする使命を帯(お)びて、あの世からこの世に生まれて来ているという事実を理解しなければ、その答えには決して辿り(たどり)着くことはできないでしょう。

その事実を知らないままに生きるということは、この世で「真実の目」が開かれないままに生涯(しょうがい)を閉じることになりますので、その場合、間違った人生を送り、多くの人々を苦しめたり、惑(まど)わしたりして、死後、反省のために、苦しい地獄での長期間の修行(しゅぎょう)をしなければならなくなる結果が待ち受けているのです。

神仏の存在を疑い、あの世の世界や霊的真実を知らない、あるいは受け入れない人が多数である現代では、地球人たちの蓄積された悪想念(あくそうねん)が原因で、これからさまざまな天変地異が起きて来ることは想像に難く(かたく)ありません。

そういったことが起きないように、悟り(さとり)たる者がこの地上に肉体を持ち、宗教を興し(おこし)、時代や民族を超えた普遍的(ふへんてき)な教えである真理(しんり)というものを、遥か(はるか)なる昔から現在まで連綿(れんめん)と伝え続けているのです。

神仏の教えである仏法真理(ぶっぽうしんり)を学ばずして、あの世の世界やこの世の成り立ちは理解できません。また、「自分自身が何者なのか」ということ、「本当の幸福とはどのようなものなのか」ということも分かりようがないのです。

AIによって人間が管理され、完全に支配される世界を肯定(こうてい)するような現代の流れや、中国共産党のモデルを真似(まね)て、AIを使って国民を奴隷化(どれいか)しようとしている日本を含めた西側諸国の為政者(いせいしゃ)たちの過ち(あやまち)は、今後、大きな反作用を生むことになるはずです。

血の通(かよ)っていないAIやデジタルの普及(ふきゅう)ではなく、同じ仏(ほとけ)の子、神の子として、神仏の心を心とした温もりのある政治や経済活動、心と心が触れ合う人間関係の構築(こうちく)が、今こそ求められています。

◆関連過去ブログ

【◆「ドットハック セカイの向こうに」シネマレビュー『ザ・リバティweb抜粋』】
https://ameblo.jp/tukikage-sakura777/entry-12816615082.html


【◆神仏なき人類の未来は、AIが支配する未来が来る - 『書籍抜粋』】
https://ameblo.jp/tukikage-sakura777/entry-12846362164.html


※この「管理人のつぶやき」は私見(自分一人の意見・見解)であり、幸福の科学グループ・大川隆法総裁の発言ではありません。


【抜粋した雑誌】
ザ・リバティ 2020年3月号

定価 550 円(税込)

★幸福の科学出版では
現在お取り扱いしておりません。


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【その他の関連書籍】
     

     

     

     


↓この動画は観ておいた方がいいです。

【中国、北朝鮮、そしてロシア。迫りくる国家存続の危機。日本人よ、今こそ「武士道精神」を呼び覚ませ!-幸福実現党2022主要政策】



大川隆法プロフィール


幸福の科学グループ創始者 兼 総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。

86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界169カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。

説法回数は3500回を超え(うち英語説法150回以上)、また著作は42言語に翻訳され、発刊点数は全世界で3150書を超える(うち公開霊言シリーズは600書以上)。『太陽の法』『地獄の法』 をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、27作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、450曲を超える作詞・作曲を手掛けている。

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。

大川隆法 公式サイト
https://ryuho-okawa.org/#/home


私達の魂の親である神の名を、「エル・カンターレ」といいます。

地球神エル・カンターレは、地球系霊団の最高大霊であり、イエスが「わが父」と呼び、ムハンマドが「アッラー」と呼び、日本神道系では創造神にあたる「天御祖神(あめのみおやがみ)」という名で伝えられている、至高(しこう)の存在です。

エル・カンターレは、人類を導くために、仏陀やヘルメスなどの魂の分身を幾度となく地上に送り、幾多の文明を興隆させてきました。

現在、エル・カンターレの本体意識が大川隆法総裁として下生(げしょう)され、すべての人を本当の幸福へと導くために、あらゆる宗教や学問を統合する地球的仏法真理を説き続けています。

