昨日の夜久しぶりに
このブログで使っている
月歩の名前の由来にもなった夢を見た





……ふと気がつくと
わたしは森の中にいる
ここがどこだか全くわからない
道を尋ねる人もいない


帰らなきゃ
自分がもと居たあの安心できる場所に
森の中を歩き始める


帰らなきゃ、
気持ちとは裏腹に時間だけが過ぎてゆき
辺りはだんだん暗くなってくる


早く帰らなきゃ
真っ暗になっちゃう
焦って走り出す

でもどんなに走っても
帰るべき場所にはたどり着けない


そのうち辺りは真っ暗
空には綺麗なお月さま
その月明かりだけを頼りにわたしは歩く
心安らげるあの場所に帰るために
(ここのブログを始めたのがちょうどそんな頃だった)



何年も何年もこの夢に悩まされた
ときには亡くなった母が出てきて帰るべき場所を指さしてくれたこともあったけど
やっぱり帰れなかった




でもある時やっと気づいたんだ
私が帰りたいのはあの場所じゃなくてあの時なんだったんだって

そう、元気だったあの時
不自由じゃなかったあの時

それを自覚してから
夢はどんどん遠のいていったけど



でも、昨日の夜久しぶりに同じ夢を見た


何年たってもまだ克服できないんだなぁ って
ずっとおんなじところをぐるぐる回ってる
なんか、おかしくて嗤っちやう






前回のブログではお騒がせしてしまって本当にごめんなさい

自分なりにいろいろ考えてみた
原因の大元は自分の生まれ育った環境にあるんだなって思う



愛してもらえなかった
大切にしてもらえなかった
そんな子供時代

わたしは自分を愛してもらう大切にしてもらう価値のない存在なんだって考えるようになった



今まで自分は価値のない人間だと言うことを打ち消すために
いろんなことをしてきた
例えば若いときに写経を書いて神社に収めるとき
「これを収めることでわたしに得やご利益を下さるのなら
今の私は何もいらないので
ここに来る困っている人を助けてあげてください」
なんて結局自己満足なんだけど

施設のハンドメイドのボランティアも同じこと
こんな私でも誰かの役に立ってるんだ

私は価値のない人間なんかじゃない!そう思うことで
心のバランスを保ってきた

(でも今は
お世話するよりお世話になる側になっちゃって
この先どうやって心のバランスを保っていけばいいんだろうね





前回のブログを書いた後
お願いしたのに何の反応もなかったらどうしよう
どんな気持ちになるんだろうそう思うと凄く怖くなった

「価値のないお前なんて誰も助けてくれないよ
だからさっさとさっきのブログ取り消しちゃえ」
そう黒い方の自分が囁きかけてきた

マイナス思考がいちど始まるともう止まらなくて(心病んでるし)
追われるように追記を書いた





こんな記事があるよって
心優しいブロ友さんがURLで教えてくれたよ
(そんなやりとりを消したくなくて削除する事はやめた)
でもこんな私のためにやってもらうことがすごく申し訳なくて
そんな立ち位置ももすごく居心地が悪くて

自分でできることをもっともっと頑張ってから頼ればいいのに
楽な方を選んだことが恥ずかしくなった





でもね
今回のことでいろんな方から
心のこもったいいね!やコメント
メッセをいただいたよ

少なくともその人たちにとって私は価値のない人間じゃないんだ

だって、言葉をかけたり行動を起こすには
読んだり考えたりみんなそれぞれの大切な時間や心を使ってしてくれてることなんだから

うれしくなって
黒い私もどこかに消えていった


考えればいつもそうだよね
みんなに支えてもらって
間違った方向にいきそうになったら教えてもらって




目が不自由になって
去年のレーザー手術の後眼底出血が続いて
またさらに見えにくくなって
さらに皆さんのブログにも足が遠のいてしまって
もうブログやめようかなって思う時もあるけど


ここがなかったら
私はどうなっちゃうのかなあ
ずっと一生迷子のままだったりして…それは怖いな


ありがとう
いつも親身になって寄り添ってくれて…
本当にありがとう


ずっとブログ続けられたらいいな
迷惑かけることも多いかもしれないけど
あれこれめんどくさい私だけど
これからも
甘えさせてください^ ^