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赤心片片

ありのままの自分で日々を過ごせると良いなあと思いつつ、中々そうも行かないので。
我に帰るための雑感記録。

2017年11月にバイクで転んで怪我をしました。

 

背骨を含む20か所の骨が折れ、両方の肺が潰れ、心臓への打撲もありました。

 

事故直後とICU入室中は意識が飛びそうな痛みと息の苦しさに襲われながら、もうダメだろうと何度も覚悟をしました。

 

もうダメだろうと覚悟したときは、絶対的な孤独感を感じますね。

 

幸いにも手術が成功し、苦しみながらも順調に回復して、2週間経ったときはHCUに移りました。

 

穴蔵のように感じたICUからHCUに入ると、窓際のベッドに移されました。

 

窓の外には透き通るように晴れた青空が広がり、遠くに小さな飛行機が飛んでいました。

 

青空と飛行機を眺めると、自分も透き通っていくような感じがして、ほっとするような懐かしいような暖かい気持ちになりました。

 

この時に自分は何を感じたのか、難しくてとても言い表せず、そんな事があったとだけ私を僧侶の世界へひっぱってくれた方に話したところ、それは大悟というものだと言われました。

 

そんな大それたものではないと思うのですが、最近ようやく何を感じたのか表現することができるようになりました。

 

それはただ、互いに在るということが、とても有り難いことだということでした。

 

つながりはなくても、青い空があって、飛行機が飛んでいて、自分がある。

それぞれが互いに在ることで、この世界を形作っているということに、気が付いたのでした。

 

青い空と飛行機がなんと頼もしく、暖かく、美しく感じたか。

 

自分はこれからずっと忘れないでいたいと思います。