私達人間が、エル・カンターレを信じ、その教えを信じ、行動を起こす時、この愛すべき地球は、光で満たされ、闇は一掃されることでしょう。



【愛の神 エル・カンターレ】
●クリックで再生します。(9分41秒)


ぜひ皆様も、大川隆法総裁の説かれた法話や霊言などがまとめられた書籍をお読み下さい。今のマスメディアやSNSなどの情報では見えないものがきっと見えてくると思います。下に「幸福の科学出版 書籍カテゴリ一覧」に飛ぶURLを貼り付けましたので、ご自分のご興味のあるカテゴリーから書籍を探してみて下さい。紹介文や目次だけを読むだけでも、色々と見えてくることがありますし、中には試し読みもできる書籍もありますので、ぜひご覧になって下さい。 
皆様のお幸せを心よりお祈りしております。

●幸福の科学出版 書籍カテゴリ一覧
https://www.irhpress.co.jp/user_data/category_list.php


★「霊的真実とエル・カンターレ信仰にたどり着いた者は幸いかな」 




本日のザ・リバティweb有料記事
(※タイトルと無料部分(1ページ目)を読むだけでも、真実が見えてきます)
●日本でも1500万人以上が利用する中国格安サイト「Temu」の問題 個人情報の安全性やウイグル弾圧に加担疑惑、関税の抜け穴で成長
https://the-liberty.com/article/21452/
●東京都の教育無償化を受け、隣接県の知事らが「国の責任で教育無償化し、格差解消すべき」と訴える 無償化のドミノ倒しはあってならない
https://the-liberty.com/article/21451/
●ゼレンスキー大統領が任期満了も続投で「独裁者」との批判 独裁的なポピュリズム政権の実態がさらに浮き彫りに
https://the-liberty.com/article/21433/
●サッカーフランスリーグで選手がLGBTQ推進のロゴを覆い隠し、スポーツ大臣が厳罰要求、チームは謝罪 過度な権利保護で思想・信条の自由が失われるのは問題
https://the-liberty.com/article/21432/
●補助金終了で東電の電気料金は過去最高水準に 前代未聞の猛暑も予想されるなか、原発が動かないのはあまりに危険
https://the-liberty.com/article/21431/
●アメリカは大麻の規制を「解熱鎮痛剤並み」に緩和、一方のタイは中毒者急増で合法化取り消しへ 見過ごせない大麻の霊的悪影響
https://the-liberty.com/article/21430/
●人物伝ヘレン・ケラー アナザーストーリー 信仰の力で試練に打ち克つ 勇気を与えた霊界思想
https://the-liberty.com/article/21429/
●韓国軍が大演習を実施 北朝鮮はハマスのように奇襲攻撃をかけることを想定か【HSU河田成治氏寄稿】(Part 1)
https://the-liberty.com/article/21428/
●習主席の欧州3カ国訪問──友好と警戒の間で揺れるフランス【澁谷司──中国包囲網の現在地】
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【Truth Z(トゥルースゼット)- 幸福実現党】


「パンデミック条約」や「国際保健規則」よりはるかにヤバい!?今国会で進む「緊急事態条項」制定で国民の自由が大幅に奪われる?



Truth Z(トゥルースゼット)- 幸福実現党

「パンデミック条約」や「国際保健規則」よりはるかにヤバい!?今国会で進む「緊急事態条項」制定で国民の自由が大幅に奪われる?


現在、WHO(世界保健機関)で、「国際保健規則(IHR)改定」と、いわゆる「パンデミック条約(WHOCA+)」に関する議論が進められています。
確かに、これらはWHOの権限を強化し、ワクチンや治療薬の特許を持つ先進国に負担を強いる内容であり、決して望ましいものとはいえませんが、それ以上に大きく警鐘を鳴らすべきものとして、憲法に「緊急事態条項」を創設しようという動きが挙げられます。
国民があまり知らないところで進行しているこの議論について、分かりやすくご説明していきます。(幸福実現党政調会長代理:小川佳世子)

【政務調査会】「国際保健規則(IHR)」と「パンデミック条約(WHOCA+)」について――「感染症全体主義」への流れを食い止めるために(党政調会見解)
https://info.hr-party.jp/2024/14164/




