普段の時でも

その思いは

思考の3番目か4番目に

必ずある


暑いなぁとか

お腹すいたなぁとか

好きな番組見ようかなとか…

上位はいろいろ変わっても

少し手探れば

その思いは必ず現れる



心の病気がひどかった時は

365日24時間

その思いに支配されていて

それから逃れるために

大量のお酒とクスリを飲んで

倒れるまで部屋の中を

ぐるぐる歩きまわった

床に倒れ込んで

意識がなくなる瞬間

あぁ…これでやっと

少しの間だけでも

その思いから逃れられると

心から安堵した

そんな最悪な状態が

2年近くも続いたのだから

自分でも

よく耐えられたものだと

今更ながら感心する



あの時の状態からすれば

かなり良くなったのだと

思うけど


10年以上経った今でも

その思いは

私の中で存在し続けて

私を苦しめ続ける


いつになったら

こんな状態から

抜け出せるんだろう



他の人はみんな

しんどいながらも

趣味とか…

旅行とか

コンサートとか

そんなことで

気分転換するのかな



でも私はそんな気力さえ

残っていない


ただ死なないために

毎日足りないもの注射で補って

不自由になった目や体を持て余し

漫然と息をしているだけ 

もっとちゃんと治療を受けて

そんなこと言う人

もいるだろうけど

病気に立ち向かう

気力が湧いてこない

今までの道のりとか

これからの過程とか

考えただけで

気が遠くなってくるから



でもね

ハンドメイドのボランティアの

約束はちゃんと守るよ

家族の食事もちゃんと毎日作る


約束は

守れる自信がないから

嫌いだけど

その日までの

糧になることもあったりする


あれもこれも必然なのか

私の意味も

いつか解ける日が来るのかな。。