つけちゃん、夜行バスに乗った。

 

夜行バスとは

「深夜に高速を駆けぬけ、早朝に目的地にたどり着く!」

という、できるだけ格安で効率的な旅をしたい方にとっては、とてもありがたいシステムのもの。

 

なのだが…

 

つけちゃんてば、

夜行バスの落とし穴にハマってしまったのだ…

 

 

それは一昨日夜のおはなし。

 

その日の日中は暑かった。

 

朝から活動的に行動し、

つけちゃん自身、ちっともしんどさは感じていなかった。

水分も心掛けてとるように過ごしていた。

 

ところがだよ…

 

 

 

 

つけちゃん、深夜24時前に夜行バスに乗りこみ

すでに深夜ということもあって

すぐにうつらうつらしていたのだが…

 

なんか、間もなくしんどくなってきた。

 

???

 

あれ、なんか…ちょっとさ…、

車内暑くない??

 

あれ、違うか?

自分の身体に熱がこもって暑い?

…なんだ、これ???

 

と、思うやいなや!

つけちゃん、猛烈な頭痛と吐き気に襲われた!

 

と、その途端に

バスはいくつかの停留所をすぎ

乗客をすべて乗せたところで、

長時間の高速の旅に出発してしまったーっっっ!!!

 

つけちゃん思った、

 

「こ れ ぜ っ た い や ば い や つ や!」

 

 

バス内での体調不良との闘いは、4時間以上続いた。

 

バスにはトイレがあるにはあり、

トイレ休憩もあるにはあるのだが、

バス内は座席と人がびっしりで、

つけちゃん、粗相をせずに移動する自信がまるでなかった。

 

緊急のボタンを押そうかどうしようか、と幾度となく迷いながら我慢した。

 

吐き気と引き換えのように、

ふと眠気の波が襲ってくる。

 

目をつぶってはいけない、絶対に目を閉じるな、と

つけちゃんは自分に命じた!

 

寝て吐いたら気管がつまる。

 

たまたま水の入ったペットボトルを2本持っていたので両脇にはさみ、

消灯後の真っ暗のバス車内で

目に涙をにじませながら一点凝視し続けた。

 

水が飲みたい、でも飲んだら絶対吐く……

 

そしてカーテン越しに 

「ああ、外がずいぶん白んできたな」と思った頃

つけちゃんの意識はぶっ飛んだ…………

 

 

 

 

「まもなく、京都。京都駅に到着します」

 

大きな声のアナウンスに目が覚めた。

 

”ああ、生きてる…”

 

つけちゃん、まずそう思った!

 

きつい脱力感を引きずりながら、

なんとかふらふらとバスを降りて

停留所のベンチに座って早朝の空気にあたる。

 

すると、そこで足がつる。

完全に水分が不足してる。

自動販売機でスポーツドリンクを買って飲む。

 

少しずつ少しずつ歩いて、

帰路についたつけちゃん。

 

なんとか無事にお家に帰ることができたつけちゃん。

 

帰宅後はとにかく体のだるさがひどくて

塩水を摂取しつづけて、なんとか楽になってきた!

 

つけちゃん、回復したの!!

 

めでたしめでたし、、、

 

 

じゃあなくって!

これからの季節の夜行高速バスには、

みなさまホントご注意を!!!

 

夜間の熱中症って、あなどれない!

 

ってワケ!

 

こわかった!

 

ただ、それだけ!

 

 

 

 

なんかね、

停留所とまるたび(10分間くらい)に

エンジン止まって

すると冷房も止まっちゃうんだね…

 

そのたびに暑くて…

 

真夏は逆にそんなことないんじゃないかな?て思うのー

 

まだ身体が暑さに慣れてない今こそが、

 

ゆ だ ん た い て き !