時間は止まらない。

9秒の沈黙

昨日の朝ドラで9秒の沈黙があった

9秒でも長く感じたけれど

もし9秒じゃなくて30秒だったら

どうだったのだろうかと

見ている人の想いは人それぞれ

違った方向に向いていくような

だから9秒なのかと

 

布団の中で思った

病院で順番待ちをしている

椅子の上でなくて良かったと

きっと心が壊れてしまうような

 

2月1日の新聞記事で

珠洲で被災 妻子4人亡くす

独り 現実なのかと

 

 

 

自分なら受け入れられない

たぶん自分は

ここまでは思えないと思う

 

 

過去の記憶を全て消し去り

現実から目を背けてしまわないと

自分が壊れてしまうような

そんな気がしてしまう

辛いどころの話じゃない

 

 

 

金曜日は術後初めての診察でした

全てが順調だったので

腹筋を鍛えて重たい物を持つ遊びを

続けたいと聞いてみたら

そこは鍛えようがないとのこと

もし反対側が同じようになったら

その時は手術をと言われ

病院を後にしました

 

病院の帰りに

ドラックストアーに立ち寄り

店内に入ろうとしていた時

 

吸い場が少なくなった喫煙者が

駐車場でスパスパと

そこまでして吸いたいのかと

心の中で思っていたら

 

その人(おっちゃん)は止まれ止まれ

大声を出して車を止めました

 

買い物を済ませて外に出た時

その(おっちゃん)とすれ違ったので

さっきは感心しましたと

「凄かったですね」

「おっちゃん)が大きな声を出して」

「もし車を止めていなかったら」

「今頃はと」

 

運転していた叔母さんは

お礼を言ったかどうかは知りませんが

 

誰かが褒めてあげないと思い

その(おっちゃん)に声をかけました

そうしたら

あの角度でバックしたら

必ずぶつかると思えたそうです

煙草を吸いながら気配りができる人も

いたのです

 

車でバックをする時は

ひと昔前なら

助手席の背もたれに左手を添えて

左側から後ろを見てバックする

のが恰好良く女の子からも

運転が上手に見えるバックの仕方だと

思っていましたが

 

最近の人は前を向いたまま

サッと上手に車羽枠の中に入れる

自分はバックカメラが付いている車でも

最近の若い人のように前のモニターを

見ているだけでバックはできません

機械が信用できない年寄りなのですね