つけちゃん、

京都の祇園四条に行った。

 

祇園四条で 学生の時のお友達に会ったの。

 

そして再会が再会を、

さらに人が人を呼び、

大きなうねりの中に入った、と思ったら

そこには素敵な人とか作品とかがいっぱい存在していて

感覚が研ぎ澄まされるのだった。

 

素晴らしいひと ばかりだった。

 

多かれ少なかれ

何かを創り生み出して

自分が自分の人生のパイオニアとなっている、

そんな様子を見て、

つけちゃん、刺激を受けたのだった。

 

そんな人たちを抱く場所、

東京にしろ、

京都にしろ、

みやことして栄えた場所で生み出されるものは

やっぱり洗練されているのだった。

 

つけちゃんが好きな川越も

小江戸って呼ばれているよね…

 

そういう場所で、人も磨かれていく。

 

身を削ってさ、時には痛みもともないながら

美しく磨かれていくんだね。

 

やっぱりさ、目がちがうって思う。

 

創りびとのつとめを果たしている人たちの目は

鋭く光ってるって、つけちゃん思う。

 

Yes、間違いない!

 

そういうふうにできているんだ!!

 

 

それからね、カヌレ大好きつけちゃん、

なんと、珈琲とカヌレのお店に行ったのー!

 

そんでさ、

このカヌレちょっとひと口食べてみるとするよ、

ね、ひと口食べるとするよ、そしたらさ、、

 

「!!!」

 

つけちゃん、目ぇ向いた…

美味しすぎて、思わず立ち上がりそうになったもん…

 

「これ、やべぇ…」

 

って思った…

 

つけちゃん、心の中では

どんぶりいっぱいにこのカヌレを食べたいと思ったが、

京都の祇園四条で

そのようなことを言ってはいけない。

決して言ってはいけない。

 

だってほら見て、

アートの妖精REIちゃん(※注)は

すでにはんなりとスマートに召し上がられた。

 

美味しさに打ち震えながら

はんなりとカヌレ1個で

なんとか我をおさえたつけちゃん。

 

こんなだからいつまでも人間が磨かれないんだ、

つけちゃんてば、ね…ね…ね…

 

 

 

※注 REIちゃんはアートの妖精であり、

つけちゃんにとって特別な存在のお友達です。