気合いと根性で生きてきた私が変わりました。 | 思春期でも反抗期でも♡親子の関係を今よりもっと笑顔で、もっと心地よく

思春期でも反抗期でも♡親子の関係を今よりもっと笑顔で、もっと心地よく

最近、子どもの言動にイライラ・モヤモヤしていませんか?
思春期だから?反抗期だから?
親子関係はいつからでも変えることができます。
せっかくの子育て時間を笑顔で心地よく過ごしませんか。

アスペルガー、自閉症、ADHD、LD、
鬱、発達障害、グレーゾーン・・・


色々と自分で調べたけど
どれとも違う。

心療内科でも様々な心理テストを受けたけど
なんかしっくりこない。


でも、息子は確かに苦しんでる。



私とは違う。



周りの大勢とも違う。


なんでこんなに苦しんでるんだろう。



と訳もわからず悩んでた時、

HSPを知りました。


HSPとは、
ハイリー・センシティブ・パーソンの略。
敏感すぎる人、と訳されます。


繊細で敏感な感覚を持ち
光や音、匂いなどに反応しすぎたり
人の気分に左右されやすかったり
人混みにいると疲れやすかったり
生活や環境の変化に混乱したり


チェックテストは息子に当てはまる事だらけ。

HSPについて書かれた本を
読むようにすすめてみたら、
『僕のことが書いてある』


初めて自分のコトが言語化されていて
同じ思いをしている人が他にもいる。

自分だけではないと分かり
ほっとしたのか嬉しそう。


私も初めてしっくり受け止められました。



そうそう、そうなの。
息子は繊細なの。
敏感すぎるの。
人の気持ちを受け取り過ぎるの。
心配ごとを考え過ぎるの。
周りのマイナスを全部引き取ってるの。


見てはいたんだけど、
理解できてなかった。


ただ、弱いと思い込んでた。

気合いと根性で克服できると信じてた。



私はなんでもそこそこ出来てしまいます。

勉強も運動も人付き合いも。

出来ないことは気合いと根性で
なんとかしてきました。

努力して頑張れば何でもできると。

一番にはなれないけど
苦手で出来ないことはない、感じ。

常に80点くらいの人生。
(自分の感覚ですよ〜)


だから、
息子も頑張れば弱さを何とかできるはず。

まだまだ頑張りが足りない。

出来ないならもっと頑張らないと。



でも違うのね。


気合いと根性は
息子を追い詰めてただけだったのね。



それから私の息子への接し方は
180度変わりました。



出来ないことがあっても仕方ない。


無理なもの無理なままでいい。


頑張ることは自分で決めればいい。


そんなことを考えるようになったら

弱くても
出来なくても
勉強しなくても
寝てても
ゲームしてても
どんな息子でも
全て受け入れられるようになりました。


すると息子も色々なことを
話してくれるようになりました。


そして
自分と人とは
全く違う考えをするということ。

自分の当たり前が
人の当たり前ではないこと。

伝えなくては分かり合えないこと。


息子と話すうちに
改めて感じ、理解できました。


腑に落ちるって
こういうことなんでしょうね。



息子も、
自分と私とは根本的に違うんだと
線引きができたみたいです。


今では
『分かってもらえないと思うけど
僕はこうなんだよね。』

『どうしてそんな風に考えられるか
理解できない。
よくそんなノーテンキで生きていけるね。』

などと笑って話してくれるようになりました。



やっぱり気付きって大切ですね。


気付いた時から変わります。


自分が変わると周りも変わります。



HSPではない私が
HSPの息子を見て感じたこと。
息子から教えてもらった苦しさ。
息子のステキなところ。


色んなことを少しずつ
知ってもらいたいです。



自分がHSPで苦しんでいる方。
身近な人がHSPで苦しんでいる方。
よく分からないけどなんか気になる方。


1人でも多くの人に届きますように。