つけちゃん、「ひとり成吉思汗」してきた。

 

成吉思汗食べたの!

 

 

つけちゃん、今日は年に一度の婦人科検診のためにクリニックに行って

貧血の血液検査やら、

子宮がん検診やら、

とにかくとにかく自身のメンテナンスを丁寧に行ってもらった。

 

とりわけ貧血については

「これだとおそらく数値低いでしょうねー、しんどいねー」

とお医者さんに所見診察で言われてしまった。

 

次の診察の予約を入れて、

なんとなくしょんぼりと

西日の差す帰り道をてくてく歩いていたつけちゃん。

 

別にショックなことを言われたのではなかったけれど、

自分の身体に「ごめんね」と言いたい気持ちになっていた。

 

むー。

 

このような時は。

 

元気になるには肉だ!と思っていたら、

ちょうど通りかかったジンギスカン屋さんがあと10分でオープンだったので、

衝動的にお店の前で10分待った。

 

つけちゃん、

スマフォ見ないで、じっと待った。

 

これは、つけちゃんのちょっとしたこだわりなのだった。

 

待つなら、紛らわすことなく待つ。

 

それが飲食店で待つときの、つけちゃんの流儀だ。

 

でも、読書だけは許そう。

 

10分でどこまで読み進められるかな、、って思いながら読む。

 

でもそう思うと、なんか集中して読めないワケ…おんなじ行を行ったり来たりして、そわそわ目を泳がせてるだけだったりしてさ…

 

それが、「待ち」と共にある読書なワケ!

 

昭和が匂うねっ!

 

昭和、ぷんぷんだねっ!

 

ちなみにその10分間の間、

つけちゃんの頭の中は「うる☆やつら」の主題歌が、ぐるぐると頭をめぐっていたのだった。

 

好きよ、好きよ、好きよ、、、ウッフン!

好きよ、好きよ、好きよ、、、ウフフフフッ!

 

あーあーあー

ラム肉だからって、すぐ「だっちゃ」なキャラクターを思い浮かべているよ、つけちゃんてば。

 

昭和だねっ!

 

昭和の水曜日放映だったねっ!

 

そんなことを思っているうちに、

入り口の札がオープンにひっくり返った。

 

カウンター席に案内され、

成吉思汗の準備が並べられていく。

 

それをウキウキと眺めていたら、

 

「何かの帰りですか?」

 

と聞かれて、自分の腕に採血の後のばんそうこうが貼ったまんまなことに気が付いた。

 

「あ、病院だったんです。採血で。貧血がひどいみたいなんです」

 

と言ったら、

 

「貧血か。ハツ(心臓)おすすめっすよ、イヤじゃなかったら!」

 

と言ってくれて、素直にハツを追加注文した。

 

運ばれてきたハツはとてもきれいだった。

 

ドーム型の鉄板で焼いたハツにワサビをのせていただく。

 

とてもやわらかく、少し甘い…

 

美味しくないわけないじゃん、

すっごく元気になったよ!

 

ありがとう、成吉思汗屋さん!

 

ありがとう、ラムちゃん!

 

オープンして30分もたたないうちにお店はいっぱいで、

成吉思汗食べて、

ハッピーアワーのお酒飲んで、

みんな、どんどん賑やかに元気になっていくみたいだった。

 

 

「ごちそうさまでした!」

 

お会計でイチゴ味の棒付きあめちゃんもらって、さっそくなめなめ歩いた。

 

さあ、明日も猛暑だ!

 

つけちゃんは、明日も行く!!!

 

 

 

成吉思汗だっちゃ!