今日見に行ってきました
なんでも何作目かのリメイクだとか、ちらった聞いた記憶がある
が、そんな事はどうでもよく
見てしまいました
これから見ようとしている方は読まないで下さいね
ある製薬会社が認知に効くクスリを開発していた
チンパンジーに投与をすると
効果があった
その開発者は実父が認知症でお父さんとは二人暮らし
実験の結果を発表する日に
その猿が暴れ出す
で、撃ち殺されてしまった
その猿は捕まった時に妊娠をしていたのだろう
密かに子供産んでいた、それを守る為に抵抗し暴れて射殺されてしまったのだ
そのクスリは没になり、赤ちゃんチンパンジーは開発者が家に連れ帰る
開発者がお父さんでそのお父さんはおじいちゃん
三人暮らしが始まる
名前はシーザー
シーザーは遺伝子により知能が高く手話もできるようになる
丸窓のある部屋でスクスクと育つのだが
ある日お爺さんが外に出てしまい
隣家の車を運転しようとして車をぶつけてしまいトラブルになる
シーザーはおじいさんを守るべく隣家の人を攻撃してしまい
施設に入れられることになる
別れは辛いが、人を噛んでしまったから家族で一緒に住むことができなくなる
施設では飼育員の虐待があり
新入りの為、虐めにもあう
自分の折の壁に石でお家の丸窓の絵を描く
そこで、わたしは涙がとまらくなった
しかし知能の高いシーザーはそんなことでは負けない
知恵を使って檻を抜け出し
外の折にいるゴリラを仲間にする、そしてボスをやっつけて
自分がリーダーになる
壁の丸窓の絵も消してしまったのです
怒ったように自分の着ていた服で消す
ここでも涙がこぼれてしかたなかった
密かに家に戻り開発者のお父さんのパワーUPした薬を持ち出す
お父さんが大金を用意して賄賂でそこから出そうとやってきてくれたのだが
シーザーは自ら檻を閉めて帰る事を拒む
彼は仲間と生きる事を決めたのだ
パワーUPした薬を仲間にも嗅がせる
虐待をしていた監視員に見つかるが逆にやっつけて施設を逃げ出し
仲間を引き連れて動物園の猿たちも解放して
森へと向かう
その森は子供の頃に家族で来た森
アメリカ杉のある森
そこへ行くには橋を渡らなければならない
警察が騎兵隊やヘリで攻撃してくる
が、知能の高くなった猿たちは突破する
シーザーが馬をのっとり車の陰から現れた時には「やったねっ」と思った
わたしは、「辿り着いて どうか森に辿りついて」と祈っていた
何も悪い事はしていない猿たち
勝手な人間の都合で森から連れてこられた
猿たちは生きる場所を求めているだけだ
なんの野望も邪念もない
無事に森に辿りついたところで終わるかと思ったが
実はそれでは終わらない
人間が開発したその薬のウイルスがあるルートで全世界に広がる
認知症の為に開発した薬
人間には、初期だけ効き目があるのだが抗体を作ってしまい効き目がなくなって
ウイルスが体を蝕み死んでいく
猿は抗体が出来ることなく、そのクスリを使っても異変が起きないため
世界中にウイルスが蔓延しても死ぬ事がない
「いずれこの惑星は猿が支配する惑星になるだろう」と
思わせるところで終わる
人間が自然に逆らい そして欲に狩られて作ったもので
自ら滅びていく皮肉さ
自然の摂理は上手くできているのに
それを無理やりに曲げようとする人類の間違った英知
今わたしは便利な生活が出来ていることも
自然に逆らってることだなと思う
今に私たちは自然から報復されるのだろうなと思う
その時はそれは甘んじて受けなければいけない
自然に逆らい無理を通している者の受ける罰だろう
動物とは純粋だ
私も純粋な気持ちをどこかで持ち続けたいと思う