今日はコンクールについて書こうと思います
これも長くなりそうなので、2回ほどに分けて書きます。
息子は今、年に一度だけコンクールに出ています。
もし今年も出るなら、4回目になりますが、親の私としては、
ホントしんどいわ……
です。
まず、お金がかかります。
予選→お金を支払う
予選が通った!やったー!
からの……
次の大会→お金を支払う
そう、大会ごとにお金払うんですよね正直、はじめはそれを知らなくて、
えっマジでまた払うの……?
となりました。
でもよく考えたら当たり前ではある。大会ごとに経費はかかるんだから、徴収されるのは当たり前だわな……
良い結果が得られた喜びと共にのしかかる金銭面の負担……
他にもピアニストの先生に教えて頂いたり、(うちはグランドがないので)スタジオ借りたりで、この時期は本当にさよなら〜〜〜〜って感じです
そして、コンクール期間の練習が本当に苦しい
発表会よりもさらに完成度を求められるので、練習もより厳しくなります。
昨日、クラシックTVでエリーゼのためにの冒頭部分の弾き方みたいなのをやってましたが、まさにあんな感じだなと。
1小節にかける熱意、すごォ!!
みたいな。まぁ、やったからって確実にその表現ができるようになるかといったら、また別の話ですけど…なかなかできんことのほうが多いで
結果、親も子もヘトヘトになり、喧嘩になり、もう来年は出るのやめたら!?(←言っちゃあかんとわかってるけど、これ絶対に言う一言)
なんて言い合いになってます。子供も年齢が上がり、反抗するようになってきたので、バトルはより激しくなってます。
でもですね、その代わりに練習して練習して、コンクールの舞台で弾き切った後の達成感がすごい!!
私弾いてないけどまるで自分のことのように言う。
実際、子供にも「こんなに練習が苦しいのに(最後のほうになってくると泣きながら弾いてます)、どうして毎年出るの?」とたずねたところ、「舞台で弾き終わった後の感じが好きだから」と言ってました。
たった数分という短い舞台のために100時間以上かけて練習する。
小さい頃からその努力をする機会があるってすごいよなーと思うし、その経験がきっと財産になるだろうなとも思います。
1曲に対して本当に深い理解を要求されるので、表現力も上がるでしょうしね。
そんなところはコンクールの良いところなのかな?と思うんですけど……
厳しい現実もある。それは、
どんなに努力をしたからといって、必ず選ばれるわけではない。
ということです。
音楽に限らず、これはどの世界だって同じことなんですけど。
それでもね、子供はね…傷つくよね…と思います。
②に続きます。