文字起こし(YouTubeの文字起こしより(一部抜粋):不要語を削除・修正しています)

(パンデミック条約は)WHOの権限を強化し、ワクチンや治療薬の特許を持つ先進国に負担を強(し)いる内容であり、決して望ましいものとは言えません。

そもそもWHOは、新型コロナの感染対策が適切であったか十分な検証をしていません。特に問題なのは、新型コロナウイルスの起源(きげん)に関する追求を曖昧(あいまい)にしていることです。



幸福実現党は、新型コロナは中国初の「生物兵器」であることを訴えてきました。このウイルスの起源を追求し、中国の責任追求をすることこそ、最大の感染対策であるはずです。このことは、2022年4月に発表した主要政策集でも述べています。



このように、中国に政治的に配慮してコロナの原因追求を怠り、世界に感染を拡大させたWHOの権限を強化することは、感染症対策にはつながらないと言えます。



今大きく警鐘(けいしょう)を鳴らすべきものとしては、憲法に「緊急事態条項」を創設しようという動きです。

「緊急事態条項」とは、テロや大規模災害、危険な感染症拡大などの緊急時に、一時的に政府や国会に強い権限を与えようとするものです。今議論されている内容は、「国会議員の任期延長」と、国会招集が難しい状況に陥った(おちいった)際(さい)に、政府が法律と同じ効力を持つ政令(せいれい)「緊急政令」を定めることができるという2点です。



「緊急政令」については、野党中心に反対論が多く、現時点では「国会議員の任期延長」に焦点が当たっていますが、「緊急政令」の議論も引き続き行われれています。いずれにせよ、「緊急事態」を名目(めいもく)に、政府の権限強化や任期延長を行うことは、「国民の自由を奪う(うばう)」ことにつながります。

私たち幸福実現党は、「国民の自由の保証が何より重要」であると考えます。



実際、コロナ禍においては、何度も「緊急事態宣言」が出され、「自粛(じしゅく)ですよ」と言いつつも、事実上外出や営業の自由が制限されました。さらには、ワクチン接種者に「ワクチンパスポート(接種証明)」を与え、ホテル代割引きなどの「ご褒美(ほうび)」を与えました。このような”実績”を見ても、「緊急事態条項」の創設で、「国民の自由がより制限される危険性」は高いと言えます。



「国会機能を維持(いじ)することで、政府の暴走を止める」という議論もあるようですが、そもそも先のコロナ禍では、国会は国民の自由を守る機能を果たすところか、コロナ対策を強化する法整備を進めました。

緊急時に「国会機能の維持が」必要ならば、現行憲法においても「第54条2項」に「内閣は、国に緊急の必要がある時は参議院の緊急集会を求めることができる」と定められていますのでこちらで対応できます。そのため、「国会機能の維持」を名目(めいもく)に、「自由の制限」につながりかねない「緊急事態条項」を創設することには反対です。



「緊急事態条項」とともに警鐘を鳴らすべきは、政府が進めている「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」です。これは、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」いわゆる「特措法(とくそほう) 第6条」に基づく「法定計画」であり、国会の審議(しんぎ)は必須(ひっすう)ではなく、6月中にも閣議決定される見込みです。

この計画には、「偽・誤情報に関する啓発(けいはつ)」という項目があり、「感染症危機下には偽・誤情報が拡散されるため、各種媒体を活用した啓発を行う」「ワクチン接種や治療薬に関する科学的根拠(こんきょ)が不確かな情報など、偽・誤情報の拡散状況等のモニタリングを行い、科学的知見(ちけん)に基づいた情報を繰り返し提供する」という趣旨(しゅし)のことが述べられています。



更(さら)に、「SNS等のプラットフォーム事業者が行う取り組みに対して必要な要請(ようせい)や協力などを行う」と記(しる)されており、インターネットへの監視が強化されることが予想されます。

