お昼になると
真夏並みの気温になる日もありますが
朝晩やこの週末はとても過ごしやすい気温にもなり、
秋の気配を感じさせる今日この頃、
土曜日(祝日)には近所の団地内で
4年ぶりに夏祭りが開催されるなど
の賑わいを見せました
また、昨日は私自身の記念日
という事で嫁さんたちが色々と
気を遣ってくれたのですが
私自身も珍しく・・・・というか、
小・中学生の頃くらいまでは
その記念日に対して私自身もなにか
“特別な日”としての意識があったにせよ、
それ以来はあまり感じることも無く、
よく聞く他人の話ではその日は
「一般的にはよくケーキを食べる。」
らしいのですが、
私自身がその自身の日にそれを食べる
なんて事はほとんどしてこない
この何十年を過ごしてきました。
それが
先ほども少し触れましたが
私自身も今回のその記念日は
ここ数十年感じた事のない
“特別な日”的な感じ
が湧きあがりました。
年齢を重ねる上で
所謂オオダイを迎える前というのは
誰しもが今までや今後の5年とか10年とかを
見返したり、見直して軌道修正をしたり・・・・
とか、してしまうものなのでしょうが、
私も珍しくそんな事を
今回は考えてしまったわけです。
振り返ってみると、
十代、二十代、三十代、四十代・・・・
いずれの10年も、
それなりに激動だった実感ではありますが、
中でも“ここ10年”という時代は
私の人生でも
“自身の生き方”や“これまでの価値観”
などを全て引っくり返したような10年だった、
わけです。
先ず、迎えた一年目。
それまで十数年勤務して
それなりに地位や立場も得た感すらあった前職
を離れる事になり、
いまの職に引き抜いて頂いた転職から
それは始まりました。
それから割とすぐに恥ずかしながら
ストレスでストレス性蕁麻疹を
数年間、抱え込みました。
その後、それも割とすぐに
父や嫁さんが大きな手術をする事になり、
私自身も心底心配で居ても立っても居られない、
出来れば自身が身代わりになりたい気持ちまで
不安を抱えることになりましたが、
(しかも年は違えど、全く同じ手術日の8/27。)
いずれも奇跡的な結果を得た大成功でした。
その間、私自身の実家や嫁さんの実家などでは
家族が勢揃いして旅行をする・・・・などの出喜事(出来事)
もありました。
そして、
その十年も折り返し時期を迎えようとしていた
44歳を迎えようとしていた頃に
まさに私自身が今後の人生設計をどうするか
真剣に考え始めた頃に
天使が舞い降りてくるような出喜事
が起きました。
そこからは、もう何がなんだか・・・・
一年いちねんが激動過ぎて。
車は新車になるわ、
9年暮らした自宅が新居になるわ、
その頃にもなると
新型コロナウイルスで私自身どころか
世界中が変わるわ・・・・。
この世の中は
なにがあるのか検討もつかないので
今後も十年、二十年と
先を保障されたものではありませんが
前向きに考える上では
この一年先を迎えた先には
私もそれなりのオオダイを迎える年齢
を迎えているのだと思います。
かの織田信長も
「人間五十年。
化天の内をくらぶれば
夢幻のごとくなり。」
と儚い人生を、
まさに自身の人生をひっくり返す
いや当時の日本全国をひっくり返すような出来事
を起こす直前に謡ったわけです。
(割と多くの人の間で、この歌は
『本能寺の変』の際に最期に謡われた・・・・
とも勘違いされているようですが、
実際には『桶狭間の戦い』前夜に
今川義元軍の尾張侵攻を聞いて出陣する際に
この一節を謡い舞ったようです。)
また、この『敦盛』は、こう続きます。
「一度生をうけ、
滅せぬもののあるべきか。」
これは、現実を直視する上で
必ずこの世に別れを告げる日が来ること、
を意味し同時に
“限りある命、本当になすべきことは何か”
を問いている、とも言われています。
私自身、若い頃はそれなりの野心もありました。
いまはそのような野心は抱いておりませんが
それでも守りたいものも抱えていますし
いまより少し良い暮らし、なんてものも
考えてみたりします。
ある意味、これまでの人生観の中で
“限りある命でなにがしたいか”
は世の中的には大それた事ではないにせよ、
それなりに見えているつもりですし
私自身にとりましては
誇りに出来る事でもあります。
そんな残り一年を見据えて
様々な想像や過去の思い出を
ひっくり返しながら考え込んだ昨日。
「一度生をうけ、
滅せぬもののあるべきか。
これを菩提の種と思ひ定めざらんは、
口惜しかりき次第ぞ。」
あと10年もすれば、
きっと今は私に
笑顔と我がままを振りまいている愛しい人は
私への関心を失うどころか
憎んだり嫌気がさしてしまっている可能性
すらあるわけで。
そうなる事を覚悟しつつも
それを否定せず受け入れ、
私自身は私自身で
人がしても、しない。
人がしなくても、する。
を貫ける人として
大切なコトを見失わずにいれるよう
尊い一日いちにちを過ごしていければ
といまは思っています。
皆さんはこれから、なにをしますか?
このブログが、少しでも皆さんのお役に立てれば 幸いです♪
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本日が皆さんにとって、素晴らしい一日となりますように♪