6日間流水に浸けて置いた栃の実から
泡が出なくなったので
栃の実のアク抜きに入ります
まず大鍋に湯を沸かします
グラグラ沸いた湯に中に灰を入れます
灰の量は4㎏の栃なら自分の灰で7杯でした
鍋に灰を入れてから
またグラグラするまで沸かします
次にグラグラに沸いた灰汁を
綿の袋で濾しながら栃の実が隠れるまで入れます
ここでちゃんと灰汁ができているか
確かめるのには指を入れて汁を舌につけます
ピリッとくれば灰汁ができている証です
自分の灰の力だと1時間半も
濾した灰汁に栃の実を漬けておけば
栃のアク抜きは完了です
ちゃんとアクが抜けたかは
手製の簡易蒸し器で栃の実を
15分ほど蒸して
栃の実がスプーンで押さえて
潰れるようになったら
栃の実のアクが抜けた証です
木灰で栃の実のアク抜きをして作った栃餅は
手間はかかりますが多くの人たちが
遥か昔を懐かしんで下さいます
しかし木灰の力って凄いですねえ~
ステンレスの鍋でさえ長時間の放置はいけません