私が50代で

桜の木の下の個室のお墓を買おうと決めたのには

他に2つの理由がある



1つは家族の事特に旦那


結婚して約30

もちろん嫌な事だけではなくて楽しい時も幸せな時もたくさんあったよ



でも、

珍しい黄斑の病気になり目がどんどん見えなくなって

あわてて駆け込んだ病院ではどこも悪くないと言われ

途方に暮れている時に旦那は何も助けてくれなかった


それどころか目のことでいっぱいいっぱいの私に

自家用車の保険を長男や次男も乗れるように手続きしていなかった私を責めて

「それはそれ、これはこれやろ」ととなった

後でどうしてそんなに薄情なのかと聞いたら「自分で何とかすると思った」だって


体の病気で即入院と言われた時も不機嫌になり怒りだしたし


結局、私が目が不自由になったり病気で食事の用意や家事ができなくなると自分が大変な思いをしなくてはいけなくなるのが嫌だったんだろうほんと冷たいよ

だから私は入院はしなかった

意地でもいつも通りの家事をした



妊娠中は優しかった

仕事休んで検診に連れてってくれたし

私の病気のせいで次男が身体障害者として生まれてくるかもしれない

そう医師に言われた時も泣き続ける私を絶対大丈夫だからと励まし続けてくれた


でも、よく考えると

「高熱がずっと続いて大変でした」

のが息子でも孫でもない嫁だとわかった途端に興味をなくした義理の父と旦那は全く同じ考え方なんだよね


それでも旦那にはいいところもたくさんある

だから30年近くも一緒にいられたんだと思う

これは本当に嘘じゃない


一昨年、義母の介護のことで

いつもおとなしく従うだけだった私が真夜中に旦那の枕を蹴飛ばして猛反撃したあの頃から

旦那自身も自分はちょっと普通と違うと言うことに気づいたらしく


これから悪いところは直すようにするから」

最近よく言ってくるけど

結局同じようなことの繰り返しばかりで疲れてきた

人間の本質を変えるのはなかなか難しいんだろう



当たり前だけど親子だから義母と旦那の性格はよく似ている

自分に不快な思いをさせるものは全て敵

たとえそれが誤解であっても愛情から来る行動であっても敵だとみなしてしまう

そんな考え方

やっぱり私には馴染めないし理解もできない


そして悲しいかな長男や次男の中にもそんな考え方が垣間見える時がある

今まで私なりに頑張ってきたし我慢もしてきたからこそ

もう自由になりたい

誰かの不機嫌や怒りで振り回されたくない

だから私は個室のお墓に入る


それに子供たち2人とも男の子、旦那ともども

お花を持ってお墓参りに来てくれるなんて絶対ないだろう


でも桜の木だったら年に1度だけでも大好きな桜が見られるから

これもゆずれない条件の1







長くなりました

あと1つの理由は私の病気の事それはまた後日に書くことにします