つけちゃん、

 

とてもお天気の良い日に、宝塚に行ってうろうろと散策をしてきた。

 

上着のいらないくらいの穏やかな晴天のもと、山の手に続く急な坂道沿を歩くつけちゃん。

 

住宅街には大きくて個性的な建築が並んでいて、自分がもしそこの住人だったなら…と、あれこれ想像しながらてくてく行くのだった。

 

想像の中のつけちゃんは間違いなくマダム的生活を送っていて、玄関先の植物を愛でているのだった。そして自分の身体にぴったりとあつらえた着物を、幾枚も持っているのかもしれない…

 

つけちゃんの中では、宝塚は芦屋に次ぐハイソサイエティな街で、モダニズムの香りがプンプンと漂うのだった。

 

途中、中学校の前を通り過ぎたら、吹奏楽部の練習らしい音色が聴こえてきた。その音色でさえもどこか上品でやわらかく「僕達私たち中学生は決して他人に迷惑をかけるようなことはいたしませんよ、だってここは宝塚なのだから…」とささやいているかのような安心感が漂っていた。そして彼らのモダニズムママは、リッチなカーテンのかけられたリビングにオーガニックな素材でつくられたお菓子を用意しているのだろう…うまか棒とか蒲焼さんとかは食べないよ…(めっちゃつけちゃんの勝手な妄想です)

 

まるで別荘地のような閑静な住宅街の坂道を下っていくと、武庫川が見えてくる。

 

阪急今津線、宝塚大橋、宝塚大劇場、その3つが揃った景色が「まさに宝塚!」という感じ。

 

ここまで降りてきたら、駅周辺の散策がはじまる!

 

「SORIO宝塚店」にまっすぐ向かうつけちゃん、だってこのSORIOがとてもおもしろくて宝塚がいっぱい詰まっているようなところなのだ!

 

そしてつけちゃんがいの一番に向かった場所、それは「たからづか牛乳」というミルクスタンドで、そこのホットカフェオレがたくさん歩いた後の軽い疲労感にちょうどうってつけなのだ!

 

新鮮な牛乳を使った贅沢なカフェオレに舌鼓を打ちながら、通行人の人々をウォッチングするつけちゃん。

 

やはりきちんとした身なりをしている人が多いなぁとしみじみ思う。

 

女性はもちろんのこと、男性もそれなりにどこに行っても失礼のないような恰好をしている。

 

とくに初老の方など、どことなく洒落た紳士が多い。

 

「恋を何年、休んでますか…?」といったいつかのドラマのタイトルが、ふとつけちゃんの脳裏をよぎる…

 

いやほんと、ダンディな男性あってこその大人の恋愛ですよね…

 

いやだってさ、そういやぁいつのまにかシニア男性には「ユニクロっぽいダウンジャケット(もしくはベスト)&くすんだ色のキャップ」という服装のイメージを持っていたことに気づいたつけちゃん、それは大阪在住たる所以だろうか…?しかし宝塚ではそのような格好で外出する男性を見かける率が低いと感じた!とにかくそこからダンディズムの基盤が違うように思う。やはりそれは故・手塚治虫先生の影響もあるのだろうか?それは無理なこじつけか…??

 

女性はとにかくいい鞄といい靴を身に着けている。年配の方であればあるほど、気を抜いていない。

 

それは間違いなく、タカラヅカの影響でしょう!

 

だって、タカラジェンヌさんとか歩いてたりするのだもの!

 

そして、どこかにヒカリモノを付けていることに気づいたつけちゃん。例えばネックレスなどは然り、ベルトや靴の金具なども光り輝いている。なんていうか、輝ける草笛光子さんの弟子たち、って感じ?(これもつけちゃんの立派な妄想です)

 

ハァ~、モダニズム!

 

女性は50歳からが真剣勝負だな、と思わされる。

 

パーカーにスニーカー履いてるつけちゃん(49)ってば、そりゃあもう感嘆のため息しか出ないワケ。。

 

ま、いいじゃんいいじゃん。

 

ああ、目の正月だよ、ほんとにね。。

 

と、腰をあげてつけちゃんが次に向かったのは立ち吞み屋さんなのだった。

 

あ、お昼から呑めるお店もけっこうあるのですよ、宝塚ってば!

 

上品で美しくありながら、そのようなゆるさもある、宝塚ってば!

 

 

 

好きだなぁ、宝塚ってば!

 

 

あーんもう、宝塚ってば!

 

 

宝塚ってば!

 

 

 

「たからづか牛乳」のホットカフェオレ飲んで

 

ほっこり妄想するつけちゃん。