
☆12月4日、金曜日。風が強くて冷たいです。
配達で、常楽寺会館前を通ると・・・

☆重野区長さんが三村造園会長さん協力により、「見なれないもの」をトラックから降ろされていました。
☆どうやら、安土駅前広場の『天主タワー』解体の為、12月3日に屋根上から取り外された『鳳凰』像でした。
☆像の高さを測ってみると、約130センチありました。
☆常楽寺区が、像を永久保存する為に預られたようです。
☆調べてみますと・・・、「天主タワー」が完成したのは昭和63(1988)年です。同じ年に安土駅の周りでは、「南広場」と「安土町城郭資料館」、「相撲やぐら」、「安土駐在所」、「安土駅南北地下道」が完成し・・・『大相撲安土場所』が開催されましたね
☆つまり、鳳凰さんは27年で引退・・・と云う事で・・・ちょっと早いと思いますね。
☆昔の写真を見ると完成時鳳凰像は「黄金色」でした。
(駅前の『織田信長公像』は平成3年完成です。)

☆JR安土駅は、平成29年春完成予定で、『橋上化工事』が始まっています。
☆前年度の、南広場『相撲やぐら』撤去・近江八幡警察署安土駐在所の移転工事(城下町をモチーフにした立派な旧駐在所は解体されました)に続き・・・、
地下通路の「瓦葺きの立派な屋根」と「天主タワー」の解体撤去が始まったのですね。
☆今後は、『仮跨(こ)線橋』建設と「木造の昭和テイスト国宝級跨線橋」(とある新聞のコラムによりますと「安土駅の開業は大正3年ですが跨線橋は昭和28年に建てられたらしい」とあります)の解体撤去・・・と続くようです。

☆上の写真は11月28日撮影ですが、防音シートで覆われた「天主タワー」の上に『鳳凰』がポツンと飛び出て見えますね
☆この像も、誰も云わなければ・・・「クズ鉄」扱いされるところでした。
(過去に「安土町」の遺品ともいえる公共施設の「看板」が同様に「屑」扱いされるところでした。)
☆そう言えば・・・昨年、解体撤去された『相撲やぐら』の屋根上の「時計」はどうなったのでしょうかね