皆様、良き年をお迎えでしょうか?

ご無沙汰しています。

私は昨年より勤めだしたお弁当屋さんで年末大晦日まで、忙しくも楽しく働いていました。


年始も元旦からのお仕事で、珍しく雪が降り積もり、ところどころ凍った道路を、そろりそろりと歩いて仕事場へ向かいました。
ここ数年、暖冬が多かったのに珍しいことですね。


そんなことで、料理時間が半日もとれないので、自宅の御節料理は、品数も作る工程も簡略化。
穴子の八幡巻などは昆布巻と八幡巻の合体。
梅酢で下ゆでしたごぼうを昆布と白焼きした穴子とかんぴょうで巻き込んでみりんと醤油で煮つめました。
お煮しめもいつもは一品一品作るのですが、今回は圧力鍋でまとめて炊きました。
お味はまとめたほうが好評でした、苦笑。

30日から昆布と椎茸を浸水してしっかり出汁をとり。
黒豆も前日から浸水して翌朝、土鍋で炊き鍋カバーで保温調理して帰宅後にことこと煮てしあげました。

大晦日も仕事で、夕方から、はたして作れるんだろうかと思いつつ、紅白歌合戦も見ながら出来るものだけ作り続けました。

我が家は家人のリクエストで、紅白かまぼこなどもいただいています。

蕗や数の子と共に↓のような御節になりました。
元旦も朝から仕事だったので、重箱にもつめてはいないのです、汗。


稲の穂ダイニング-oseti2011


人参と大根と手綱蒟蒻は娘が下ごしらえしてくれました。
忙しくてどうしようかと思った御節でしたが
「お正月におせち料理なしで、お雑煮だけでは、淋しすぎる」という娘の言葉に背中を押されて作りました。

とはいえ、食べてみると元旦だけ食べるのには、これくらいの量が調度いいのかもしれません。

先ほどテレビで、京都の旧家のおせち料理をされていましたが、三段の重箱の各段に1種類づつ、田作りと数の子と黒豆がいれられていました。

最近は豪華な御節料理が多いですが、節会のお祝い(今年の旧暦の正月は、太陽暦の2月3日にあたります)としては、そういう簡素なおせち料理がふさわしく思えました。

今年は”まめ”に暮らしたいと思います。

宜しくお願い致します。