聶耳記念碑(ニエアルきねんひ) | 湘南・辻堂ローカル情報

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月見こんにちは月見

すっかり秋ですね紅葉ここ最近は気温も20度を下回る日が続いていますが、湘南の海には

気温関係なく、人がいっぱいですサーフィン

 

 鵠沼海岸

鵠沼海岸にある、聶耳記念碑(ニエアルきねんひ)をご存じでしょうか?

今夏の東京オリンピック・パラリンピックでも中華人民共和国中国の国家「義勇軍行進曲」が流れる

機会がたくさんあり耳にされた方も多いと思いますが、その作曲者である聶耳(ニエアル)さんは

藤沢市とゆかりが深い人物なのです目

 

 聶耳さんは、1912年中国昆明市で生まれ、4歳の時にお父さんが亡くなり、貧しいながらも勉学に

励み、成績はいつも優秀。中でも音楽では並ぶ人はいなかったそう。音楽学校、演劇学校に

進んだ聶耳さんはヴァイオリンやピアノを学び、本格的に作曲を手掛け始めて1935年「義勇軍

行進曲」を作曲しました。もとは映画の主題歌で作られたそうカチンコ

 

 

しかし同じ年の7月藤沢市鵠沼海岸を訪れていた聶耳さんは友人と遊泳中の事故で

亡くなられたそうです。聶耳さん23歳の時でした。

 藤沢の人は、異国の地で亡くなった若い才能を悲しみ、鵠沼海岸に記念碑を建てました。

 

建設中の聶耳記念碑

現在の聶耳記念碑

こうした活動は、中国の人たちを感動させ藤沢市と昆明市は姉妹友好都市となり、

今年で40周年となりました日本中国

 

鵠沼海岸でこの記念碑を見たときに「聶耳」・・・なんて書いてあるのかな照れと、

思っていましたが、ニエアルさんという若い異国の作曲家の方がいたという事を

思い出せるよい機会になりました富士山