少し前のことですが・・・

 去る5月4日から5日にかけて、「認定実務実習指導薬剤師」の資格をいただくためのワークショップに参加させていただきました。

 

 場所は石川県にある北陸大学の太陽が丘キャンパスです。

 金沢駅から朝早く出発のバスに乗る必要があるため、香林寺にある東横インに前泊しました。

 金沢は馴染みのない地であり、更に一緒に参加する知り合いもいないため、朝ちゃんと指定のバスに乗れるか心配で心配で・・・ホテルは駅から徒歩で30分弱、と遠いし朝でも無料送迎バスは20分おきだし。乗り遅れたらどうしよう、と不安でホテルまで歩いてみました。

 

 で、少しだけ安心して早めに就寝。そうそう、このホテルで良かったのは部屋に大きな壁掛け時計があったこと。ホテルでは珍しいですよね?

 

 チェックイン時に「朝食は6:30からですが、今日は満室なので早めにどうぞ」と言われていたので6:23に朝食会場に行ったらもうオープンしていてビックリ!

 「バイキングの必勝法」に基づいて最初、少なめに盛ってさあ2周目!と思って目線を上げたら、、、何と、長蛇の列がホテルの入口まで伸びていました😅

 内容も比較的良かったのですが、カレーがあったのには驚きました!でも、行列に並び直したら時間のロスなので断念。

 

 そして「WS(ワークショップ)参加者」というお仲間を見つけられないままバスで金沢駅へ、そして路線バスで会場である北陸大学へ。

 ここでやっと、他の参加者さんとご挨拶できました。

 

 参加者は全員で60名。富山県、石川県、福井県から。調剤薬局薬剤師と病院薬剤師は半々、他に大学で学生を指導しておられる方なども。

 

 全員が輪になって自己紹介した後、オリエンテーション、講義と続き、、、以下のスケジュール通りに進みました。

 

 詳しくレポートするとキリがないので、全日程終了後、自宅で書いた報告書をコピペします(笑)。


 

概要と感想(第1日目)

 

2B 科学万博おばさん

(○○薬局 △△店)

 

 まず、オリエンテーションで言及された「教授錯覚」は印象的でした。教えられたことを理解していても、「習得する」というのとは全く別なのだということは自分を振り返っても心当たりだらけです。それを念頭に入れて学生を指導することが重要だと理解しました。そして指導する側は「学習者の行動に価値ある変化をもたらす」使命があり、そのハウツーを学ぶのがこの研修なのだと思いました。

本題のWSに入る前にWorld Cafeがあり、とても楽しくリラックスできました。そのおかげで空気がなごみ、後のWSに入り込みやすかったです。

「薬学教育の問題点」は、就職直後からずっと抱いていた不満・疑問が次々湧いてきて、書いた意見の数は多かったものの、島を作り名札をつけ、関連付ける「KJ法」は面白い反面難しかったです。

「学習目標の作成」以降は「地域医療の実践」について取り組みました。

「目標」では「地域医療の問題点を確認し地域社会の人々と共有する」「薬の知識を深めるために指導・広報活動を行なう」「来局者に(単に薬を販売するのではなく)薬学的トリアージを行ない適切な医療を提供する」「自治体ごとの医療制度を理解し医療スタッフ及び患者に対して薬物治療等を説明する」を挙げ、発表しました。この過程で、タスクの方から「…できる」ではなく「…する」と言い換えるよう指導されたのですが、これが最初に言われた「理解する」と「価値ある行動をする」の違いなのだなと思いました。そして発表後の質問を受け、実は「在宅医療における薬剤師の役割を自ら積極的に調べて、問題を抽出して他職種に繋ぐなど適切な行動がとれる」が最重要目標なのだと気づきました。

次に「パフォーマンスを測る教育評価」。20年後、30年後まで考えた究極の目標に到達するには、今の制度では恩恵を受けられない(または介護認定を受けるまでの期間に支払った代金の返還を受けられない)人々にまで福祉の手が及ぶ行政が必要だよね、そのためには議員になるのが一番だけど、解決策を行政に提案するくらいは一薬剤師でもできるよね、という話に(タスクの助言を受けて)及んだのは目から鱗でした。

このWSではルーブリックや最も重要な学修目標の評価計画を考えたのですが、実習期間が2週間しかなかった4年制世代の私には難しく、6年制卒との差を感じました。

そして全般的に、自分は他人の意見をまとめるのが苦手であることも痛感しました。

また、日頃の実務では「レベル1」をこなすのが精一杯であったり、座学のDVDを見たのに実はよく理解していなかったのが露呈した私にとって、より高みの目標を設定し学生を導くことは難しいとも思うのですが、今回のWSを生かし実践に繋げたいです。

最後に…普段接することのない病院薬剤師と情報交換できたのは楽しく有意義でした。


 そうそう、最初に書いた「World Cafe」ですが、1つ目のお題は「あなたが大学時代、印象に残ったことを絵に描いてください。文字は書かないで」というものでした。

 私は大学祭で学術発表(ポスターセッション)する一方で、和服を着て升酒を売ったことを絵に描いたのですが・・・。

 大学時代の一番の想い出は科学万博に通って全パビリオンを制覇したことなので、コスモ星丸を描けばよかったです。

 科学万博では我が東邦大学でも、万博会場飛び地に雨水利用研究のパビリオンを出展し、今で言うSDGsな取り組みを行なっていたので充分テーマに合っていたのに・・・です悲しい

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 何はともあれ、難しい部分はあったし厳しいスケジュールではありましたが、勉強になりましたし普段の仕事では決してお会いできないであろう方々と仲良くお話できたのは楽しく有意義でした。

 

 このような機会を与えてくださった瑠璃光という会社に、感謝を申し上げたいです。