「大丈夫。
もし倒れそうになったら
俺が支えるから」


3月初めのスキー場
スキー🎿初心者、
結婚1年目の新婚のわたしは
ドキドキしながらも、
旦那の言葉に
キュン💘となった


長男を産んで2ヶ月
慣れない子育てに
閉塞感を感じていた。
そんな頃🙉だった。


運動音痴のわたし
普段なら、絶対に
そんな言葉には
乗らないのだけれど
ついつい…。



「大丈夫、大丈夫」
そんな旦那の言葉に促されて、
そろそろ滑り出す。

案の定、
すぐにバランスを崩して
横に倒そうになった

けど

旦那が、わたしの体を素早く支えた。

さすが旦那!
身長180センチ75キロ
やっぱり頼れるわぁ〜


…と思ったのもつかの間。
「やっぱりあかんわ!!」と
手を離した。


突き放されたように
わたしは地面に肩を打ち付けた。



「いやー、さすがに重たくて
支えきれへんかったわ」と旦那



ぽっちゃりが好きって結婚したやん
それを承知で支えるって言ったんちゃうん!

あまりの痛さに、そんな言葉を口にしそうになったけど

もともとぽっちゃりの上に
妊娠、出産でさらに太っていた自分に気づき、
その言葉を飲み込んだ(苦







そんな過去を持つ
わたしたち夫婦。




先日お互いの部屋で、
旦那はワールドシリーズを
わたしはNetflixでドラマを…



興奮した旦那が、
わたしの部屋にやってきて
「いやー大谷翔平頑張ってるで、
でも脱臼した肩が
だいぶ痛そうやなぁ」
そんなことを言ってきた。


「そうやろなぁ〜
どれだけ肩脱臼したら痛いか。
わたしがよく知ってるもん」
キラーン🌟
とした目で旦那を見つめ返した。


「そ、そうやな😥」
それ以上は何もしゃべらず、
おずおずと自分の部屋に帰っていった。





スキー場で
旦那に支えてもらえず、
肩を強打したわたし🥶

とりあえず家に帰ったけど、
いつまでも痛みが取れず

スキーに行った時と同じように、
両親に3ヶ月になった長男を預けて病院に行ったら、

「肩、脱臼してますね。
でもすぐ病院に来なかったから
変な形で固まってしまってる。
多分一生痛いと思いますよ」
そんなふうに言われた。



今はもう笑い話、
(心配したほど、
痛みは残らなかった。)

今は、もう旦那を責める気は無いけど、


人の言葉は簡単に信じちゃいけない、たとえ愛する人の言葉であっても。


まだまだ若かったわたしが
その時学んだ教訓。


大谷さま
くれぐれも肩お大事に。