先日、次男のいらなくなった本を売りにいった

レシートぐらいの小さな紙に名前や住所を書けと言われる

 

ムリ、今のわたしの目では絶対に書けない

もちろんメガネかけたってダメ

(どんな良いメガネかけたって視力でないんだから)

でも、これができることが普通で

みんなができることがわたしにはもうできない

次男がいたから良かったけど

一人じゃ売りにいけないな

目が悪くて…なんて面倒くさい人になることはまだ受け入れられない

ましてやここで働くなんて不可能だ

 

主婦の代表の仕事と言えばスーパーのレジ打ちかな

5円と50円、10円と100円

色の判別さえ難しくなったわたしには見分けがつかない

電光掲示板?金額が表示されるアレ

あれもところどころ視野が抜けているわたしの目では

8が3にみえたり6に見えたりする

だからこの仕事も無理・・・

 

 

字も読めなくなって書けなくなって

(出来ない事はないけど、すごく時間がかかるから

現実仕事の場面では出来ないのと一緒の事)

顔の真ん中、鼻にに焦点合わせても鼻以外は見えない

自分の顔も相手の顔もみんなのっぺらぼう

これってすごく怖い

細かい表情どころか笑っているのか不機嫌なのかもわからないんだから

 

こんなわたしにできる仕事なんてあるんだろうか?

事務や販売、パートの流れ作業までやってきたけど

どう考えても今のわたしには無理だ

 

それでも、探せばなにかあるんだろうけどいざ採用となれば

賢明な雇い主はちゃんと目が見える人の方を選ぶだろう

ちゃんと目が見える人の方が断然多いんだから

わたしはもう働き手としては通用しない

 

でも、それでもいいよ

わたしはわたしにできることを頑張るんだ

家族に食事を作って「あー美味しいっ」言って貰う

それを励みにこのさきやってゆこう

もし、それが難しくなった時はその時考えればいいし

そんなことはまだまだずーっと先の事なんだからそう思ってきた

 

でも最近、見えなくなったことでたびたび失敗を繰り返すようになった

家事以外の日常生活も出来ないことがどんどんふえていって

毎日の生活がとてもしんどい

血糖管理にしたって

目が見えなくなってゆく未来のために頑張る気持ちにはなれない

 

今のわたしは糸の切れた凧

何処に飛んでいくか制御がつかないし

何処に飛んでいけばいいかわからない

 

そして

わたしにとって心が壊れそうなこの現実も

大きな世界から見ればほんの小さな事象

わたしだってこうなる前は

世の中たくさんの人がいるんだから中には目の悪い人だっているよね

そんな風にしか思っていたんだから

 

 

今はお返事できる余裕が無いので閉じておきます

自分勝手でごめんなさい