毎朝、お腹に注射をするんだけど・・
今は針も細くてそれほど痛みを感じることは無い
でも、時々痛点に当たる時が有る
そんな時は、やっぱりそれなりに痛くて
今日は痛点ヒットだな、などとひとりごとを呟いている
わたしの心にも痛点というものが有って
最近そんな痛いところにヒットする出来事が多くて
なんだかなかなか元気になることが出来ないでいる
流産をきっかけに糖尿病になり20年以上・・・
でも食事制限や病気を受け入れられず
インスリンを打たなきゃいけないのに15年も治療を拒否
おかげで合併症で身体ボロボロになって
目がどんどん見えなくなるも糖尿網膜症のせいだと思ってた
(最近、理研の先端医療センターで黄斑の病気だと判ったが
病名の判明は現在遺伝子検査中のためはっきりしていない)
糖尿病を受け入れられず治療を拒否している自分が責めて
卵巣に腫瘍(後に良性と判明)で手術したり
結婚7年目で同居・・・さらにボケた義父の介護
同居のために引っ越してきた地でいきなり子ども会の会長をやらされたり
そんなストレスから
不安神経症→パニック障害→うつ病 になってしまった
とにかく何もできなくて寝てるばかりの日々
食事の用意も犬の散歩も辛くて・・旦那にそんなわたしを理解して貰おうと
精神科に一緒に行って話を聞いてもらいたいと言うと
精神科以外の病院やったらどこでも付き添うけど精神科は絶対行かないと
ピシャリと言われた
逃げ道が無くなったわたしは絶望してその後自殺未遂を起こした
卵巣の腫瘍が再発した時、ひと晩眠れなかったわたしの手を握り
しんどいな・・・と言ってくれた旦那
黄斑ジストロフィーは遺伝の病気もしそうだと確定して子どもたちも発病したらと
不安がるわたしを責めることなく慰めてくれる旦那
旦那は決して悪い人ではない
でも、自分の意思がとてもハッキリしていて、こうと思ったら絶対それを曲げない
旦那の思考回路は判っているだからそれが悪意ではないことは
わたしにも理解できるからどんなことが有っても一緒にいられるのだとも思う
モンスター女王様(義母)に身体がボロボロになって目も不自由になって
今までの様に義母の用事ができなくなると報告した時
糖尿病で失明して婚家を追い出され実家でも邪魔者扱いされ
悲しく死んでいった知人の話をし始めた
時代が時代ならあんたなんてこの家から追い出してるところやで
そんなことが言いたかったのだろう
こんな旦那と義母が居る環境で
本当にわたしはさまざまな事を我慢して耐えてきた
でも最近、心の病気になって食事が作れない方々が居ることを知り
嫌な事を出来ないって言葉にしていいんや
決してそれは我儘でも悪い事でもないんだということが判った
まさに、わたしの心の痛点にヒットの出来事
ちゃんと嫌だって辛いって言えてたなら
こんな治らないような目の病気を発症しなくて済んだかもしれない
良い人、耐えることが美徳だなんて考えていた自分は何だったんだろう
そう考えだすと・・・
今までの自分すべてを否定されたような気分になってしまう
もう本当にいい人辞めよう・・・辞めるんだ!
イヤ、本当に辞められるのか・・わたし