しかしながら、「何を持って偽・誤情報と判断するのか」という判断基準や、誰が判断するのかは不明であり、「偽情報の範囲が政府によって拡大される可能性」があります。



実際、先のコロナ禍において政府は、新型コロナワクチンの健康被害訴える人々の声を「デマ」と切り捨て、「副反応は心配しなくていい」と繰り返し訴えてきました。しかも、ワクチンに関するデータを、厚生労働省は「隠蔽(いんぺい)・改竄(かいざん)」しています。

特に、「ワクチン接種歴不明」の人を「未接種」として計上し、未接種で感染した人を実態より多く見せ、ワクチンの効果を大きく見せていたことの責任は厳しく追求されるべきです。



私たち幸福実現党は、「感染症対策」を名目に、政府の権限が強まり、国民の自由が奪われていく「感染症全体主義の拡大」を危惧(きぐ)しています。

こうした動きを食い止めるために必要なことは、国民1人1人が、「自由の大切さ」を自覚することです。「緊急事態宣言」が何度も出されたのは、コロナ感染拡大への恐怖から国民が求めた結果でもありました。「国家の暴走」は、国民が「自由と自己責任の大切さ」を忘れた時に起きます。



幸福実現党の大川隆法党総裁は、『人の温もりの経済学』(大川隆法著/幸福の科学出版)で次のように述べています。



”感染症全体主義”のようになってしまったら問題だと思うのです。一定のものについては、やはり、国民を愚民視(ぐみんし)しないで、「国民も自分の責任において判断する国民」でなければいけないと思います。

すべては、「自由の問題」です。「自由を享受(きょうじゅ)するだけの認識力が、国民にない」というように国民を愚民視している政府からは、「国民は国家の統制に服せよ。国家が決めたことは全部守れ。お上(おかみ)は賢い(かしこい)のだ。だから、お上が決めた法律通りにやっていればいいのだ」というような感じの押し付けがくるわけです


私たち幸福実現党は、「神から与えられた自由の大切さ」を繰り返し訴え、「全体主義につながる動き」に警鐘を鳴らし続けてまいります。今回は以上です。高評価さんチャンネル登録をよろしくお願いします。



※本編でご紹介している幸福実現党・大川隆法党総裁の著書はこちら↓
【関連書籍】

人の温もりの経済学
アフターコロナのあるべき姿

大川隆法 著 1,650 円(税込)


https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2412

コロナ・パンデミックによって加速する大きな政府と全体主義化――
いまこそ、自由を護れ。
【「3密」回避がもたらす経済と民主主義の崩壊】


◇必要なのは「知恵のある自助論」
 巣ごもりし、他人と会わず、政府の配給を待つだけになるな
◇「大きな政府」の危険性とは何か?
 財政赤字から抜け出せず、人間を堕落させる傾向がある
◇人の顔が見え、人が心を込めてつくったものが値打ちを生む
 そんな経済をつくる必要がある

【政府が狙っているは「貯金税」「消費税30%」!?】
◇マイナンバー制によって個人の口座を把握。
 コロナ対策を大義名分にさらなる増税へ
◇AI全体主義による監視社会は、自由の死滅
◇“御用マスコミ”が国民の政治的自由と選択の自由を奪っている
 都知事選への疑問

第2章に緊急収録!
「香港危機に何を学ぶべきか」
◇香港安全法の成立――
 幸福の科学が10年以上前から指摘してきた危機が現実に
◇「より完成したナチズム」――
 共産党中国を先進国だと決して誤解してはならない
◇巨大な独裁国家・中国に対し、自由化・民主化は神の意志



【その他の関連書籍】
     

     

     

     


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2010年11月2日公開



「中国、東京上陸。
尖閣は序章にすぎなかった」

2012年11月28日公開


※上の動画はドラマですが、政治家及び、国民一人ひとりが、しっかりとした国防意識を持たなければ、日本のすぐ近くにある独裁国家によって日本が侵略され、その結果、言論の自由は無くなり、財産は没収され、命をも奪われるという最悪の事態が起きる可能性は、今のままでは、極めて高いと言わざるを得ません。しかし、政治家を含めた国民一人ひとりが、「自分の国は、自分で守る」という気持ちをしっかりと持ち、そのための法整備、防衛予算の倍増、防衛装備などの強化を図っていくのなら、最悪の事態を回避することは可能となるはずです。


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