今夜のNHKドラマ「オクニョ」は、凄まじく面白かった。 実に「痛快」だ。 日曜日の「娯楽時代劇」は、こうでなくては、日本国民が納得しない。 吉本興業版大河ドラマ「西郷どん」では、受信料を払う理由がないではないか!

 韓国ドラマ「宮廷女官チャングム」も、日本の「花の生涯」に負けず劣らず良かったが、「オクニョ」も、黒澤明監督の「7人の侍」に、匹敵する「イ・ビョンホン監督」の最高傑作だと言える。 ほんの1秒ですら、ケチのつけようがない。 何とも、見事だ、としか言いようがない。 「チョン・ナンジョン役」の韓国女優さんの、何と個性あふれることか! 彼女が画面に登場するだけで、「いよっ! 待つてました。 団十郎!」と声を掛けたくなるね。