夏休みに入って1週間ほどたつ。
といっても夏休みに入ったのは息子KJで、つけちゃんではないのだが。
とにかくそれはつまり、
KJの行うゲームの音、
KJの見るYouTubeの音、
KJの見るテレビの音諸々が、
つけちゃんを不躾に襲う日々なのだった。
つけちゃんの、
文章書いたり、
お絵描きしたり、
何かを創ったりする時間が
いきなりそれらの音声によって断たれるということを意味する。
耳というのはとても敏感なもので、
つけちゃんはどうしても息苦しく辛くなってきた。
「ゲームいい加減やめてよ」
「YouTube見すぎ」
「部屋片づけてよ」
………
もうさー、
思春期にさ、何ゆっても聞くかよ。
そこで、つけちゃんはシンプルに考えた。
ほぼ1日中、リビングに居座るKJ。
同じ空間にいるからしんどくなるのだ。
つけちゃんはゲームもYouTubeも全くしないので、
つけちゃんが居場所を変えればよいのだ…
というわけで、
つけちゃん、明日から自分のお部屋にひきこもりますよ。
だから、リビングのお掃除などなど含め、
自分がごはんを食べる前後の用意からお片付けまで、
KJにまかせます。
自分が過ごす空間の世話くらい、自分でやるがよい。
KJ、君はもうすぐ12歳。
自立に向けてしっかりやってくれたまえ。
つけちゃんは、もう自分を譲らない。
つけちゃんは、もう絶対に自分を見失わない。
つけちゃんのひきこもり、2024夏。
はじまり はじまり。
んじゃ、ばいばい。
また夕方に会おう。