☆平成25年4月6日土曜日。朝は。
☆天気予報通りに、爆弾低気圧!?の影響で、昼前から小雨が降り始めた安土町常楽寺、沙沙貴神社界隈。
常楽寺区が、毎年4月の沙沙貴祭りで沙沙貴神社に奉納する「大松明」は、時間通り朝8時、出発地点、常の浜「金刀比羅神社」に到着しました。
近年にはめずらしく、桜は満開
引き綱をもう一度、締め直して、準備完了です。
8時半。沙沙貴神社の岳真杜宮司により清め祓い式がありました。
☆正午すぎ。私は、白装束に着替え、橋本町会館へ行きました。
駕輿丁と鳴物の皆さんによる、大松明・出立ちの宴に参加する為です。
私は、既に、お祭りを卒業(42歳)した年齢(51歳)ですが・・・、今年から、その「卒業生」も手伝うこととなったのです。
(つまり、神輿の担ぎ手「駕輿丁」が不足している為、各町共、OBに召集がありました。)
☆会館には既に3人のOBが、支給された桃色のタオルを首に巻いて、遠慮しがちに酒を飲んでおられました。(遠慮していたのは、初めだけですが・・・。)
☆同時刻、常楽寺地下でも、満寿(大松明係)24人による出立ちの宴がありました。
この宴は、(大松明の先頭に乗る)最年長者の「神明縄(竹の子)」が振舞うことになっています。
ちなみに、今年の神明縄の役は十念徳幸さんです。
午後2時過ぎ、すっかり出来上がった満寿さん達は、再び衣装を整え常楽寺会館前に整列です。出発前に、満寿・新入生4人(三役)による手桶踊りの最後の試技があります。(ここでの3回で緊張をほぐします。)
ちなみに、今年の三役は、手桶振(正)→草村武博さん・手桶振(副)→溝井秀幸さん・綱先→木俣茂さん・進行→間宮泰樹さんです。
2時半。常楽寺区長[野田礼喜さん]・代理区長[小嶋正治さん]を先頭に、満寿の行列が伊勢音頭を歌いながら、大松明が待つ金刀比羅神社前まで行列です。(降っています。)
3時。駕輿丁と満寿による出発前のセレモニーの後、大松明の上に、まず、竹の子さんが乗りました。(これから5時間、降りられません。)
次に常楽寺の小字7町の駕輿丁頭領さん7人が決められた順番で乗ります。
☆さあ、大松明、巡行の始まりです
(道中の様子は省略します・・・。)
☆午後7時半、沙沙貴神社の境内を一周(たっぷり1時間はかかる、拝殿廻し)した大松明は、楼門を出て奉火場所に到着しました。
(この時間帯、嬉しいことに、雨は止んでいました。)
☆この後、人が降りた大松明から台車を取り外し、人力で立ち上げ、奉火できる状態にするのに・・・、さらに1時間かかります。
(見ている人は「もっと早くできないのか」とイライラしていると思いますが・・・、途中で倒れた年もあり、慎重にならざるをえないのです。のんびりと見物して下さい。)
☆午後8時55分。点火係の竹の子さんは、口上を述べ自分がずっと背負っていた、火種となる神明縄(竹の子)に火を付けました。
後ろ向きになり、竹の子を弧を描くように、大松明の頭上に投げ込みますが、真上に投げ上げてしまい1度目は失敗でした。
(次の2回目。火種は見事に投入されました。)
☆雨の中での奉納でしたが、火のついた大松明は、イッキに燃え上がりました












