眠れない夜

それでも今日の夜明け前に何とか眠って

こんな夢を見た


 

わたしは卒業生、

どうやら今日は卒業式らしい

卒業生の進路が書かれた紙が配られる

ある人は進学

ある人は就職

 

わたしは・・・?

探すけど自分の名前がどこにも見当たらない

 

先生を探して聞きにゆく

「あなたはもう健常者じゃないから

この学校に残って特別なところに入って貰います」

 

入学する時は確か普通学級だったのに

ふと、気が付けば

みんなと一緒に卒業もできないなんて

どうして!どうして!!

みんなわたしを置き去りにしていくの

怒りと悲しみと孤独で目が覚めた

 

 

 

 

 

夢を見る前は

健常者とか、健常者じゃないとか

わたしのアタマのなかには

全く存在してなかったように思えたけど

そんな言葉にいただいたコメントで触れて

自分こそが一番そんな事に

こだわっていたんだって実感しする

 

だって

食事をちゃんと作れる間はまだ大丈夫だとか

ライフで何とか見えて遊べる間はまだ大丈夫だとか

自分が以前できていたことがまだ何とかできることで安心するのは

普通(健常者)にこだわる気持ちのあらわれなんだもの