朝、起きた時には、もうすでに夜中じゅうにくっついたたくさんの霊たちが、身体の至る所に乗かっているのです。
“乗っかっている”と書きましたが、これはひとつの表現にすぎず、実際には、内臓や血液や筋肉に入っていることもありますし、その両方の場合がほとんどです。
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内臓の中で、いちばん入りやすいのが、僕の場合は胃なんです。
よく、仏壇や神棚に供え物をそのまま放置しておくと、霊が寄ってきますが、あれに近いですね。
口の中とかね、のどとか確認してみると、憑依していることが多いです。
これの原因は、やはり夜おそくに物を食べることです。
御霊様は何も、実際の食べものをがつがつ食べるのではなくって、食べものにある精気で十分ですから、まだ消化しきれていない食べものであっても、十分なのでしょう。
もちろん、すでに満たされて成仏している仏様は、そんなことしませんけれどね。
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乗っかられるとどうなるか?というと、とにかく体が重くて、痛いんです。
しかも、霊はガスみたいなものですから、どこが重くてどこが痛いのか自分でもはっきりしません。
よく医者が、「どこがつらいですか」って質問しますけれど、あれ、いちばん解答に困るんですよ。
はっきりと、心臓が苦しいと思って訴えた時に、次の日には、「先生、今度は右側に移りました」って言うと医者が怒るんですよ。
ただ一度だけ、首のリンパの不調を訴えた時に、左がつらいと言ってエコーの検査をした時に右に移ったんです。そうしたら、技師さんが、「ん~右のほうが腫れていますよ」って。
こんなんだから、自分でもよくわからないんです。
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この朝の苦しさは、時間と共に緩やかに離れていきます。
でも離れないものもいます。
数時間のものもあれば…
数日のものもあるし…
私は、20年以上決して離れない霊がいました。
これをほとんどの人間が、どうもすることが出来ず、口先ばかりで、最後は本人の責任とか神経のせいとかにさせられるんです。
いやいや…(笑)除霊をすれば一発でした。一瞬にしてその苦しみが無くなるんですから…
そうですね、例えて言えば…
ちょうどこのまえ、私は虫歯になった親知らずを抜きましたが、抜くのに半年くらい掛かったんです。
毎日なやんでねぇ…
ところが、歯を抜いたら、その苦しみは途端に無くなってしまった。
それと一緒なんです。
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霊の影響って、皆さんが思っている以上にありますよ。
そして、その霊が祓っても祓ってもやってくるのが、私のような霊媒体質です。
色々ご意見あるでしょうけれども、私は30年この身体に付き添って生きてきたんです。世の出ている机上の空論を述べていくよりも、私がどうしていっているか?をお聞きになったほうが、みなさんの参考になるのは間違いが少ないと思うんですよ。
月石 光徳(つきいしこうとく)