お盆は終戦記念日
昨日は終戦記念日であり
実の父の命日でもあった
自分が公職に就いていた頃は
8月15日には正午のサイレンに合わせて
黙とうするのが当たり前だった
自分は戦死した叔父さんや父のことを
考えながらいつも黙とうをしていた
昨日も正午のサイレンに合わせて
思いを巡らしていた
自由に飛び回れるトンボ君
もし自分がトンボになれたら
百何十キロも飛んでいくのだろうな
そして誰かさんの指に止まる
でも顔を思い出せないから
無理だろうな
トンボ君は人を捕食者とは思っていない
そう思えるようになってきた
二本指は
小指だって薬指だって
そう難しいことではなかったが
しかし3本指だと
なぜここに止まらなきゃならないの
他に止まれるところは
いっぱいあるのにって
3本指には
ここに止まるときっと良いことあるようなって
そう思わせるようにしないと難しいような
人間界と同じような