令和4年2月13日 | 津人のブログ

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連日のオリンピック中継を観たり、藤井聡太竜王の史上最年少五冠達成の報に驚いたり、店にバレンタインチョコのコーナーが設けられたりと、日々盛り上がっている我々日本人。
ただ、その日本から8,172km離れたある国の国民は、三方を隣国の軍に包囲され、この瞬間にも軍事侵攻の危機にさらされている。
そう。8年前のロシアによるクリミア併合から非常事態が続いているウクライナ。国の東部で政府軍と親ロシア武装勢力による戦闘が続いているあの。
今や、ウクライナ政府にとってNATO加盟は必要不可欠となり、今回、それに猛反発するロシアがウクライナとの国境に軍を増強する事態に。
ウクライナと言えば、かつてはソ連の宇宙開発、兵器開発、原子力開発の中心を担い、ソ連崩壊後は、非核化の中立国の道を歩み、現在は東欧のIT大国に。
一貫して目指したのは、欧米とロシアの橋渡し的存在。両者間の平和構築へのイニシアチブを握る立場。
それが、どう歯車が狂ってこのような事態になってしまったのか。
今後の動向は、プーチン大統領次第とも言われているが、一旦侵攻が始まってしまったら、もう、両者とも引き返す術がないような気がする。
最悪の事態を避けるべく、外交的解決が必死に図られている側面もあり、それに期待しながら、今後の情勢を注視していきたい。